陸上部で培った0.01秒への執着心が、人材業界での成長を加速させる
はじめに
「私は誰かに何かを教えるっていうのがすごく好きで、その誰かがすごい成長するとか、できなかったことをできるようになった瞬間を分かち合うのが、結構自分のやりがいになるタイプなんです」
そう語るのは、株式会社CyXenで活躍する貝山さん。入社わずか1年半でエース人材として活躍する彼女だが、その道のりは決して平坦ではなかった。配属直後の挫折、数字への執着がもたらした失敗━━そこから学んだ「顧客視点」の大切さが、今の彼女を作り上げている。
高校時代は陸上部で七種競技に打ち込み、大学時代はサークルの広報担当としてSNS運用に熱中。0.01秒の改善も、フォロワー数の増加も、すべては「目に見える成長」を追い求めた結果だった。そんな彼女が、なぜ人材業界を選び、どのような想いで介護・医療・福祉業界と向き合っているのか。その胸の内を聞いた。
0.01秒への執着心━━高校時代に培った成長への渇望
━━ 高校時代はどんな学生生活を送っていたんですか?
もう部活一本で頑張っていました。陸上部で七種競技っていう7個の種目をやるやつをやってました。
七種競技って、全部マルチにできないとダメなんですよ。だから、もう全部を練習するのがとにかく忙しかったのと、あとはシンプルに0.01秒の世界なんですけど、その0.01秒でも速くなるのが楽しくて、熱中してました。
━━ 0.01秒の改善に喜びを感じていたんですね。
とにかく一人で鍛えて鍛えまくってましたね。それが楽しかったです。成績が上がるのも楽しかったですし、なんかできなかったことができるようになるとか、そういうのが楽しかったです。
━━ 大学ではどんな活動をしていましたか?
サークルの広報担当みたいなのをしていて。インスタとかツイッター全部運用して、フォロワー増やして、新入生のかき集めをずっとしてましたね。
サークルが好きで、自分の好きなものを全く知らなかった人が興味を持ってくれて、好きになってくれるっていうのが嬉しかったし、あとフォロワーとかだと数字が目に見えるじゃないですか。伸びた伸びたみたいなのが楽しかったです。数字で改善が見れてというか、わかりやすいのが好きです!
配属直後の挫折━━「落ちこぼれ」からの再起
━━ 就職活動はどのように進めましたか?
大学3年の秋ぐらい、9月ぐらいに始めた気がします。当時は業界は一切絞らず、とりあえず知ってるところにずっとエントリーシートを出し続けていて。
途中でなんかもう分かんなくなっちゃって、一回人材紹介のエージェントさんに相談した時に「営業っていうのが2個あって、有形商材と無形商材があって」みたいな説明を聞いたんです。
━━ なぜ無形商材、そして人材業界を選んだんですか?
無形商材って、その人だからとか、あなただから買うみたいなのが結構多いんじゃないかっていう仮説が私の中であって。貝山さんだから買ったんだよとかって言われる方が嬉しいなって思ったので、もうそっから無形商材に絞って。で、無形商材で思い浮かんだのが人材だったから、人材業界に11月ぐらいから一本で絞って就活してました。
━━ なぜこの会社を選んだんですか?
2つあって、1つ目は私はもともと海外事業をやりたくて。新原さんと面談した時に「0から1が好きなのか、1を100にするのかどっちの方が好きなんだろうね」って言われたんですよ。
その時に、いや私1から100をするぐらいだったら0から1で先駆者になった方がかっこいいなと思って、まだ海外事業をやっていないところっていうので絞ってうちを選んだ。それが1つ目の理由です。
2つ目は完全に人で選んでいて、石黒さん(新卒採用担当)は会社の課題とか、まだまだこういう伸びしろがあるんだよっていう部分も教えてくれたし。私、知らないことを教えてくれる人が結構憧れるというか、新原さんとの面談はもう完全にそうで。だから新原さんや石黒さんと一緒に働けるならここで最初のキャリアを築きたいと思い、入社を決めました。
━━ 実際に入社してどうでしたか?
正直言うと大変でした。配属された瞬間が結構私は落ちこぼれたというか、なんか初めてこの会社に入ってうまくいかない時期で。どうすればいいんだろうみたいな、もうわかんなくなっちゃったみたいな挫折が一番最初にあったので、そこがすごい大変だったなっていうのと。
あとはこの業界のことを何も知らない状態で入ったし、私のお客様基本目上の方、代表の方とか、私よりも知識を持ってて私よりも年上の方で。その経験とかが浅い中で対等に話せるように自分の知識だったりをつけないといけないっていうのが結構一番大変でした。
数字への執着から顧客視点へ━━本当の成功の意味
━━ その挫折をどうやって乗り越えたんですか?
1つあったのが、私は結構数字を出さなきゃという考えしかなくて、利益出さなきゃみたいな、100万もっと積み上げなきゃって思っていたら、全然うまくいかなくて。
そんな時にふとなんで上手くいかないんだろうって内省した時に、全然なんかお客さんのことを思った提案をしてなかったな~と思って。自分の利益を出したいから、じゃあ単価の高いプランを打診しちゃおうとか、なんかそういう変なことをしていて。
━━ そこからどう変わったんですか?
このお客さん幸せになるためにどういうことすればいいんだっけとか、このお客さんの将来こういう夢があるから、そのためにmedicaってどういう価値貢献ができるんだっけを考えた瞬間に、すごい自分の戦いやすいフィールドに行けるようになったというか。やりやすくなりました。
だから私は自分から他人目線になった瞬間にうまくいくようになりました。
「想いがあるのに人がいない」━━業界への深い共感
━━ 介護・医療・福祉業界に対する思いを教えてください。
元々は正直そんなに興味がなかったんですけど、実際一緒に携わっていくというか、いろいろお話を聞いていく中で、もう今の日本には必要不可欠な業界だっていうのも分かるし、お客様も皆さん大好きだし。
一緒に働く代表の方とかがすごく思いがあふれている方が多くて。その思いがあるのに人がいないから実現できないっていうのが、私としてはすごく心苦しいというか。
━━ どんな点に心を動かされましたか?
こんなに素敵なビジョンがあるのに、人がいないがゆえに、そうなってるのであれば、私はそこを救って、この人の未来を叶える何かのきっかけになりたいっていうのがあるので。
介護業界は未来の日本になくてはならない存在だからこそ、業界とや関わるその人たちが幸せになるための1個の手段として、私が採用をお手伝いしています。
介護職って3Kとかよく世間で言われてると思うんですけど、全然そんなことないよねとか、むしろなんかすごいいい仕事だよねって、一人でも思ってもらえるようになるのが、私が目指す未来です。
チームの成長が自分の喜び━━理想のリーダー像
━━ 今後のチャレンジ、ミッションは何ですか?
私はどちらかというとその誰かに何かを教えるっていうのがすごく好きで、その誰かがすごい成長するとか、できなかったことをできるようになった瞬間を分かち合うのが結構自分のやりがいになるタイプなので。
それこそチームを持って、その子たちが自分で稼げるようになって、それの結果でお客さんも幸せになるし、それによって利用者やご家族の方も幸せになるし、一緒に働く社内のメンバーたちの生活も豊かになる、それが私のミッションです。
━━ どんな人と一緒に働きたいですか?
抽象度高いんですけど、なんか誰かのためにとかっていう思いがある人と一緒に働きたいなと私は思っています。
別にそれが先方じゃなくてもいいと思いますけど、誰かのためにがむしゃらに頑張れる人の方がお客様だけでなく、社内にも愛される人になるんじゃないですかね?
0.01秒の積み重ねが、誰かの幸せに繋がる
高校時代、0.01秒の改善に執着した陸上部での経験。大学時代、フォロワー数という分かりやすい数字を追い求めたSNS運用。そして社会人になって、売上という数字に囚われて失敗した経験。
貝山さんのキャリアは、常に「数字」と向き合ってきた。しかし、本当に大切なのは数字の先にある「人」だということに気づいた時、彼女は本当の意味での成長を遂げた。
「誰かのためにがむしゃらに頑張れる人」━━それは、まさに今の貝山さん自身の姿でもある。お客様のため、チームメンバーのため、そして介護・医療・福祉業界で働く人たちのために。
0.01秒への執着心は今、誰かの人生を0.01でも良くしたいという想いに変わった。その小さな積み重ねが、やがて大きな変化を生み出すことを信じて。
株式会社CyXenでは、一緒に介護・医療・福祉業界の未来を創る仲間を募集しています
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