Value Creation部門 大久保晴佳
Q.【入社経歴・動機】
A.「世界各地の多様な文化を掘り起こし、運び、熱く伝えたい」ミッションに共感
小学校の頃に通っていた英語教室をきっかけに、英語を使って世界中の人とコミュニケーションをとる楽しさや可能性の大きさに気づき、大学3年生の時にはカナダ留学を経験したこともあり、世界中の文化に興味を持つようになりました。漠然といつか貿易に携わりたいという想いを持っていましたが、大学卒業後は会員制のリゾートホテルに就職し約8年間ホテルのサービス業務を一通り務めました。その後、昔から興味のあった貿易会社に転職し4年間貿易事務を担当しました。そんな中、「世界各地の多様な文化を掘り起こし、運び、伝える」というミッションを掲げるFAR EASTに出会い、深く共感し、転職を決意し2018年に入社。4ヶ月後、社員登用試験を経て社員に。FAREASTBAZAAR大阪タカシマヤ店に2年勤務した後、現在は本社のValue Creation Teamに所属し、貿易事務、FAR EAST BAZAARの販促関わる業務に携わっています。新商品発掘や買い付けの業務はこれから経験を積むので今は「新米貿易商人」として勉強、勉強の毎日です!
Q.【仕事内容、働き方】
A.、自ら発熱し、生産者・お客様・働くスタッフを繋ぐ
貿易実務に関する業務全般・資材管理・外部受注管理・原材料表示・規格書等、表示管理・商品に関わる顧客対応など
現在私が主に関わっているのは商品の輸入業務全般、販売促進業務です。商品の輸入通関に関する手続きをしながら、現地と絶えずコミュニケーションを取る中で店舗から挙がったお客様からの喜びの声や改善点をリクエストします。また、現地の生産者の想いや文化的なストーリーを店舗のスタッフやお客様に伝えることも貿易商人の役割です。気候変動や宗教観などのバックグラウンドによって現地とのコミュニケーションは一筋縄にはいきません。日本市場で途上国のドライフルーツがどれだけ希少で需要があるか、また衛生基準やクオリティの高さについても熱を持って現地に伝え続ける必要があります。諦めずに伝え続けることで少しずつお互いの文化を理解し合い、改善改良を重ねて日本のハイエンドマーケットで求められる商品として磨き上がります。自分たちの村のドライフルーツが格好良いパッケージに身を包み、高級ギフトやお客様自身のご褒美として選ばれている情景を伝えています。すると、彼らは「Great!!」「Wonderful!!」と感嘆の声を上げ、「次はもっと美味しいドライフルーツを作るんだ!」と歓喜してやる気に満ちていく姿を見聞きします.....私自身も「大変だけどこの仕事をやってて良かった!」とやり甲斐を感じる瞬間です!
貿易業務において語学力はあるに越したことはないですが、一番大切なことは自ら発熱し、熱を持って相手と関わり続けることだと思います。この「発熱体であること」は貿易だけではなく、FAR EASTの全ての仕事において大切にされている価値観です。
Q.【FAREASTとは?大変なことは?】
A.理想は雲よりも高いムーンショット、日々の行動は地道に愚直に
貿易は「世界と繋がる」という夢のある華やかな仕事のイメージが先行しがちですが、一つの商品が販売の軌道に乗るまで、その裏では地道な業務をひたすら愚直にやり続けることが求められます。理想を高く掲げチャレンジングな目標設定をするのがFAR EASTの方針です。それを実現するためには一足飛びにはいかず、まずは目の前のお客様一人一人、そして商品、貿易書類、販促に関わる資材一つ一つと大真面目に向き合い、地道にコツコツとトライアンドエラーを繰り返しながら仕事を進めています。
また、低温倉庫での品質管理や検品作業、イベント時の運搬作業、検疫でのトラブル緊急対応など...実は体力仕事も多く「一人でよくやってますね!」と外部の方には驚かれるのですが、誰かがやらなければ商品がお客様の手に届かない、価値も伝わらないので、力仕事も地道な作業も一つ一つに責任とやり甲斐を持って取り組んでいます。商品に関わる仕事なので、自分の確認作業や行動一つで全社へ影響を与える役割の重さも感じますね。失敗して落ち込むことも沢山ありましたが、社長や先輩の須田典子さんや野中愛子さんにもいつも助けていただきました。大変だけれど、こんなにワクワクに溢れる仕事は他にないなと思って続けてこられました。
Q.【今後の目標は?】
A.世界各地のワクワクするようなストーリーのある商品を自ら発掘したい
今後は世界に出て、誰も知らない驚きと感動に満ちた文化的な商品を自分の手で見つけてみたいですね。その土地に根付いた文化・歴史に触れ、その場で感じた驚き・感動・高揚感をそのまま日本のお客様、スタッフに運び伝えたいです。また、「日本の貿易商人」として世界中の人々に、日本古来の精神性や魅力的な文化も届けていきたいという新たな野望も持っています。