下記文章はOnebox株式会社のnoteの転載になります。
Onebox株式会社は、「非創造的な業務をなくす」をミッションに、2020年に創業したスタートアップ企業です。メールの共有・管理ができる機能から始まった「yaritori(ヤリトリ)」は、顧客管理や一斉配信まで提供価値を拡げ、250社以上の企業に導入されるまで成長しています。
今回は「yaritori」の運用保守、新規機能開発を担当するエンジニアのリーさんにインタビュー。現在の仕事内容から、Oneboxにジョインした経緯、今後の展望までを聞きました。
目次
エンジニアとして「yaritori」の運用保守と新規機能開発を担う
メール×AIで「yaritori」を次の成長段階へ
企業の急成長に貢献するためにOneboxへ
裁量とフラットさが揃った開発組織
エンジニアとして「yaritori」の運用保守と新規機能開発を担う
ー現在の仕事内容を教えてください。
メールDXプラットフォーム「yaritori」の運用保守と、新機能の開発を担当しています。
運用保守業務では、お客さまから報告のあった不具合の修正や、サービスを安定稼働させるための仕組みづくりが主な業務です。
一方、新機能の開発では、お客さまにより便利に使っていただけるよう、新しい機能の設計から実装まで担当しています。
直近では、請求関連の仕組みをつくりました。これまで「yaritori」はプランによって段階的にお客さまが利用できるメールアドレスの数や、登録できるチームの数が決まっていました。しかし、お客さまが増えるにつれ「アドレス1つだけ追加したい」「チーム数を1つだけ追加したい」というニーズが多くなってきたのです。
そこで、各項目を自由に追加できるオプション機能を開発しました。これにより、これまで以上にお客さまが柔軟に「yaritori」を使えるようになりました。
他にも、システム利用料の「年払いプラン」の追加、IPアドレス制限や二要素認証などによる「セキュリティ強化オプション」の追加など、幅広い新機能開発を実装しています。
ーどのようなところにやりがいを感じますか。
まず、大きな裁量をもたせてもらえるところです。
規模の大きな会社では、細かい工程ごとに専門のエンジニアが担当することが多いです。データベース設計と機能実装を別のメンバーが担当することもよくあります。しかし、「yaritori」の開発ではデータベース設計から機能の実装まで、一気通貫で担当できます。
さらに、多くの開発組織では、自分の担当する開発領域においても複数の段階でレビューが必要で、場合によっては稟議を通す必要もあります。しかし、「yaritori」の開発ではそのような工程はほとんど必要ありません。最終的に実装したい機能に向けて設計から開発まで自分主導で進められます。
エンジニアという仕事が好きで、ものづくりに集中できる環境が大切な私にとって、大きな裁量をもたせてもらえることは非常にありがたいです。
もう1つは、自分のつくった機能がお客さまの役に立っている実感を得られるところです。
規模の大きな会社では、開発担当者とお客さまとの間に何人もの担当者が入り、自分の作った機能が実際に使われているのか、お客さまの課題が解決したのかが見えづらくなります。
一方、Oneboxでは、お客さま対応の担当者と直接会話をしながら開発を進められます。だからこそ、実装後のフィードバックも、細かく共有され、お客さまの反応や効果がリアルに伝わってくるのです。自分の作ったシステムが正しく動き、お客さまの課題解決につながっている手応えを感じながら仕事ができます。
メール×AIで「yaritori」を次の成長段階へ
ー今後やりたいことを教えてください。
直近では、「yaritori」にAIを組み合わせ、新しい価値提供がしたいと考えています。
すでにAIの活用は進んでおり、メールの自動返信、クレームメールの自動判断などの機能は実装済みです。そのうえで、さらに開発を加速させ、メール対応を効率化・自動化できる機能の開発をしたいと考えています。
将来的には、メール対応業務をまるごと自動化する「AIエージェント」の開発も考えていることの一つです。AIが必要な情報を自動で探し、場合によってはお客さまサイドのAIと連携をしながら、質問への返答や見積もり送付などを自動でおこなうサービスがつくれるのではと考えています。
さらにその先には、OneboxをIPOも見据えられるような会社に成長させることが、私の大きな目標の一つです。
そもそも私がOneboxで働くのは、挑戦がしたいからです。大きな挑戦を続けた先にIPOという景色があれば、という思いがあります。その可能性を感じさせてくれる会社がOneboxでした。
その背景にあるのは、メールDXプラットフォーム「yaritori」とAIとの相性のよさです。
そもそも、企業が顧客とコミュニケーションをとる手段は、大別すると「チャット」「電話」「メール」の3つにわけられます。メールは長年「時代遅れ」「もうすぐなくなる」と言われ続け、ここ最近は他のコミュニケーションツールと比べて注目度が落ちていました。
その結果、チャットと電話については多くのサービスが生まれたものの、メールに特化したサービスは少ない現状があります。しかし、メールは今でもほとんどの企業で毎日のように使われています。
メールサービスの市場規模は大きく、圧倒的なシェアを獲得したサービスはまだありません。そのような市場環境において、「yaritori」が大きくシェアを獲得できる可能性があると思うのです。
さらに、メールはAIと相性がいい点も重要です。
私は将来、簡単な連絡対応であれば各社のAIが連携し、自動的に完了する世界になると考えています。その場合、AI同士のコミュニケーションに使われるのはメールである可能性が高いと思っています。電話のような音声でのやり取りはデータ量が多くなりすぎ、チャットの場合はコミュニケーションを始めるためにアカウントの準備や、アプリのインストールが必要です。
一方、メールはメールアドレスさえ分かれば誰にでも送れます。シンプルにデータのやり取りができる点において、メールはAIを使うのにちょうどいいツールだと思うのです。
IT業界は変化の激しい業界です。約20年前、スマホが誕生し、業界の勢力図は大きく変わりました。この波にうまく乗って成長した企業が、大企業となり各領域で大きなシェアを獲得しています。そして今、AIの出現によりこれまで以上に大きな波が起こっています。その波にうまく乗れれば、「yaritori」は大きな成長ができるはずです。
企業の急成長に貢献するためにOneboxへ
ーOneboxに参加するまでのご経歴を教えてください。
私はマレーシア出身で、日本の大学に留学しました。学生時代から、複数のシステム開発会社でインターンをしており、Excelのマクロ開発、ホームページ制作、電話販売の予約システム開発などを経験しました。
卒業後はスカウトを受け、当時はベンチャーだったアパレル系EC企業に入社。ECサイトのシステム開発に5〜6年携わりました。会社は順調に成長し、ユーザー数も4,000〜5,000人規模まで伸びました。私は当時から上場に憧れており、その実現に向けて全力で働いていましたね。
しかし結果的に、会社はバイアウトを選びます。経営の判断としては正しかったのかもしれませんが、私としては目標を見失い、そのうえ好きだった会社の文化が変わってしまうことから、転職を決めました。
その後、友人の紹介でIT企業に入社し、2年ほど勤めた後、独立をしました。そのようななか、出会ったのがOneboxだったのです。
ーOneboxに惹かれた理由を教えてください。
大きくは2つです。1つは、会社が大きく成長する過程に、もう一度当事者として立ち会えるかもしれないと感じたこと。もう1つは、メールDXプラットフォーム「yaritori」というサービスに魅力を感じたことです。
会社が大きく成長する過程に立ち会えるかもしれないと感じたのは、シンプルにOneboxがベンチャー企業であり、圧倒的な成長を目指していたからです。私が新卒で入社した会社は、小さなオフィスで4〜5名のメンバーから始め、どんどん大きくなっていきました。そのときと同じことがOneboxならできると思ったのです。
サービスの魅力については、代表である奥村さんの話を聞いて感じました。私はこれまで、メールやチャット管理のサービスの開発経験があり、その経験から、メールサービスには大きなポテンシャルがあると感じていました。
面談を通して聞いた「yaritori」のサービス内容やコンセプト、今後の展望などから、事業拡大の可能性を感じOneboxならもう一度あのときのような急成長の過程に立ち会えるかもしれない、と感じたのです。
裁量とフラットさが揃った開発組織
ー実際に入社してみて、Oneboxはどういう会社だと感じましたか。
一番強く感じるのは、裁量をもって自由に働ける会社だということです。先述の通り、エンジニア一人ひとりが設計から実装まで、自分の判断で進められる環境があります。
また、メンバー間に壁がなく、非常にフラットにコミュニケーションができるところも特徴的です。
役職や階層が多い会社では、自分よりも大きく立場が離れている人とは直接会話する機会が少なく、直属の上司やチームマネージャーを経由してコミュニケーションをとる必要があります。
Oneboxでは、代表である奥村さんに対しても「こうした方がいい」「ああした方がいい」と直接意見を伝えられ、聞き入れてもらえます。
働き方も柔軟で、オフィスへの出社も自由に選択可能です。私は家族がいるので、融通を利かせてもらえることは非常に助かっています。
ー休日はどのように過ごされていますか。
子どもと公園で遊んだり、家族と過ごすことが多いです。公園、ファミレス、ショッピングモールなどに、みんなで一緒に出かけます。
エンジニアは忙しくて家族との時間が取れない、という話をよく聞きますが、私はワークライフバランスが取れているほうだと思います。
ー趣味はありますか。
旅行です。毎年に2回は海外にも出かけます。これまで、台湾、韓国、香港、ベトナム、タイ、シンガポール、マレーシアなど、東アジアを中心にいろいろな国を訪れました。
なかでも一番よかったのは韓国と台湾です。両国とも、町の雰囲気や清潔感、治安、街並みなど、日本に似ているところが多く、言葉が違うだけで親しみやすさを感じます。似ているからこそ、食事や風景の違いが際立ち、過ごしていておもしろいです。
関連リンク
「yaritori」公式YouTube