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Interview #9 助け合える仲間と共に自分の価値を高めていける場所

今回インタビューさせてもらったのは、デザイナーとして活躍する石原 彩那(いしはら あやな)さんです。彩那さんの採用面接での印象は強烈に覚えていまして…!

「自分自身について」のアピールと「自分が理解している80&Companyの現状」の説明と「その上で質問したいこと」についてパワーポイント資料を用意されていて、面接中にプレゼンをされたんです。

口頭で話されたりご質問される方は沢山いらっしゃいますが、しっかりと資料に落とし込んで「プレゼンして良いですか?」と聞いてきた方が初めてでしたのでとても印象的だったのと、本気度が伝わってきて、率直に「この方凄いな」と感じたんです。

そんな魅力的で個性的な彩那さんの記事、是非ご一読ください!


石原 彩那(いしはら あやな)
広島市立大学卒業、皇学館大学専攻科修了。
5年間神職として奉職し、その後はデザイナーとしてECサイトを主としたデザイン事務所で
ディレクター兼デザイナーとして勤務。
2023年80&Companyに参画し、web、UIデザインを主に担っている。
趣味は音楽、イラスト、ゲーム、散歩。

ーーこれまでの経歴は?

美大を卒業した後、神道学の大学の専修コースに入りました。きっかけは、大学の卒業制作で「古事記のリデザイン」を行ったことです。

大学院卒業後は神職に就きました。通算5年ぐらいはいろんな神社に勤めていましたね。

デザインの仕事もやりたかったので、フリーランスでデザイナーをしながら、メインは神社で、朝から晩まで働いてました。

ただ新型コロナウイルスが流行ったことなどもあり「本当にこの仕事がベストなのかな?自分は心から満足しているのかな?」ということを考えるようになりました。

その間もずっとデザインを制作したり絵を描いたりしていたので「やっぱりデザインをやりたい」という気持ちが強くなっていって。

また、神社で勤めている時に納骨堂に関するプロジェクトがあったんですが、DXを推進する要素も混じっていて。それまでは神社からの連絡って全て紙で手書きで作成していたり、管理も手書きの名簿だったりと、かなり時間と手間がかかっていました。

「その領域をデジタル化して効率化していこう」というのがプロジェクトの内容でしたが、この経験を通して、日々の業務の流れに沿って作業をこなすよりも、新しい企画を立てたり、1対1のやり取りだけでなく、より広い範囲に影響を与える仕事をしたいと感じるようになりました。

その思いが結婚などのライフイベントが重なったタイミングで強まり、最終的にはデザイン会社への転職につながりました。

ーーWeb3分野への興味から80&Companyを見つけた

転職先のデザイン会社では、地方の中小企業ということもあったのですが社長直下でいきなりディレクションレベルの仕事を任せていただいたりと、色々な経験を積むことができました。

社長から「もう少し大きい仕事で活躍させてあげられたらいいんだけどね」という言葉をいただているうちに「自分はもっと挑戦できる、挑戦したい」という思いを持つようになりました。

また丁度Web3分野に興味を持ち始めた時期で。NFTやメタバースがすごい盛り上がりを見せていて、ひたすらネットサーフィンしていたら80&Companyを見つけました。

そしてWantedlyでその当時出ていたインタビュー記事を全部読んで、コーポレートサイトからメッセージを送りました。

インタビュー記事から、個々人のやりたいことや個性を大事にしてくれる会社だという雰囲気が伝わってきたんです。

デザインをやっていて唯一「嫌だな」と感じる時が「競争させられる」時でした。

協力して一緒に作りたいのに、圧みたいなもので個々人を無理やり競争させて、結果を勝ち取っていくスタイルは自分には合わなくて。

80&Companyは「個人を潰さずに高め合いながら協力して仕事をやっていける会社」という感じがしました。

ーー80&Company入社の決め手は?

初めに美晴さんと面談し、その次の面接で堀池さんと話す事になったんですが、その時にスライドを準備したんですね。

それは「80&Companyって私からはこういうふうに見えているんです」「こういうところがあると感じたから、入りたいと思ってるんです」という内容でした。

結局面接は堀池さんがほとんどノンストップでお話される時間になったたんですが(笑)、堀池さんが話されたことと私が感じていた内容が結構同じだったんです。

外から見た80&Companyと、堀池さんが中から見ている80&Companyの像が一致してるということがその時に分かって、良くも悪くもごまかしていないところが素敵だなというのと、ノンストップで話し続けた堀池さんの熱量が伝わってきて、入社を決めました。

ーー入社して約1年、どんな経験をされていますか?

案件としては、結構初期からNFT関連のプロジェクトにアサインいただきましたね。

役割としては基本的にはWebデザイン・UIデザインを担当しています。

ただ一概にそれだけではなく、新規事業開発という性質上やることは沢山あるので、その他のことも任せてもらっています。


ーーNFTプロジェクトに携わる魅力はどこにありますか?

例えばECサイトであれば、今まで成功してきた事例やベンチマークとして思い付くものが山ほどある世界。一方でNFTって現在進行形で色々な人が挑戦しているフェーズだと思っています。

だからこそ大量のインプットをして試行錯誤する毎日ですが、そこに面白みがありますね。

ただ日々成長痛だと思うようにしてるんですけど、やはり高いレベルを求められているので、プレッシャーは強く感じます。

でも、その分自分にスキルや経験が身に付いている感覚があるので、だんだんと楽しさが増しているように感じます。

ーー80&Companyの良いところは?

リモートの環境がデザイナーにとってとても良いと感じています。

私は人がいると気になってしまって、思考することやデザインに没頭できなくなったりするタイプです。誰かが後ろを通ると、デスクトップに映っているものを見られて何か思われたんじゃないか…?とか考えてしまうので気が散ってしまいます。

それがリモートだとないので、とても作業がはかどる良い環境。

そこにプラスして、困った時に助け合える仲間がいます。もしも教える知識がなかったとしても、みんなで考えてナレッジシェアをして、お互いに高めていくことができます

デザインチームは皆穏やかで柔らかい雰囲気で、協力して働けるチームです。

熱意に溢れた仲間がいたり、ディレクションやマネジメントをしてくれている人たちも、メンバー視点になって一緒に考えてくれたり説明してくれます。

苦手なところを補い合ったりしながら、なるべく各々が望むキャリアの方向性に沿った仕事にアサインされるように考えてくれています。

逆に誰かが困っていても見て見ぬふりをしたりとか、自分の職務をやりきっていない状態で他の人にパスされたりするとパスされた側が困ってしまいますね。

助け合いの精神を大事にされている方とご縁があれば嬉しいなと思います。

ーー彩那さんのモチベーションはどこにありますか?

新しいスキルや経験を身につけられることで「自分の価値が上がる」というのは、自分にとって頑張る源の1つです。

あとは個人的な目標として「夫を養えるようになりたい」っていうのが実はあって。

大学時代の先輩で、デザインもバリバリできてめちゃくちゃかっこいい憧れの方がいるんですが「パートナーにご飯を食べさせられるようになりたいんだ。」みたいなことをずっと言ってて、それがなんか格好良くて(笑)。そんな女性像があっても良いんだという気持ちになりました。

あとは自分が海外に行ったとしても、活躍できる人材でありたいという想いがありますね。


ーー良いものを作りたいから海外にも行きたい

私、海外旅行に初めて行ったのが比較的遅くて25歳の時だったんですが、その時に「デザインや芸術の幅って、日本だけを見ていると限界があるな」ということがやっと分かったんです。

どんなことも、体験してみないとわからない部分があります。

私は自分で漫画を描くんですが、まず描いてみないとわからない。

デザインでも漫画でも、まずやってみてから分解して自分らしく再構成することしかできないと思うんですよね。

そして私には「良いものを作りたい」という想いが根本にあります。

良いものは、真似して作ってみたい。海外に行って沢山の良いものをインプットして、自分で作ってみたい、という考えですね。だから海外の仕事をやってみたいという気持ちがあります。

実は今担当しているNFT案件は、海外のユーザーをターゲットにしているんです。

仕事を受けるかどうか検討したタイミングでは、すごくハードルが高いよなとも思ったんです。おそらく「かっこいい」という基準も日本とは少し違っていたりするので。

でもこの案件を成功させたら会社として海外案件の実績が増えるし、かつ自分自身の夢にも一歩近づけるというのもあって、自分にとっては高い目標、高いレベルのデザインかもしれないけど「やりたいです」と伝えましたね。



ーー仕事で大事にしていることは?

できる限り1件1件の仕事を全力で一生懸命やるようにしてます。

デザインって止めようと思ったら止められるというか、ゴールがないので「これぐらいにしておくか」という妥協ができる仕事だと思うんですよね。

そこをどこまで追求するかという点について、ストッパーをつけず、今できる精一杯を尽くして仕事をすることを大事にしています。

神社での仕事に少し心残りがあって。

初めは1件1件のご祈願とか1人1人のお客様に真摯に向き合っていたんですけど、とても忙しかったので、だんだんお金の重みとか参拝者の方が足を運んでくれたことへの誠意が薄れていってしまった感覚がありました。

80&Companyに仕事を依頼してくださるクライアントさんも、そのときの一生懸命の予算を持って来てくださっているし、営業の方も努力して仕事を取ってきてくれていると思うので、ちゃんと結果を出せるようにゴールを決めずに頑張りたいなと思っています。

ーー最後に、彩那さんの信念は?

やっぱり「誠実」だと思います。

神社でのお仕事を通して日々エンドユーザーの顔を見てきたからこそ、仕事の先には人がいる、その人に対して誠実に責任感を持って仕事をする。ということを大事にしています。

インタビュー日:2024年2月9日

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