1
/
5

足で、会話で、検索ワードで、1ブロック先の冒険をしてみよう

ランチタイムに1ブロック先を歩いてみる

先日、昼ごはんをどこで食べようかと事務所の近くを歩いていて、ふといつもは行かない1ブロック先に足を運んでみました。

そこには大きな幹線道路があって、向こう側へ渡るには地下道を歩くか、横断歩道を2回渡らないといけません。そういった理由で幹線道路の向こう側に食べ物屋があることは何となく見えていたのだけど、なかなか足が動かなかったのです。

その日はたまたま幹線道路の近くにいたので、せっかくだからと行ってみることにしました。いつもの場所から100メートルもないところだけど、1ブロック先に行くだけで雰囲気が変わるので、ちょっとした冒険感があります。

そこには蕎麦屋とパン屋とフランス料理屋と中華料理屋が密集していました。高級住宅街という土地柄もあり、どこも高そうです。フランス料理屋は1500円と3000円のコースで、シャンパンか何かを頼めと言わんばかりの雰囲気があります。

パン屋も1個650円のパンが平気で売られている。そこにいる人たちの雰囲気もどこか違って見えてきます。昼からシャンパンなんて当たり前じゃないと言ってるような、パン一つの値段なんて気にしていなさそうな、どこか優雅な雰囲気が漂っていました。結局、比較的親しみやすい中華料理屋に入り、マーボー豆腐セットと坦々麺を頼みましたが、こんな小さな発見でも日常のスパイスになってくれるのだから面白いです。


会話の1ブロック先にある、コミュニケーションの冒険

いつもは行かない1ブロック先というのは場所に限った話ではありません。

たとえばそれを会話に置き換えてみると、コミュニケーションの冒険が待っているのではないでしょうか。ふだん、「おはようございます」とか「たーっす!」としか言っていない挨拶を、「おはようございます。今日は肌寒いですね」と言ってみる。「たーっす!」の人は「たーっす!さみぃっすねー」でもいい。

「寒いですね」というなんのことはない言葉を付け足すだけのことです。でも、ふだんはそんなことを言う必要もないかと思って言ったことがないのであれば、「寒いですね」は、いつもは行かない1ブロック先の場所と言えるかもしれません。


検索ワードの1ブロック先にある、Webサイトの冒険

検索ワードを変えてみる、という行動にも同じことが言えそうです。

たとえば、ふだんは「ブランディング」で検索していたものを、「魅力 引き出す」とか「会社 長所」とか「強み 見つける」なんかで検索してみる。

いつも自分が使っているワードは凝り固まっていることが多いです。パッと思いつく言葉であまり意識せずに検索しているのであれば、いつも同じようなWebサイトを閲覧している可能性も高いでしょう。今はパーソナライズドやレコメンドといった機能もどんどん進化しているので、なおさらです。

検索ワードを敢えて意識的に変えるというのは、1ブロック先のすぐに行けるけどなかなか行かない場所に冒険するようなものと言えるのではないでしょうか。知らない小道に入って小洒落た雑貨屋を見つけるかのように、ふだんの検索結果には出てこないようなWebサイトとの出会いが待っているかもしれません。

日常の冒険というのは、ややもすると意外とカンタンに体験できそうです。それこそ外出しなくたって、平坦な日常に変化をつける方法はもっとあるのかもしれませんね。

Invitation from 株式会社SiNCE
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社SiNCE's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like I K's Story
Let I K's company know you're interested in their content