合弁会社とスタートアップの違いとは何でしょうか?普通の回答は、株主構成?役員構成?大手の合弁の場合、実質大手と同じ?などなど、対極的に語られることも多いと思います。
大手が足りないリソースを補完しようと合弁会社を立ち上げた場合、それは実質的に大手とやることも環境も同じとなるケースが多いのではないでしょうか?
一方、全く新しいことをしようと合弁会社を設立した場合、企業文化的なものは当然影響がありますが、何事においても、所謂、0→1(ゼロイチ)の状況となる場合が多いと思います。
私どもの会社も、同じようにほぼ全てがゼロイチの状態です。ゼロイチを積み上げていくという意味ではスタートアップに近いものがあります。
一方で大きな違いがあります。率直に申しましてそれは資金力だと思います。合弁会社の場合、その多くは資金的な援助を合弁元双方から得ているのではないでしょうか?私どもも援助を受けています。
「カネを出せば、クチを出す」とは洋の東西問わず言われていますが、わるいことばかりではありません。ゼロイチを積み上げることを前提に合弁会社が作られている場合は、チャレンジに際してもそれなりの支援があります。資金調達にあまり左右されることもなく、チャレンジすることができいます。
そんな環境で新たなチャレンジをしてみませんか?
SBI XDC Network APAC株式会社
私たちはSBIグループとXDC Networkの合弁会社として、独自のレイヤー1パブリックブロックチェーン、XDC NetworkをAPAC地域で運営しています。 ▪️XDC Networkについて XDC Networkは貿易金融の効率化を主な目的とした企業向けブロックチェーンです。 3ブロック以内での超高速取引処理、1トランザクションあたり約0.00001ドルという低コスト、ISO 20022金融メッセージング規格への対応など、実用的な機能を備えています。 貿易金融と国際送金の効率化に取り組んでおり、中でも、貿易書類の電子化や国際送金の即時決済化を通じて、従来の金融インフラを革新することを目指しています。 ▪️グローバルなネットワーク ドバイに本部を置き、インド(開発拠点)、シンガポール、イギリス、アメリカなど、グローバルに展開するXDC Networkの一員として、APAC地域のハブとなる拠点を日本に設置。70ヶ国以上に広がるネットワークの一翼を担っています。 ▪️具体的な取り組み ・SBIグループの中古車輸出企業であるSSトレーディングとの実証実験を開始。貿易書類の電子化や通関手続きの効率化、新しい貿易金融スキームの確立 ・XDC2.0への移行など、基盤技術の強化も推進 ▪️目指す未来 SBIグループの信頼性とXDC Networkの技術力を活かし、より早く、より安全で、より使いやすいブロックチェーンを活用した金融インフラの構築に挑戦しています。 世界の金融インフラに革新を起こし、企業の可能性を広げることが私たちのミッションです。