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「自分のアイデアをもっと活かしたい」「新しいことにチャレンジできる環境で成長したい」
そう考えながらも、現状を変える一歩をなかなか踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、そんな思いを抱きつつも、自らの意志でキャリアチェンジを実現したエンジニア・吉川恭平さん。もともとは機械設計の技術者として活躍していた吉川さんは、IT業界への転身を果たし、現在はオリグレスでPM(プロジェクトマネージャー)としてサービス開発の最前線を担っています。
エンジニアとして新たなキャリアを歩み始めた背景から、オリグレスでの働き方、チームの雰囲気、そしてこれからの目標までお話を伺いました。
異業種からIT業界へ ― 成長の場を求めてキャリアチェンジ
――吉川さんはオリグレスに入社する前まで、どのようなお仕事をしていたのですか?
もともとは、機械設計の技術者として働いていました。さまざまな製造業の現場に常駐しながら、自動車の塗装ラインに使われる小型の治具など、機械製品の設計を行っていました。CADでの図面作成はもちろん、設計から試作、製造工程の立ち会いや出荷前の検査まで、一貫して携わることもありました。
また、20名ほどのチームでリーダーを任された経験もあり、メンバーの面談や評価といったピープルマネジメントにも関わっていました。
業務自体は充実していましたが、工場での仕事は保守的な側面もあり、融通の効かなさも感じていました。現場では「こういうことをやってみたい」と提案しても、なかなか受け入れられにくくて。もっと柔軟に新しいことへ挑戦できる環境で働きたいという思いが強まり、IT業界への転職を決意しました。
――同じエンジニアでも異なる分野への挑戦ですよね。どのように準備されたのですか?
本格的にスキルを習得したいと考え、プログラミングスクールに通いました。仕事を続けながら、平日は2時間、休日は5時間を学習時間に充てるというスケジュールで、毎週20時間以上の勉強を自分に課していました。正直かなりハードでしたが、「自分を変えたい」「ITの世界で成長したい」という強い思いがモチベーションになり、最後までやりきることができました。そして、スクール卒業後、オリグレスに入社しました。
――数ある企業の中から、オリグレスに入社を決めた理由は何でしたか?
一番の決め手は、技術責任者(技術顧問)のもとで直接働ける環境があったことです。エンジニアはピラミッド構造の中で働くことが多いのですが、それではどうしても学びが限定的になりがちです。オリグレスなら、経営や事業の意思決定にも近い位置で、技術に関わっていける。その環境に大きな可能性を感じました。
――実際に入社してみて、オリグレスの印象はいかがですか?
まず驚いたのは、チームの雰囲気の良さですね。ポジティブなメンバーが多く、初めての業務にも丁寧にサポートしてくれます。プロダクトのコードや設計に触れながら、実践を通じて多くを学ぶことができました。
提案がカタチになる PMとして歩む“初めて”の連続
――現在、吉川さんはどんな仕事をメインにしていますか?
現在はレジャー・エンタメの定額制サービス「レジャパス」のPMとして、開発タスクの管理や保守運用などの取りまとめを行っています。PMは一般的に数年間の開発経験を積んでから任されるポジションですが、その業務を入社1年足らずで任せてもらえたのはありがたく、やりがいを感じています。
加えて、新規プロダクトの見積策定や要件定義といった上流工程にも関わっており、幅広い経験を積ませてもらっています。現在、「レジャパス」の新バージョンの開発に携わっていますが、開発環境や言語、ツールの選定などについても、積極的な意見を出せる環境があります。自分の提案がそのまま採用されることも多くて、少人数のスタートアップならではの柔軟さを日々実感しています。
――大企業だったら難しいかもしれませんね。入社してもうすぐ1年ですが、特に印象に残っているプロジェクトはありますか?
「レジャパス」の加盟施設向けに、分配金の報告を自動送信する機能を開発したプロジェクトですね。以前は提携する2,000以上の施設に対し、毎月1件ずつ手動で報告書を作成・送信するという業務があり、社内でもかなりの工数を割いていました。
この工程を自動化することで、チームの負担を大きく減らすことができました。社内から「助かった」「手間がなくなった」と感謝の声をもらえたのは、とても嬉しかったです。
――オリグレスで成長を感じる瞬間はありますか?
コードの読み書きや設計の理解が格段に早くなったと感じています。最初はつまずくことも多かったのですが、実践の中で徐々にスキルが身についてきました。プロダクト全体を俯瞰して「この機能はあの部分に影響するな」といった判断がスムーズにできるようになったのも、大きな成長だと思います。
「感謝と正直」が根づく職場で、自分らしく成長していく
——オリグレスのカルチャーについて、共感する部分があれば教えてください。
オリグレスには、「感謝と正直」というバリューがあります。自分がやってもらったことに対して、ちゃんとリスペクトを伝える。そんな文化が日常に浸透しています。それって、仕事だけじゃなく、人間関係の根底にある大事な価値観だと思うんです。
(社長の)吉武さんもよく「身近な人を大切にできないと、他の人を大切にはできない」とよく話していて、すごく共感しています。私自身、家族や友人との関係を大切にしているので、そうした価値観が職場にあるのは安心感がありますね。
——そのほか、オリグレスの制度で魅力に感じていることはありますか?
リモートワーク中でもコミュニケーションが取りやすいよう、「ovice」というバーチャルオフィスを導入していて、気軽に声をかけ合うことができます。ちょっとした相談や雑談もすぐにできるのが嬉しいです。
あと最近、書籍購入補助も導入されました。専門書籍の購入に毎月補助が出るので、エンジニアとしてのスキルアップに活用しています。さっそく気になっていた技術書を購入しました。オリグレスのエンジニアはみんな学習意欲が高く、社内で技術を教え合うこともあります。そういった制度があることも、学び続けたい人にとっては大きな後押しになりますね。
――吉川さんの今後の夢や目標について教えてください。
将来的には、PMやPdM(プロダクトマネージャー)として、開発だけでなくビジネスサイドと連携しながらプロジェクト全体をリードしていきたいと考えています。多様な人と関わりながら、柔軟に動けるエンジニアでありたいですね。
――吉川さんは、人とのコミュニケーションを大切にされている印象があります。
そうですね。実は、子どもの頃から一人でいることがほとんどなくて、学校から帰ると家には必ず家族がいて、会話のある環境が当たり前でした。だから、職場でも誰かと一緒に取り組むスタイルの方が自然なんです。
――最後に、オリグレスへの応募を検討している方にメッセージをお願いします。
ビジネスサイドでは、ポジティブで自発的に動ける人が活躍しています。加えて、IPに関連する仕事を経験してきた方は、即戦力になると思います。
エンジニアとしては、実務経験が一定以上あれば問題なく、何より「こんなことをやってみたい」と自ら動ける人にはぴったりの環境です。
オリグレスは、まだスタートアップ企業です。だからこそ、縦割りではなく、いろいろな仕事に挑戦できる柔軟さがあります。成長したい、スキルを広げたいという意欲のある方には、きっとマッチする職場だと思います。一緒に働ける日を楽しみにしています。
(オリグレスカフェ編集部)