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「こんな人と一緒に働ける!」トレジャーフット外部メンバーを紹介!柴田大輔 編

トレジャーフットでは、プロ人材のマッチング事業を通して、外部人材活用を推進しています。私たち自身も、経営・事業強化のために、外部のプロ人材に業務委託として事業に参画いただいています。

社員やメンバーは、自社にはない経験やスキルを持っている方と一緒に働けることで、面白さやワクワクを常に感じています。今回の記事では、社員になれば「こんな人と一緒に働ける!」と題して、パブリック事業部に業務委託としてジョインしている柴田さんにインタビューしていきます。

実際に、トレジャーフット社員メンバーからもどのように見えているのか、外部の方と一緒に仕事を進める上での、懸念点なども探っていきます。

▼柴田 大輔
株式会社トレジャーフット パブリック事業部総括プロデューサー

 【プロフィール】
1988年生まれ、秋田県秋田市出身。幼少の頃から、家族・学校・社会のコミュニティに疑問を抱く。 鎌倉を拠点にシェアハウスやゲストハウスの運営。他にもカフェ・バル・家具屋に関わりながら、街のコミュニティづくりに関わる。現在は、はじまり日和を起業し、「コミュニティづくりやまちづくり」を多角的に捉え、一緒に「〇〇づくり」をしていく伴走者として活動。場づくりやイベントから、”はじまりをはじめる”きっかけづくり、各種コミュニティ支援を行う。前職時代の繋がりとトレジャーフットのビジョンに共感し、2024年9月よりトレジャーフットにジョイン。

柴田さんへのインタビュー

ーーー 柴田さん、こんにちは!まずは柴田さんの自己紹介をお願いします。

私は、秋田県の片田舎で安定志向の公務員の親のもと、特に不自由なく、それなりに幸せを感じながら過ごしました。おばあちゃんからの言葉ですが、柴田家の家族の教えとして「人に優しくしなさい」という価値観を大事にしています。

人生の最初の一歩として、最初のキャリアでは福祉業界を選びました。しかし、大学で学んでいくうちに「この仕事を通して、本当に人に優しくいれているのか?」と思うようになってきました。そこから外に出て様々な経験をしてみたいと思い、大学は卒業しましたが、インテリア系の専門学校に行くなど、少し変わった経験をしています。その後都内の家具メーカーに就職しました。

営業職として数年働きましたが、24〜25歳の頃には、人生を長く捉えた時にこのままでいいのかとキャリアの限界を感じ、仕事を辞め、鎌倉に移り住むことにしました。

ーーー いきなり移住されたんですね!そこから、今現在の業界に足を踏み入れたんですね。

そうですね。ニートのまま移り住みました(笑)。 仕事は辞めてしまいましたが、シェアハウスのマネージャーになったり、ゲストハウスに関わったり、Webのことをやったりと、なんだかんだいろんな経験をさせてもらいました。

しかし、3年間続けているうちに、「あれ、成長していない…?」と感じたんです。シェアハウスやゲストハウスは、基本的には「箱」を埋めていく仕事なのですが、その時に、ソフト面である「コミュニティ」という視点に興味を持ち、目をつけました。

当時、山崎亮さんが提唱したコミュニティデザイナーといった概念があり、私自身も日本橋にあった施設でコミュニティービルダーとして、年間200本ほどのイベントを実施したりする機会をいただきました。その後、2018年に、前職のはじまり商店街が立ち上がりました。

そこからはエリアの活性化や地域を盛り上げる活動などのお仕事をするようになりました。

ーーー 柴田さんはイベントなどのご経験が本当に多いかと思いますが、ご自身の「プロフェッショナルさ」というのはどの部分になりますか?

プロフェッショナルかどうかはわかりませんが、まず仕事のスタンスとして、意識していることは「常に好奇心を持っておくこと」と「寛容であること」です。そこからお仕事という形へと昇華していく中で、どのように仕事を作るのかという流れになります。

ですが、クライアントの困っていることを聞いていき、話を進めていく中で、お手伝いできることが見つかっていくのです。コミュニティや場づくりのお仕事は、半年かかるものもあれば、3年〜5年かかるものもありますし、一方で単発で終わるものもあります。

案件に対して、柔軟に対応していくことが私自身の仕事の進め方であり、プロフェッショナルさを磨いていくヒントになるのではないかと自負しています。

ーーー 言葉で聞くと簡単そうに聞こえますが、実際のところ難しいのではないでしょうか?

確かに、多くの経験や場数を踏んできたからこそというのはあると思います。
関わったことがない業種業界や、知らないエリアがあるのも事実で、そういう場合でも「やってみます!」というスタンスで臨むことが多いかもしれません。

だからこそ、私の仕事はだれでもできる仕事だと感じています。

少しずるいかもしれませんが、特徴の1つとして、すぐに結論が出ないものをやっている、という視点もあるかもしれません。私が関わっている領域は、問いが複雑だったり、なかなかチーム(組織)内で解決できるものではないので、長く伴走させてもらうことが多いです。

またクライアントを巻き込んで事業を作っていくこと、共創しながら伴走していくことで、社会に貢献できるようになると感じています。

ーーー ありがとうございます!柴田さんには、今年の8〜9月頃から、トレジャーフットにジョインしてもらっておりますが、きっかけはどのようなことだったのでしょうか?

前職の「はじまり商店街」が終わるとなった際に、田中さんと辻さんと会話をしていました。もともと相性が良いことは知っていましたし、トレジャーフットが目指す方向性に協力できるなと思ったことが、最初です。

前職での繋がりは非常に大切にしていますが、自分自身の感覚やビジョンにしたがって、自分が活躍できるフィールドを選ぶことを考えていました。

ーーー 少し志向を変えますが、趣味などプライベートな一面も聞いても良いですか?

私は、趣味が5つあります。20歳頃からずっと同じです。
1つ目は、街歩きです。実際に今日もこのあと7年ほど住んでいた鎌倉へ街歩きをしてきます。その街の気質や雰囲気、カルチャー、お店など、五感を使って、その街の暮らしや営みを全般的に捉えるのがとても好きです。

あとは、サッカーを見ることとやること、それと映画、銭湯・お風呂も好きです。最後によくお酒を飲んでいます。この5つのために、私のスケジュールが組まれています(笑)。

ーーー 趣味の話だけで1記事書けそうです。では、これからパブリック事業部をどのようにしていきたいと考えていますか?

まずは、「1億円」という目指す売上目標があるので、案件を取っていかなければなりません。行政案件は時期が読みやすいことが特徴ですので、公募に取り組めるような資料作り等の準備や納品できるチーム体制を整えていくことを準備しています。

そのためにも、一緒に歩める仲間集めを進めていかなければなりません。まさにそのための準備をやっているところです。

ーーー パブリック事業が「1億円」を達成している時というのは、どのような状態になっていると思われますか?

「1億円」という状態には、2種類あると思います。「悪い1億円」と「良い1億円」です。

前者は、やらされ仕事で、なりふり構わず1億円という売上を達成している状態です。そこは目指してはいません。数字はもちろん大事ですが、少し悲しさを感じるかもしれません。

一方、後者は、仕事や取り組み方に対して、チーム内の共感度が高く、主体的に取り組んでいる状態です。例えば、先日、小橋さんが自分の地元でイベントをやってみたいという話を聞きましたし、トレジャーフットのメンバーの皆さんは地元に愛着を持っている人が多いように感じます。

最初は小さな金額でも、2年、3年……と進めていけば大きくなっていく未来もありますし、私の直近の案件でも、100万円が最終的に1,000万円まで伸びた案件もあります。

1億円という定量的な目標を設定しつつも、メンバーが想いを持った仕事の積み重ねで到達する「良い1億円」を目指したいなと考えています。自分事となる仕事を創っていきたいですね。

社内から見た柴田さん

ここからは、取締役人材育成事業 兼 パブリック事業執行役員の辻麻梨菜さんにインタビューしたいと思います。

ーーー 辻さんは、先日のビジョンデイで、柴田さんのことを「師匠」だと紹介されていましたが、関係性について教えてください。

はい、私からみると、イベント・ファシリテーションの「師匠」です。
出会いは、2018年頃、私がトレジャーフットに入社したあたりなので、結構長い期間を共にしています。

柴田さんの前職の会社が、関係人口・コミュニティ・地方創生といったカテゴリに特化している会社であり、一番最初は「ファン」として私がイベントに参加したことがきっかけでした。

当時、私自身が働き方や暮らし方にモヤモヤしていたということもあり、その想いを柴田さんにぶつけたところ「イベントやってみたらいいんじゃないですか?」と私の想いを拾ってくれました。

最初は、私自身がイベントをやるなんて… と思ったのですが、柴田さんがイベントの企画伴走をしてくれ、私がゲストとしてイベントを実行しました。そこからは、様々なイベントや時間を過ごして、柴田さんの会社から、私が業務委託を受ける、という深い関係性になりました。

ーーー 柴田さんのすごさは、どんなところにあるのでしょうか?

まずは、イベントの経験量が多いです。毎晩どこかで、何かしらのイベントをやっているのですが、その数もそうですし、テーマの幅、そして繋がりの広さという点も私にはない深さを持っています。

仕事のスタンスとしても、「仕事」というよりも、楽しんでやっている印象を受けるので、柴田さん自身の「軽やかさ」と言うのでしょうか、フットワークの軽さ・柔軟さをとても感じます。

ーーー スキルという観点で、柴田さんはどのように見えていますか?

そうですね、「編集力」がずば抜けているのではないでしょうか。
イベントを構成して、企画して、参加者を巻き込んで、みんなの想いを引き出す、そうした一連の編集力があることだと思います。

イベントにおける「自分のフィールド」を作っているように感じます。柴田さんという「色」の中に、ゲストを招き入れてる感覚で、決して「司会者」という立ち位置ではなく、ゲストを引き出す「ファシリテーション」をしているんです。

ーーー 柴田さんやはりすごい方ですね…!トレジャーフットで一緒に働く上での不安や懸念はあったのでしょうか?

正直なところ、全然ありませんでした。

もともと信頼関係もありましたし、柴田さんのすごさについても知っていたので、不安や懸念よりも、安心感やワクワクさがまさっていました。

外部人材という括りで見ると、社員とは異なる動きになるので、Slackコミュニケーションなどは、確かに最初は不安に感じたかもしれません。その他の仕事もあるかと思うので、単純に「Slack見ているのかな?」「どれぐらい見てもらえるのかな?」など……。

ーーー 今はその心配はないですか?

そうですね、定例MTGを1週間ごとに置いているので心配なく進めています。

そもそも柴田さん自身が、プロの方なので自身で自走していただいています。毎週の定例MTGで確認したものも、次のMTGでしっかりあがってくるので、テキストコミュニケーションでのリマインドや進捗確認もあまり必要ありません。なので、心配がないのだと感じます。

また柴田さんの特徴として、同じプレイヤー目線としてハンズオンで一緒に進めてくれるので、なおさらありがたいです。
心配というよりもむしろ、経験値があるがゆえに、例えばイベントページの作成1つとってみても、「15分」で仕上げてくださって、無駄のない仕事の進め方が学びになります。私たちももっと改善していかないとなと、逆に気を引き締められます。

ーーー パブリック事業部の方向性において、柴田さんがジョインすることの意義を教えてください。

柴田さんに参画いただくことで、パブリック事業部において「面が広がり、深さが出る」と思っています。

イベント1つとっても、例えば、関係人口文脈で、トレジャーフットがよく行っていた「妄想仕事図鑑」のイベントも、アウトプットの種類・手法が増えると思いますし、エリアや場所という意味で広がっていくと思います。

場所の運営やまちづくりという観点では、柴田さんは先を行っている「先人」なので、ぶつかる壁もわかっており、上手にリスク回避などもしていけると考えています。

だからこそ、そちらは柴田さんに後ろを任せながら、私自身はトレジャーフットがもともと強かった「起業・複業」といった色を手厚くできるとも考えています。この両側面を持っている会社はなかなか少ないと思っているので、より立体感が増していくパブリック事業部になっていくと感じています!

ーーー ワクワクが止まらないですね!最後に辻さんの観点で、パブリック事業部では、どんな人と働きたいと思っていますか?

一言で言えば、「仕事を楽しめる人」でしょうか。自分自身が楽しめることがとても重要で、あとは人との出会いやコミュニケーションが楽しめるということも、性格面で必須かもしれません。

あとは、パブリック事業部では、イベントなども多かったりするので、良い意味でオンオフがないシームレスさといったものがこの領域ではすっと馴染めるのではないかと感じています。

人が活躍するパブリック事業部へ

最後に、再び柴田さんのインタビューから「人」に紐づけたパブリック事業部について聞いてみたいと思います。

ーーー 柴田さん、改めて、トレジャーフットで働き始めてからまだ数ヶ月と短いですが、ビジョンデイに参加したり、実際に働いてみてどうですか?

先日、トレジャーフットのビジョンデイに参加して、「これから会社が変わっていくフェーズにあるな」ということを感じました。とてもポジティブですし、一方でもちろん課題もあると思います。

仕組みとして整えていくこともあれば、みんなが異なる場所で働いているので、チームビルディングの重要性も感じました。人との距離感も大事にしていければと感じています。「移動」よりも「会うコスト」を大切にしていきたいですね。その方が大切だと確信していますので。

あとは、トレジャーフットの事業部は、どの事業も面白そうで、一度経験してみたいなと率直に思いました。これまでは田中さん辻さんが作ってきたものがメインだったかと思いますが、みんなで仕事や数字を創っていくことが、トレジャーフットには必要ですよね。

いずれにしても、採用である仲間集めは大きな課題です!

ーーー 辻さんからは「仕事を楽しめる人」というワードが出てきました。柴田さん目線では、どんな人と一緒にワクワクしていきたいですか?

解像度を高めない形で答えるとするならば、できるだけ正直に、一緒にいて楽しい人が良いですね。仕事ですが肩肘張りすぎず、各地方に行く時にも「美味しいものを食べにいきましょうよ」というコミュニケーションを取れるくらいでも良いのかもしれません。それぐらいの温度感の方が、何か新しい繋がりが生まれたりするものです。

スキルセット的な面は、やっていればついてきます。私自身がやっていることも、誰でもできる仕事だと思っていますが、ノウハウはきちんと落としていきたいと考えています。

理想を言えば、人と話すことが好きという方がいれば、めちゃめちゃ良いなと思います。「プレゼンが楽しい」「企画が楽しい」といった捉え方ができれば、まさにその連続なので、ものすごくハマると思います。

もちろん最初は頑張ることも必要ですが、「イベント」も打ち合わせくらいだと思えてくると強いですね!

ーーー イベントが打ち合わせというのはどういう意味なのでしょうか…?

どのイベントも未来の人との繋がりのためにやっているものであり、あくまでその1つに過ぎない、という意味です。

言葉にすると「納品」というワードになってしまいますが、私の感覚としては、イベントは、「次に会うための打ち合わせ」であり、繋がりの連続だということです。参加者もお客さんではありますが、いずれ仲間になっていく人です。また次に繋がる出会いの場だという感覚です。

ーーー とても素敵な表現ですね!!最後に一言、柴田さんからトレジャーフットに興味を持っている方に向けて、何かありますか?

トレジャーフットは、これから新しい事業部もできたりと、非常に面白く変わっていくフェーズだと思っています。

トレジャーフットに入っていただける方は、どんどん自分の好きな地域に行ってほしいし、それと、自分の好きな食べ物をどんどん教えてほしいです。わからないことはみんなで解決しながら、一緒に進めて行けたらと思います!よろしくお願いします!

ーーー 柴田さん、素敵なインタビューをありがとうございました!!


トレジャーフットは採用募集中です!

今回は、パブリック事業部から、柴田さんについてご紹介しました。

トレジャーフットでは、各事業部の目標達成のために、外部のメンバーにも参画してもらいながら、事業を強化していきます。

一方で、組織という視点からも、縦の関係(上司・部下)や横の関係(同期・チームメンバー)だけでなく、社外の「斜めの関係」という仲間に入ってもらうことで意義を感じる取り組みでもあります。普段の仕事では、なかなか一緒に仕事ができない方と同じプロジェクト内で働くことで、新たな気づきや、これまでにない仕事の進め方を吸収できる、という点で学びが多くあります。

同じ社員メンバーとして一緒に働く方を増やしていきたいと考えております。トレジャーフットでは、現在採用強化中ですので、ご興味ある方は、ぜひご連絡お待ちしております!

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