東愛知日産で新規事業創造に携わるメリットについて
【グローカル ビジネス インキュベーター 一期生募、学生さん目線で気になるところを東愛知日産・人財チームが代表・青木に直撃取材をしました!
テーマはずばり
「学生さんにとって、東愛知日産で青木さんの元で事業創造に携わるメリットとは何ぞや!?」を直撃。
以下、取材内容をまずは楽しんでご覧いただけたらと思います。
質問:新卒社員と壁打ちする際、青木さんの【どのような経験】が【事業化の成功に直結】
してくるのでしょうか?
新卒で就職したADKやその後の起業体験も含めて具体的に示して貰えると
学生さんにも伝わりやすいかと思います。
<参考:代表・青木のキャリア遍歴>
- 10年【会社員】 広告代理店 「ADK」(営業=プロデューサー)
- 7年【起業】 東京で広告会社を0→1スタートアップ
- 1年【グローバル企業】 NISSANで世界的規模感知る
- 15年【事業承継=経営者】カーディーラー東愛知日産
回答:私としても未知のゾーンであるため、図りがたい面はあるのですが、一方でだから
こそワクワクします。変化の激しい今の時代、新規事業は「破壊的スピード」で、
完成度が高くなくとも試験的に短期間で沢山の事業アイデアをリリースし試し、
その中から成功モデルを見つけて磨き上げていくというのが要諦だと思います。
「平成」の頃は熟成して事業化を準備するという感覚だと思いますが、多くの
ITサービスの新規事業が「初期バグがあるのを前提」でリリースし、利用者の
意見をもとにバグを修正していっている潮流からも、粗削りな事業リリースで
よいと考えています。
そういった意味で、
㋐失敗を恐れず事業投入(但し、初期コスト等のリスクヘッジは想定する)
㋑PDCAをちゃんと回す
㋒マルチタスクを複雑脳で、超効率的なスピードで構想、決断を青木が行う
といったポイントがプロジェクトを前進させる要諦だと考えています。
私の経験値において【事業化の成功に直結する為に新入社員へ共有したい事例】を
考えてみました。
以下の表題ⒶからⒻは【新規事業を作り出す各段階ごとの重要検討テーマ】です。
検討テーマの各段階ごと、私の事例や実績がどのように新入社員の新規事業の
アイデア出し→ビジネスモデル完成に貢献できそうかをまとめてみました。
【数回の連載】となりますが、以下読んでみてください。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【事業化の成功に直結する為に、新入社員へ共有したい青木の実績事例】
検討段階①
世の中の潮流(方向性)を読み解き、潜在的かつ本質的なニーズを探り当てる
<Ⓐ大局観を見通し、今後ブレイクすることは何かをつかむ感度を磨く>
事例①
└【世の中の潜在ニーズ(欲求)を読み解き、ビジネスシーズ(事業化の可能性)に変換し、社会現象へ繋げた】
2002年サッカーW杯日韓開催の際、前大会までの日本代表応援ソングを
塗り替え「なぜ歌が自然発生的に変わったんだ !?」という社会現象が表出。民放キー局が一斉に報道。
渋谷駅前交差点で試合後、大衆が新たな応援歌を夜通しで歌いながら騒ぐという“その後の定番スタイル”のきっかけとなるムーブメントをプロデュース。
どうやって実現に繋げたのか !?
まずは日本代表サポーターと刷り合わせ。
100年に一度しか無い自国開催をどんなビジョンで迎えたいのか、徹底議論。
次に某著名音楽プロデューサーを巻き込み、楽曲がブレイクする品質を追求。
大会前に人々の興味を喚起させる為に、日本代表アスリートにも協力を要請。
最終的にはW杯・全試合生中継の某デジタル衛星放送と連結し、圧倒的な
露出量で新・応援歌がお茶の間へ届く。
一連の流れは自然発生的に見えるが、順を追ったシナリオに基づく作戦。
マーケティング手法(仕掛け)だと思わせずに、「連帯」を見えない
ところでつなぎ合わせるという難しいプロデュース。
結果、初めての自国W杯を国民全体で底抜けに楽しむ象徴となる
「新しい応援ソング」となった。
その後のサッカー文化の基調となるプロジェクトを構想・企画し、
実現に向け大きな結果を出したプロデューサー体験は
今後起こり得る大きな潮流を読み解き、具体的にビジネスプラン開発する
【原型探しのヒント】になるのではないかと考え、是非具体的な経験値を
共有したいと考えています。
次回、ニーズ、シーズ分析をテーマに青木に語ってもらいます。更新をお楽しみにしてください!