戸原(院長)
regeでは、よく
「まず、やってみよう。」
という話をします。
新しいサービス。
患者さんへの案内方法。
院内の仕組み。
SNSでの発信。
業務の進め方。
良さそうなアイデアが出たら、最初から完璧を求めすぎず、まず試してみる。
まだ完成していないクリニックだからこそ、そうやって今の形をつくってきました。
でも当然、
やってみたことが全部うまくいくわけではありません。
むしろ、やってみたら
「これ、違ったね。」
となることもあります。
山下(管理看護師)
あります(笑)。
「これ、絶対いいと思います!」
と言って始めたのに、
実際にやってみたら患者さんに全然伝わらなかったり。
仕組みを変えてみたら、逆に現場が大変になったり。
「こっちの方が効率いいはず」と思ったのに、全然効率が良くなかったり。
普通にあります。
そのたびに、
「すみません、これダメでした(笑)」
ということもあります。
でも、それを言えることって、実はすごく大切だと思っています。
戸原(院長)
私が怖いのは、失敗することそのものではありません。
失敗したことを言えなくなることです。
せっかく始めたから。
自分が提案したから。
先生が決めたから。
今さら変えづらいから。
そんな理由で、うまくいっていないことを続ける方が問題です。
やってみて違ったなら、
「違いました。」
でいい。
大切なのは、その次です。
「じゃあ、どうする?」
そこからまた考えればいいと思っています。
山下(管理看護師)
そしてもう一つ、regeで面白いなと思うのが、
良かったものを、どんどん持ち帰ってくること。
です。
例えば、自分が別のクリニックや病院を受診した時。
見学に行った時。
医療とは全然関係のないお店やサービスを利用した時でも、
「これ、すごく分かりやすかった。」
「この案内、regeでも使えそう。」
「この仕組み、患者さんにとって便利かも。」
と思ったら、みんなに共有します。
逆に、
「ここ、ちょっと分かりにくかったな。」
という経験も参考になります。
患者さん側に立ってみて初めて分かることって、結構あります。
戸原(院長)
私は、それでいいと思っています。
すべてをゼロから自分たちで考える必要はありません。
他のクリニックがやっていて良いと思ったこと。
他業界のサービスで便利だったこと。
スタッフが患者さんとして経験して良かったこと。
良いものは、素直に学ぶ。
そして、
「regeだったら、どう取り入れられるだろう。」
と考える。
大切なのは、「自分たちが考えたかどうか」ではありません。
患者さんにとって良いかどうかです。
山下(管理看護師)
だから、普段の何気ない会話から改善が始まることもあります。
「この前行ったクリニック、こういう案内していて良かったですよ。」
「それ、うちでもできそうじゃない?」
「じゃあ一回やってみよう。」
そんな感じです(笑)。
誰が言ったかも、あまり関係ありません。
先生が見つけたものでも。
看護師が見つけたものでも。
理学療法士でも。
運営メンバーでも。
良いと思ったものは共有する。
そして、使えそうなら試してみる。
自分たちのやり方だけが正解だと思わない。
これはregeで働く中で、大切にしていることの一つです。
戸原(院長)
もちろん、
「失敗してもいいから、何をしてもいい。」
という意味ではありません。
医療なので、安全性に関わることは別です。
守らなければいけないルールもあります。
患者さんにご迷惑をお掛けしてしまった場合には、きちんと振り返る必要があります。
インシデントが起きれば共有して、
「なぜ起きたのか。」
「次に起こさないためにはどうするのか。」
を考えます。
誰か一人の問題にして終わらせるのではなく、
マニュアルが分かりにくかったのか。
情報共有が足りなかったのか。
業務が一人に集中していたのか。
そもそもの仕組みに無理がなかったのか。
仕組みとして防げないかまで考える。
そこは、とても大切にしています。
山下(管理看護師)
私自身、失敗するのはやっぱり嫌です(笑)。
落ち込むこともあります。
「なんで気付かなかったんだろう。」
と思うこともあります。
でも、そこで一人で抱え込んで終わらない環境があるのは、ありがたいと思っています。
困った時に相談できる人がいる。
「じゃあ、次どうしようか。」
と一緒に考えてくれる人がいる。
現場だけで解決できなければ、運営のメンバーにも相談できます。
問題が起きた時に、
「誰が悪い?」ではなく、「どうしたら良くなる?」
を考えてくれる組織がある。
だから、また次の挑戦ができます。
戸原(院長)
挑戦しようと言いながら、
失敗した瞬間に責められる組織だったら、
誰も挑戦しなくなります。
意見も出なくなる。
問題があっても言わなくなる。
そして、
「言われたことだけやっておこう。」
となってしまう。
私は、それが一番もったいないと思っています。
regeは、まだまだ完成していません。
だからこそ、一人ひとりに考えてほしい。
自分たちの中だけで考える必要もありません。
外を見て、
良いものがあれば学ぶ。
自分たちに合う形に変えて、試してみる。
違ったら、また変える。
山下(管理看護師)
実際、regeには、
一度決めたけれど変わったことがたくさんあります。
やめたこともあります。
元に戻したこともあります。
他のクリニックを参考にしたこともあります。
医療とはまったく違う業界の仕組みからヒントをもらったこともあります。
「やっぱり前の方が良かったね。」
となることだってあります(笑)。
でも、それでいいと思っています。
何も変えなければ失敗もしません。
でも、良くなることもありません。
挑戦して、失敗して、学んで、共有して、また変える。
その繰り返しで、今のregeがあります。
戸原(院長)
私たちが求めているのは、
一度も失敗しない人ではありません。
最初からすべてできる人でもありません。
失敗した時に隠さない人。
分からない時に「分からない」と言える人。
良いものを見つけたら、
「これ、うちでもできませんか?」
と言える人。
そして、うまくいかなかった時に、もう一度考えて挑戦できる人。
私たちが大切にしているレジリエンスは、こういうところにも表れるのだと思います。
「やってみたけど、ダメでした。」
それをちゃんと言える。
「他でこんな良いやり方を見つけました。」
それもちゃんと言える。
そして最後は、
「じゃあ、regeではどうしよう?」
をみんなで考える。
私たちは、そんなチームであり続けたいと思っています。
もしあなたも、
完成された環境で決められた仕事をするより、
いろいろなところから学び、試行錯誤しながら、より良いクリニックを一緒につくっていくことに面白さを感じるなら。
ぜひ一度、regeを見に来てください。
あなたがこれまで見てきたもの、経験してきたことも、regeをもっと良くする力になるかもしれません。
一緒に挑戦してくれる仲間を、私たちは待っています。