私たちBeansはどんなことにも「まめ」でありたいと考える、そんな広告屋です。
当社では、新規事業として推進中の『HACOworks』事業に参画いただけるメンバーを募集しています。
今回は代表取締役の鍋野社長に、『HACOworks』事業の概要や目指す世界観、新たに求める人物像などについてお話を伺いました!
広告事業との相乗効果が得られるビジネス
――まずは『HACOworks』事業の概要について教えてください。
当社は2025年3月に創業10周年を迎えるのですが、その節目を見据えて新たに挑戦している事業です。具体的には、“ハコ”を使って楽しんでもらったり、プロモーションをしてもらったりなど、ハコをベースとした事業展開を考えています。第1弾は、「フォトスタジオ」の企画と運営。「クリエイティブな表現活動をするすべての⼈に対して『まめ』な空間を提供する」ことをコンセプトに、場所と人をつなぐサービスを提供していきます。
――なぜ『HACOworks』事業を立ち上げようと考えたのでしょうか?
お陰様で当社のメイン事業である広告事業の業績が好調で、新たな分野にも投資をしていきたいとの思いから本事業の立ち上げに至りました。なかにはなぜ広告屋がハコモノの事業を?と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、両者の事業は実は密接に関連していて。adworks の事業のなかで『HACOworks』を活⽤した撮影やコンテンツを積極的に提案し、『HACOworks』の事業で培った⼈脈やつながりをadworksでの事業に活かしていく。そんな相乗効果が生まれるのではないかと考えています。
――なるほど、単なる“スペースの提供”という価値のみにとどまらないということですね。
そうですね。ただ場所をレンタルするだけでは、当社がこの事業に乗り出す意義があまりないでしょう。「マメな仕事をしたい」という基本理念を継承するためにも、当社で「場所」を用意したうえで、お客様やユーザーとどう動いていくのかを一緒に考えたり提案したりできる仕組みを大切にしたいと考えています。まさに運営者と利用者との間で「血が通った」サービスを提供できるよう、独自の運営システムを構築していく予定です。
単なる場所ではなく「コト」を提案していく
――『HACOworks』事業の事業理念を教えてください。
大きく3つあります。1つ目が、「コンセプトに沿った⾃由かつ快適な空間を企画・運営していく」こと。表現活動をする人たちに対して、快適に過ごせる場を提供したいと思っています。先ほども申し上げたとおり、ただハコを用意して“勝手に使ってください”ではなく、「コト」を企画していきたい。広告事業者としてこれまでの活動で蓄積した技術力や知見を活かし、場所と人をかけ合わせたサービスを提供したいと考えています。
2つ目が、「adworks の事業活動との相乗効果が得られる事業を展開していく」ことです。adworksのデザイナーやWEBクリエイターが広告を作る際に『HACOworks』を利用したり、『HACOworks』を使う外部のクリエイターに広告関連の仕事を紹介するなど、ハブのような役割を果たすことを目指しています。
3つ目が、「⾃⾝の事業活動によって利益を追求していくシステムを構築する」ことです。広告事業は社会情勢やクライアントの状況に左右されやすい側面がありますが、自分たちで利益を担保できる事業も備えておくことで、会社の永続的な発展に寄与できると考えています。
――フォトスタジオの仕様については、どのようにイメージしていますか?
主に2種類のスペースを予定しています。1つが30坪ほどの広いスペースで、どのような活用にも対応できるスタジオとして構成する予定です。自由にセットが組めるような空間で、スタジオ内に⾞両が乗り⼊れられるようにして搬⼊を容易にしたり、愛⾞と撮影できるスペースとしても活用してもらいたいと考えています。まさに当社がプロデュースしながら利用いただくことを想定したスペースです。
もう1つが、同規模のスペースを各4坪程度のブースに区切り、廃墟や和室、ゴシック、レトロなど、さまざまな世界観の内装を作り込んだブースを⽤意する予定です。こちらは主にコスプレイヤーの方などをターゲットとしています。個人が自由に思い描く表現を実現できる場所にしていきたいですね。
また、これは当社のスタッフから挙がったアイデアなのですが、スペースの一室に「キッチンスタジオ」を用意する計画です。飲食店のお客様がレシピ動画の撮影やメニュー写真用の料理を準備していただく際に、活用してもらいたいスペースですね。
――鍋野社長としての“こだわりポイント”を教えていただけますか?
私が一番重視したいと考えているのが、撮影スペース以外の付帯設備です。具体的には、トイレや更衣室にこだわって最高級のものを用意したい。そしてアメニティなども充実させたいと考えています。自分自身や家族の経験上、商業施設や飲食店を選ぶ際に「トイレの綺麗さ」はかなり重要なポイントです。特にスタジオは数時間を過ごす空間だからこそ快適に利用してもらいたいと思いますし、そのような付加価値が当社のスタジオを選んでいただく決め手にもなるのではないでしょうか。
ほかにも、マンションの一室などではなく工場や倉庫の跡地を活用して場所自体への“ワクワク感”を提供したり、コスプレを行う若年層の移動手段を考慮して駅から徒歩圏内の物件を候補にするなど、検討を進めているところです。
求めるのは、0→1の事業開発プロセスを楽しめる人
――事業の進捗と今後の計画を教えてください。
現在、事業予算が確定し、建物の要件もほぼ確定している状態です。そのうえで、不動産会社に物件を探してもらいつつ、当事業に参画してもらえる人材の募集を並行して行っています。
ハードの部分が固まってきた一方で、どのようなシステムや運用方法でスタジオを運営していくのか、どのようにユーザーと関わっていくかという点は、さらに煮詰めていく必要があります。そのためにも、市場の調査やユーザーへのヒアリングなどを通じて、リサーチを進めている段階です。
具体的なスケジュール感としては、当社の決算月である7月までには物件を確定し、人材を採用する見込みです。その後、内装などの準備を開始し、創業10周年のタイミングにあたる2025年3月を目途にオープンできればと考えています。
――『HACOworks』事業部ではどのような人材を求めていますか?
今後、事業の進捗を対外的にプロモーションしていきたいと考えているため、SNSでの発信が得意な方や、コミュニケーションスキルに長けた方を求めています。また、フォトスタジオでの就業経験がある方、コスプレや写真に興味がある方、趣味としている方も大歓迎です。もちろん業務を進めるうえでのスキルも大切ですが、何よりも事業の立ち上げに関われることを面白いと感じたり、「本気で楽しめる」マインドを持った方を希望しています。
――『HACOworks』事業に興味をお持ちのみなさんへメッセージをお願いします!
当社では、「自分たちが楽しみながら仕事をすること」を大事にしています。今回の『HACOworks』事業は本当に0から取り組むビジネスですし、まっさらな状態から形を作り上げていく貴重な経験になると考えています。新しく入社される方には、ご自身の経験や興味をどんどん発揮しながら、プロジェクトを推進してもらえたら嬉しいですね。ぜひ、事業ができあがっていく過程や、運用していくプロセスを一緒に楽しんでくれる方のご応募をお待ちしています。