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-社長メッセージ- 株式会社FAREAST代表取締役社長 佐々木敏行
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株式会社FAR EAST
almost 2 years ago
-社長メッセージ- 株式会社FAREAST代表取締役社長 佐々木敏行
貿易の歴史かつて金と塩が等価で交換されていた時代があった。とんぼ玉と奴隷が交換されたことさえもあった。その時代や社会通念によって現在とはかけ離れた価値観によって物の交換、つまり「交易」がなされていたのである。そもそも交易とは何であろうかと考えるに、つまりは等価の価値の交換、言い換えれば互いに合点のいく形で物と物、金銭と物、或いは無形の何かを交換する行為なのであるが、それを外国と行う場合に「貿易」と呼び、その際、商品を送り出すことを「輸出」受け入れることを「輸入」と呼ぶことになっている。貿易は異なる国の間で行われる商品の売買であり、それにより互いに利益を生み出すことが重要なのはいうまでもな...
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almost 2 years ago
最終話 『自走』- Discover JALIシリーズ-
はじめて日本へ輸出したドライパイナップルは、大手百貨店、専門店、五つ星ホテルなどハイエンドマーケットへの参入を果たし、たちどころに完売した。その次もまたその次もあっという間に売り切れた。ここで新たに直面したのが生産力の問題。場当たり的な生産体制により供給の安定を欠き、暫くの間欠品状態が続いた。そこで製造工程を見直し、散見されるボトルネックを一つ一つ解消していった。また昼夜2交代制を導入し、原料作物の収穫に合わせて加工作業に要する労働力を召集するなどして生産量は7倍にまで膨らんだ。その間生え抜きでリーダー格の同僚がプロジェクトを去ったりもしたが、その穴は残りの者で必死に埋めた。原料高騰の逆...
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almost 2 years ago
第四話 『日本』-Discover JALIシリーズ-
2012年2月 Jali Organic Project のモーゼス・エフライム兄弟と、技術者のマヤヤ(Joseph Mayaya)、セマキュア(Joseph Semakure)ら4名を日本へ招いた。実際の日本市場や製造現場をその目で見、肌で感じてもらうためだ。輸入食品店でのヒアリング、百貨店から専門店、 スーパーマーケットまで可能な限り見て回り、日本市場の食料品のクオリティの高さを実感した。設備に頼らず基本的なことが徹底された食品工場を見学し、規 制や手順、意識の重要さも実感できた。狭いスペースを最大限有効活用し、厳格な規律のもと効率的且つシステマティックに作業する日本の工場の作業風景...
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almost 2 years ago
第三話 『前兆』-Discover JALIシリーズ-
2010年夏。我々 FAR EAST は初めてウガンダのビクトリア湖に浮かぶブッシ島 ジャリ村へ足を踏み入れた。島の対岸から木製のカヌーを漕ぎ、蓮の華が咲き乱れパピルスが覆い被さるように生い茂る水面を滑るように進み、島の入り口 ジャリ村 の船着場に着く頃、太鼓の音に合わせて歓声が響き渡り、激しく踊る島民の姿が目に飛び込んできた。この島の歓迎の挨拶のようだ。村の子供達は、初めて目にする日本人の姿が珍しいらしく、目を皿のようにしてじっと見つめており、話しかけると跳び上がって喜んだかと思えば急に恥ずかしがり黙りこくったりする。島は赤土と眼前を埋め尽くすほどの緑に覆われ、なるほどこの島が「ある意...
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almost 2 years ago
第二話 『始動』-Discover JALIシリーズ-
以後住民達との話し合いの場を何度も何度も設けて、ようやくプロジェクトに向けて村が一枚岩となってきた。プロジェクトに賛同する電気も水道もガスもないこの村にまず最初に必用であったのは清潔な水。早速、井戸を掘った。工場も皆で作った。フルーツを乾燥させる為の機械も用意ができ、残る問題は島への輸送であった。細い水路をくぐり抜けられて尚且つ数トンにもなる機械を運び込む為の木製フェリーを皆で作り皆必死で運んだ。これで最低限の設備と人材が揃った。2008年には、英国のオーガニック認証を受け、ORGANIC FOOD AWARD を受賞し、英国市場への足がかりが出来た。本プロジェクトは、FAR EAST ...
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almost 2 years ago
第一話 『上陸』-Discover JALI シリーズ-
第一話 『上陸』父の遺言によりウガンダのビクトリア湖に浮かぶ、ブッシ(Bussi)島のジャリ(Jali)村に 640エーカーの土地を譲り受けたことを知った モーゼス(Moses Kibuuka Muwanga) が、初めてその地を踏んだのは1995年のことだった。モーゼスは1965年ウガンダに生まれ、幼くして資産家に引き取られエジプト、フランスへと移り住み、映像作家を生業とし、英国に妻子とともに暮らしていた。木製のカヌーを漕ぎ、パピルスが群生する密林の狭間を掻き分けてようやく辿り着いたジャリ村でモーゼスの眼前に現れたのは、赤い土と深い森の緑、そしてたわわに実る多種多様な果実であった。「ア...
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almost 2 years ago
FAR EAST と歩く世界 –デーツ・エジプト編–
デーツってナンダ?デーツ(ナツメヤシ)。コーランにも、旧約聖書にも、アラビアンナイトにも、ハムラビ法典にも、その名が出てくる。それは”神の贈り物”だと伝えられています。紀元前6000年の昔より史実に登場し、古来病後の回復食、美容食、健康食としてなくてはならないものとされてきました。実はこのデーツという食品は、FAR EASTとは切っても切り離せないとても強い縁で結ばれています。私たちがコロナという大きな疫病に耐えながら、今もこうして皆様に「文化と物語」を届ける貿易会社として存在できる所以は様々な人や物で、構成されています。そしてその中でも、このデーツは間違いなく私たちを支え、道を作り、そ...
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almost 2 years ago
『BAZAAR 』と『 CARVAAN』って?
この記事をお読みになる方はおそらく、ファーイーストのどこかしらにご興味をお持ちいただいていることだろうと思います。しかし、我々のことを初めてご存知になった多くの方の頭の中には、『BAZAAR と CARVAANって文字が募集のあちこちにあるけど、一体何のことだ?』という大きな一つの疑問が浮かばれたことと思います。詰まる所、この2つの名前は我が社が持つ2大ブランドの名前です。そしてこの2ブランドに加え、様々な施設や企画を推進していく役割を本社が担っています。そこでこの記事は、BAZAAR と CARVAANというわが社が誇る2つのブランドが、”どんな感じ”なのか。まず簡単なご説明をさせてい...
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almost 2 years ago
「貿易」を仕事にするということ 代表取締役社長 佐々木敏行
●人と貿易の歴史かつて金と塩が等価で交換されていた時代があった。とんぼ玉と奴隷が交換されたことさえもあった。その時代や社会通念によって、現在とはかけ離れた価値観によって物の交換、つまり「交易」がなされていた。そもそも「交易」とは何かと考えるに、等価の価値の交換、言い換えれば互いに合点のいく形で物と物、金銭と物、或いは無形の何かを交換する行為である。それを外国と行う場合に「貿易」と呼び、商品を送り出すことを「輸出」、受け入れることを「輸入」と呼ぶ。貿易は互いに利益を生み出すことが重要なのはいうまでもないが、異文化の交流、異なる慣習や言語の交わりによって互いに生じる変化にこそ、貿易というビジ...
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almost 2 years ago
【社員インタビュー No.10】CARVAAN CRAFT BEER & GRILL 店長 岩田大一
CARVAAN CRAFT BEER & GRILL 店長 岩田大一Q.【入社経歴・動機】A. 今までやってきたこと、自分がこれからやってみたいことが全て此処にある両親が飲食店を営んでいる姿を幼い頃から見ていたこともあって、飲食店の接客業が好きで気が付けばその道をずっと歩んでいました。高校卒業後、勤めていた多国籍料理屋で初めてスパイスを使った料理や海外の輸入クラフトビールに触れたことがきっかけで、そこから更にビールの世界を深めたいと思い、都内のビアレストランに就職し、店長として8年間勤務しました。当時の取引先であったCARVAAN BREWERYのブルーマスター(醸造長)木村と縁があり、...
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almost 2 years ago
【社員インタビュー No.9】CARVAAN TOKYOアルバイトスタッフ 榊智江
CARVAAN TOKYOアルバイトスタッフ 榊智江Q.【入社経歴・動機】A.FAREASTで活躍するスタッフに憧れて生来の運動好きで、元々はチアダンスをしながらスポーツ専門学校でインストラクターを目指していました。前職はスポーツ用品店で3年半接客を経験した後、更なるキャリアアップを目指して事務スキルを培うために広告系企業で一年半事務職を経験。その中で、やはり面と向かって人と繋がる接客業こそが自分のやりたいことだと思い直し、転職を決意しました。元々FAREASTBAZAAR博多マルイ店を利用していて、当時店長であった現CARVAANミドルマネージャー田中の活躍を知りました。田中が埼玉のC...
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almost 2 years ago
【社員インタビュー No.8】MD事業 本部 商品開発担当 萩原由香
MD事業 本部 商品開発担当 萩原由香Q.【入社経歴・動機】A.ゼロから生み出し、創り出す仕事を実家が農家で米や野菜の栽培、養鶏に携わる中で、幼い頃から将来は食に関わることがしたいと思っていました。料理やお菓子作りをしながら、人の健康を支える管理栄養士を目指して製菓専門学校へ。卒業後は二年半程神戸の有名洋菓子店でお菓子教室の運営や商品開発に携わり、その後はバリスタ、パン製造、パティシエ、和菓子創りなど多岐に渡り経験を積みました。新しいキャリアを探していたところ、出遭ったのがFAREAST。企業理念の全てに感動し、事業内容にも面白さを感じて、カフェ併設店である天神店へアルバイトとして入社し...
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almost 2 years ago
【社員インタビュー No.7】MD本部 野中愛子
MD本部 野中愛子Q.【入社経歴・動機】A.未知の分野の仕事に挑戦したい元々モノ創りが好きで、この世に無いものを生み出すことが出来る唯一の学問として化学の面白さに目覚め、大学では工学部化学科を専攻し、大好きな研究を続けるために大学院に進学。有機合成の研究をメインに、開発した技術で特許も幾つか取得しました。 卒業後、総合印刷メーカーに就職。パッケージ開発を担当し6年半勤務しました。一通りの仕事を自分の手でやり尽くしたと感じたこともあって退職を決め、昔からの憧れを叶えるためにワーキングホリデーでカナダへ渡航。一年半現地で生活して帰国した頃には、今までやったこと無い仕事がしたい、生産者から消費...
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almost 2 years ago
【社員インタビュー No.6】CARVAAN BREWRY 醸造長 木村 栄
CARVAAN BREWRY 醸造長 木村 栄Q.【入社経歴・動機】A.モノ創りだけではなくコト創りを 伝統と革新が融合したビールを造りたい奄美大島で生活していた中学時代、大自然に関わる中でモノを創る楽しさを覚えて高校は農業科に進学。果実や野菜など栽培全般を学び、卒業後は北海道の牧場で暫く農業に携わっていました。その後東京から北海道まで自転車の旅をする機会があり、行く先々で日本人の温かさやホスピタリティーに触れ、日本の伝統を活かした日本人らしいモノ創りに関わりたいと思うようになりました。20歳の頃、それを叶えるために酒造メーカーに就職し13年間勤務。当初は日本酒造りを希望していましたが、...
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almost 2 years ago
【社員インタビュー No.5】CARVAAN 事業部 ミドル・マネージャー 田中聡美
CARVAAN 事業部 ミドル・マネージャー 田中聡美Q.【入社経歴・動機】A.目指すは生涯現役。日本と世界を結ぶ仕事を。昔から海外の文化に興味があり、高校は国際科に進学。その頃から第二外国語で学んでいたフランス語は大学に行っても続けました。卒業後は老舗ホテルで5年半フロント業務を担当しながら資金を貯めて、長年の夢であったフランスへ渡航。パリ発のアクセサリーブランドで4年半勤務し、充実した生活を送っていました。語学もビジネスレベルには到底及ばない片言という状況で履歴書一枚だけを握って、飛び込み営業でようやく掴み取った仕事ですが、フランスでは労働条件が恵まれ過ぎている環境に脳味噌が溶けそう...
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