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「家に帰らない日は家賃がかからない」そんな都会の新しい暮らしをつくっているunito。
外泊したら家賃が安くなるお家をつくり、もっともっと暮らしを多様化していこうと取り組んでいますが、そんなunitoをつくっているメンバーはどんな「理想の暮らし」を描いているのでしょうか?
今回は記念すべきunitoメンバーインタビュー第一弾として、Unito, inc. CEOの近藤佑太朗にお話を伺いました!
近藤さんのこれまでの取り組みからunitoへの繋がり、そして彼が考える「理想の暮らし」について知ることは、あなた自身の「理想の暮らし」を考えるきっかけとなるかもしれません
おもに観光と、暮らしの領域で事業をしてきました。もともとおじいちゃんが起業家だったということもあり、14歳の頃から起業したいという思いを抱いていていました。
まず挑戦したのが19歳の頃に立ち上げたプライベートツアーです。これが、観光領域に足を踏み入れるきっかけになりました。
そうです。東京を訪れた外国人観光客の悩みとして「観光エリアが広く、交通機関が複雑な東京でどこに行ったら良いか分からない」というのがあって、そこに対して何かしたいなと思って立ち上げました。
着物を着たいと言ったら、着物レンタルのお店にご案内したり、何か「やりたい」ってことを言ってくれたら、その人のためにツアーを作るみたいな感じですね。
それがもうめちゃめちゃ楽しくて!なんで楽しいかっていうと、めちゃめちゃ喜んでくれるんですよ。浅草に案内したら、俺が浅草作ったかのように「すごい!よくやった!!」って言われたり。
その時に「すげえな、観光って」って思いました。
でも、よくよく考えたら喜んでくれるのって当然なんですよね。
「旅行」っていつもの日常とは違う特別な時間なんですよ。いつもの仕事をしている1日と年に1回の旅行の1日比べてみるとみると分かりやすいんですけど、その時間って超貴重で。
時間を無駄にしたくないし。その24時間をめっちゃ楽しみたいし。そこで自分が作ったツアーで喜んでもらえるのは本当に嬉しかったですね。
そこから宿泊に入ったんです。宿って旅行者が1番最初に行くところで1番最後に出ていくところなんですよね。なので、宿で最高なサービスを届けることができれば、最高の旅行だったと思ってもらうことができるんじゃないかっていうのを、22歳くらいの時に浅はかながら思いついて。
そこに、以前から抱いていた「多拠点居住」を広げたいという思いが重なって、2017年末くらいに生まれたのが「CARAVAN」という宿泊事業です。
全国に直営拠点を増やして、泊まり放題みたいなのができたらいいなって思って、事業にしました。観光の領域から、暮らしの領域に足を踏み入れたのがこのときですね。
きっかけは、僕の原体験にあるのですが、幼い頃にいろいろなところを転々としていた経験があるんです。
父の仕事の関係で6歳までルーマニアに住んでいたのですが、その期間にいろいろなところを旅行していました。旅行って言っても、半月とか長期間行っていたので、暮らしているようでした。いろいろなところで暮らし体験をする生活がめっちゃ楽しくて。
「いろんなところに住む人生を送りたいな。」と思ったのがきっかけですね。
近藤さんの想いの詰まったnoteはこちら:
「ぼくたちが暮らしの最適化に挑戦する理由 〜Future of Unito〜」
そうですね。僕の中で「グラデーションのある人生が豊かな人生」っていう 1つの定義があるんですよ。
今って何かひとつの道を極めるのが正義というだけではなく、いろんなことが多様化していると思うんですよね。その中で例えば都会暮らしも田舎暮らしも両方やった方が良いし、いろんな人と付き合った方が良いし、いろんな経験をした方が良いなって僕は思っていて。
そのためには、ライフスタイルを多様化した方が良いよね、住むところを多様化した方が良いよねと考えたんです。
そのために、住むところを多様化できるようにしたハードウェアが「CARAVAN」であり「unito」なんです。
unitoは「CARAVAN」の逆転の発想で生まれました。
そう。「CARAVAN」がスケールするのに難しかったなって思うのが、直営拠点を全国に広げようとしていたからなんですよ。そうするとマネジメントがめっちゃ大変で。
だからunitoでは、無理に直営で広げようとせずに、それぞれしっかりマネージメントされた宿泊施設をunitoにしていけば、この問題は解決するなと思ったんです。
unitoが面白いと思うのは、帰らない日、つまり留守したら家賃はかからないがゆえに、家賃の無駄を考えずに、今日はどこに泊まろうって自由に考えられるようになることなんですよね。今までにない発想を手に入れることができるって、面白いですよね。
例えばunitoメインで住んでもらって、外泊する時にホテルに住むとしたときに、通常の家に住んでいたら、このホテル代は追加の費用になるけど、unitoはリレント機能があるから1ヶ月で30日分の家賃しか払っていないことと同じになるんですよ。
通常、いろんなところに家があると家賃って2倍3倍とかになっていくじゃないですか。
そう。だから、unitoは、誰しもが「多拠点居住」にアクセスできる方法だと思いますね。
unitoについて:
「家に帰らない日は、家賃がかからない新しい住居「unito」とは?」
今は赤坂のシェアハウスに住んでます。赤坂をメインに、たまに実家とか。旅行とか。
仕事はいろんなところでやっています。unito CHIYODAのコワーキングもそうだし、渋谷とか永田町とか。
楽しい!!!!
やっぱ、なんか最適化できるんですよね。
仕事の最適化ですね。例えば、今日は渋谷でアポがあるから渋谷で仕事をするっていうのは最適化できていると思うんです。
それは僕の住んでいるシェアハウスが赤坂にあることが理由の1つだと思います。
赤坂ってちょうど東京の真ん中くらいに位置しているじゃないですか。だからいろんなところに気軽にアクセスできるっていうのがあるのかなと思います。
ただ一方で、最近広がりつつあるオンラインでの会議は最適化ではないと思っていて。
オンラインで仕事ができるとしても、今日は会って話したいからオンラインは嫌だなとか、今日はオフィスに行きたくないし自分の家でもやりたくないな、はたまた、今日はカフェで仕事したいなとか。
そうやって、日々の天候とか気温・気持ち・その日の予定や仕事内容の、主に5つの変数で「どういう環境で・どこで仕事をした方が良いか」っていうベストな選択肢が決まると思っていて、それを僕はできていると思っているんですよ。
今日はこういう気分でこういう仕事量で、誰々と話さないといけない、じゃあここだよね。っていうのが日々割と最適化できているから、パフォーマンスは高いですね。
もっと最適化していきたいですね。その1つの方法として、僕自身もunitoに住もうと考えています。
たとえば、unitoのプラットフォームには、朝食付きのホステルもあるんです。例えばそこに住んだら毎日おいしい朝食が食べられる。そんな生活をすれば、QOL爆あがりしそうだなあとかって想像するんですけど、物件によってそれぞれ、いろんなメリットがあるんですよ。
表参道交差点にあるunitoに住めばオシャレになれそうだし、サウナの隣にあるunitoに住めば毎日サウナ生活も夢じゃない。
良い物件ばかりで選びきれずにいます笑
理想の暮らしは遠い未来でいうと子どもがいて、メイン拠点は子どもがいる場所というか。子どもの成長に合わせて、メイン拠点を変えていきたいなとかは思っています。その子に最適化された住まいとか場所で住みたい。
個人的に思うのは、捨てる行為って結構大切だと思っています。自分の荷物を捨てる行為とか、自分のずっといた場所を離れる行為っていうのは、暮らしを変える一歩になるかなと。
ただ一方で、今の暮らしの仕組みって、いきなり初期費用で高いお金払う必要があったり、それなのに、いざ住んでみたら壁が薄いとか、隣人が大変とか水道が出にくいとか、そういうことが分かってきても、気軽に変えられなかったりするじゃないですか。2年契約だったりとか、解約するのにも3ヶ月前通知のルールがあったりするので。
従来の住まいは、人が変化しづらい環境だと思うんですよね。
人々が気軽に生きられない原因って、気軽にいろんなところで働けないよねとかって仕事面が注目されがちですが、暮らしにもあると思っています。
現在の暮らしを変えられないってもったいないなって思うんですよね。その理由は、僕の豊かな人生の定義が「グラデーションのある人生」であるからなんです。暮らしを軽やかにして、多様化できたら良いなって思います。
そうそう、unitoだったら良いね!unitoもいいじゃんみたいに思ってもらえたら良いね!
グラデーションのある人生を送るために、暮らしの多様化にチャレンジする近藤さん。多拠点居住、なんだか憧れてしまいますね!
unitoについて興味を持ってくれた方はぜひ、以下のリンクから「新しい暮らし」をのぞいてみてください。
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