高校バスケで東北大会出場、怪我で挫折するも「死んだわけじゃないし、なんとかなる」精神の経験からクリエイティブ職へ転身
はじめに
「寝てる時以外は求人と求職者と市場のことを考えてます」
そう語るのは、株式会社CyXenでクリエイティブ部門を担当する日下さん。宮城県出身の彼女は、高校時代にバスケットボールで東北大会出場を果たすも、高3直前の大怪我でスタメンを外れる挫折を経験。しかし「死んだわけじゃないし、なんとかなる」という強い信念で乗り越え、その経験が今の仕事への向き合い方に繋がっている。
新卒でCyXenに入社し、1年目は新規営業として苦戦。「量をこなしても達成できない」という壁にぶつかり、一度は退職を考えた。しかし、上司の理解と配置転換により、クリエイティブ部門で新たな道を見出す。今ではAIを活用した求人票作成で、すべての顧客に応募を届けるという高い目標に挑戦している。
ノンプロフィット部門でありながら、営業の成果に直結する価値を生み出す━━その姿勢が評価され、今回「注目プレイヤー」として社内で表彰された。
「今、かい」━━東北大会直前の大怪我から学んだこと
━━ 簡単に経歴を教えてください。
宮城県で生まれて、幼稚園から普通の家庭で育ちました。小学生の時も普通の子供で、中高でずっとバスケを続けてたっていう感じですね。高校生の時はめちゃめちゃのめり込んで、最終的に東北大会出場っていうところまで行けました。
━━ 高校時代の挫折について聞かせてください。
高校生の時は人生で一番大きい挫折をして、一番努力した時期でした。高校2年生の後半の3年生になる直前に大きな怪我をしたんです。
━━ その時の感情はどうでしたか?
「今かい」って感じでした。めちゃめちゃ調子よくて、なおかつずっとスタメンで最後の大会めっちゃ頑張りますみたいな時に怪我したので。
━━ やめようと思わなかったんですか?
やめようと思わなかったですね。もう終わりも近かったので、なんか今やめたらめっちゃ歯切れ悪いなぁって感じで。
━━ なぜそう思えたんですか?
なんだろう、死んだわけじゃないし、なんとかなると思ってるからですかね(笑)それがずっと自分の中にあるので。なんとかなるっしょみたいな感じで振り切りました。
結局、東北大会のところまでには戻れてたりもしてたので、結局どうにかなるなっていう風な。実体験からめちゃめちゃ強くあります。
新規営業での苦戦━━「量をこなしても達成できない」
━━ CyXenに入社した理由は?
就活は結構いろんなとこ見て、途中から無双してもう内定もらうことがゴールみたいな感じでめちゃめちゃ内定もらいに行こうみたいな(笑)。
その中で、浅尾さんが結構話す内容に突っ込んでくれて。他の会社の最終面接官の中で一番突っ込んでくるな、この人みたいな。他のところは結構「すごいね」みたいな感じだったんですけど、浅尾さんはすごく突っ込んでくるから「なんだこの人」と思って。
あとは社員面談も設定してくれて、この人たちと一緒に働きたいっておもったのがきっかけですね。
━━ 入社1年目の新規営業はどうでしたか?
めっちゃきつかったですね。量をこなしても達成できんみたいな感じでした。
━━ 転職を考えなかったんですか?
ありました。ちょうど6月の時に石井さんに「ぶっちゃけもうやめたいです」みたいな感じで言って。石井さんがなんとか調整してくれて、今とは違うところでやってみないかっていうことで、違うとこでやってみようっと思いました。
━━ やめなくてよかったと思いますか?
やめなくてよかったなと思います。その経験があったからこそ、違う視点でコンサルも見れて、よりもっと楽に売らせられる方法とかありそうだなっていうのがこっちの立場になったからこそ分かって。そこをもうちょっと突き詰めてみようっていうふうに思えてるので。
AIを武器に「応募ゼロをなくす」━━クリエイティブ部門での挑戦
━━ クリエイティブ部門に移動してどうでしたか?
もうがむしゃらに一旦やってみようと思ってって感じですね。本当にがむしゃらに。
私の中でクリエイティブに移動したから「めっちゃだらけた」みたいな感じで思われるのめっちゃ嫌だなーと思って。ノンプロフィットだからこそ、もっと評価されに行かなきゃなっていうふうな感じで見てました。
━━ クリエイティブ部門で成長したことは?
ちゃんと成功要因を分析しようとか、失敗要因とかを分析しようっていうところをちゃんと考えて、なおかつどうやって再現しようかなと考えるようになったかなって。
━━ 現在のミッションは?
応募ゼロをなくす。解約にならないように、すべてのお客様に対して成果を提供する。これをもう100%やり切る。かつ、そこでコンサルがどうにかして利益を持ってこられるようにサポートするって感じです。
━━ 具体的にはどんなことをしていますか?
AIを活用して求人票を作成したり、市場の変化に合わせて常に新しい手法を試したりしています。先月成功したことも今月やったら全然成功しないじゃん、っていうのは結構あるので、現状維持しないっていうことが一番です。
とにかく市場にしがみつくみたいな。変わるのは本当にしょうがないし、そこにどうしがみつくかみたいな感じで動いてました。
介護業界を「知らない人が参入しやすい業界」に
━━ この業界に対する想いは?
もっと介護医療とかを知らない人が参入しやすいような業界になりたいなーっていうのはめっちゃあって。私自身、多分この事業部入ってなかったら「いやもう絶対行かないなぁ」みたいな感じだったと思うんですけど。
いざ中に入ったからこそわかる良さっていうのもわかるので、それをもっと他の業界とかに知ってもらって、参入しやすい業界になってくれれば人手不足っていうのもなくなっていくのかなっていうのをめっちゃ思いますね。
━━ 組織への貢献についてどう考えていますか?
もっとコンサルタントや新規営業が売りやすいように、めちゃめちゃできることをやっていきたいなっていう感じです。
その根源は、やっぱり自分が新規営業で苦戦してきたからこそ、もうちょっと違う形で私も還元したいなっていうふうには思ってるので。
━━ ノンプロフィット部門へのメッセージは?
自分がいなくなると困るっていうのを思われるような行動とか仕事とかをやるっていうのプラス、それをアピールしていってほしいなっていうのはあります。
「楽しいので熱中することは」━━一緒にのめり込む仲間を求めて
━━ どんな人と働きたいですか?
一緒にのめり込んでくれる人ですかね。仕事で一緒に熱中してくれる人。温度差が激しいとギャップを感じてしまうので。
━━ どれくらい熱中しているんですか?
朝起きてすぐ考えるし、夜寝る間際までもずっと考えるし、寝てる時以外は求人と求職者と市場のことを考えてます(笑)。
━━ それぐらい熱中できる人がいいと?
そうですね。楽しいので熱中することは。本当に。
挫折を乗り越え、新たな価値を生み出す
高校時代の大怪我、新規営業での挫折。二度の大きな壁を「死んだわけじゃないし、なんとかなる」という強い信念で乗り越えてきた日下さん。
新規営業で苦戦した経験があるからこそ、今はクリエイティブという違う立場から営業を支援できる。AIを活用し、すべての顧客に応募を届けるという高い目標に挑戦し続ける姿は、まさに「「最前」で「最善」をつくす」というCyXenのコンセプトそのものだ。
ノンプロフィット部門でありながら、「自分がいなくなったら困る」と思われる存在になる。その覚悟と行動力が、今回の「注目プレイヤー」という評価に繋がった。
「楽しいので熱中することは」━━この言葉に込められた、仕事への純粋な想いが、介護・医療・福祉業界の未来を変えていく。
CyXenでは、一緒に介護・医療・福祉業界の課題解決に熱中する仲間を募集しています
「寝てる時以外は仕事のことを考えている」
日下さんのように、仕事に熱中し、のめり込める方を求めています。
私たちは「介護・医療・福祉から、高度経済成長をもう一度」というビジョンを掲げ、テクノロジーの力で業界の「当たり前」を変革しています。AIを活用した求人票作成、市場の変化に即応するクリエイティブ戦略。すべては「応募ゼロをなくす」ため。
営業で苦戦した経験も、挫折も、すべてが価値になる。違う視点から業界を見つめ、新しい解決策を生み出せる。そんな環境がここにはあります。
一緒にのめり込み、熱中し、介護業界を「誰もが参入したくなる業界」に変えていきませんか?