広告代理店との仕事は、スピード・正確さ・柔軟性すべてが求められます。
一見、制作会社と広告代理店の関係は「パートナー」。
でも実際の現場では、“空気が読める裏方”としての立ち回りが求められる場面が多々あります。
今回は、日々広告代理店案件を担当している株式会社OSIEのディレクターが、
「信頼される外部パートナーに共通する3つの気配り」を紹介します。
1. 返信スピードと安心感
代理店の方は基本的に「案件を複数同時に回している」状態。
常にスピードを重視される環境ですが、
「即レス」も大事ですが、 “考えて動いてくれてる安心感” があると、さらなるが信頼につながります。
たとえば:
- 回答に時間がかかるなら「◯時までにご連絡します」と先に伝える
- 修正内容が曖昧なときは「このように解釈しましたが合っていますか?」と補足する
- 情報が不足している場合は、こちらから先回りして選択肢を用意する
ただ作業をこなすのではなく、「一緒に進めてくれている感覚」を相手に与えることが鍵です。
2. 「ズレない」「ブレない」言葉の使い方
代理店案件では「クライアントにどう伝えるか」を常に意識してやり取りする必要があります。
つまり、**“こちら側の発言がそのままクライアントに届く”**という意識が必要。
- 曖昧な表現は避ける(「たぶん」「一応」「できると思います」など)
- メールやチャットの文面も、クライアントが見ても問題ない水準で書く
- 意図を汲みながらも、制作視点で無理がある点は丁寧に伝える
“翻訳者”としての力が問われる場面です。
3. 「感情に寄り添う」技術
どれだけロジカルに進めても、人は感情で動きます。
とくに広告代理店の担当者は、クライアントからのプレッシャーや社内調整に追われて疲弊していることも。
そんなときに、
- 「いつもお疲れさまです」と一言そえる
- 「かなりタイトなスケジュールですね、こちらも調整がんばります」と共感する
- 「この件、私が先に整理しておきますね」と“気持ちを軽くする提案”をする
こういった感情のバッファーがあるだけで、関係性はぐっと良くなります。
最後に:裏方は、プロジェクトの潤滑油
広告代理店案件で成果を出すには、技術や知識だけでは足りません。
どれだけ“気が利くか”、どれだけ“場の空気を読んで動けるか”。
株式会社OSIEでは、そういった「見えないスキル」を大切にするチームメンバーが集まっています。
誰かの“やりやすさ”をつくれる人は、どこでも重宝される。
私たちは、そんな“縁の下の力持ち”を、心から誇りに思っています。