皆様こんにちは、株式会社ムスびで人事を担当している水口と申します。
このシリーズでは面接させていただく側がどんな部分に着目しているのか、
その質問の意図はなんなのか。Googleでは教えてくれないようなディープな本音部分をお伝えしていけたらと考えています。
Wantedlyに登録されている方の大半は現在の仕事に何かしらの不満、不満はなくとも何となく今のままではダメだ。と考えている方がほとんどだと思います。
そして次の会社が自分にとって正解なのか?それを探る為に入社前に可能な限り、その会社の本当の雰囲気や空気感を知りたい。そんな思いで登録されていますよね?
このストーリーではそんな悩み翔ける皆様に会社側の本音をお伝えする事、某転職サイトで良く出てくる答えが果たして正解なのか等々、FAQで回答し皆様の就職活動の支えになればと思います。
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退職理由について、どう回答する事が正解なのか
はい、これは100%質問する内容です。
某転職サイトの退職理由の回答例を見ましたが、皆これを見て回答してるのかな?ってぐらい、はじめは本音が聞けません。
今までで一番多かった理由は「親が病気で、親がetc」です。
もうこれいい加減にして欲しいです。面接で深堀りして聞いていくと99%が嘘でした。
ですので、まずは本当に親や親族が理由で退職した方以外はこの回答はやめてください。
また某サイトには最もNGな退職の理由として「人間関係に関する事」と記載されていましたが、これも大間違いです。
世の中には目を疑うほど、理不尽な上司、やる気のない社風、会社全体で残業が当たり前、社長がワンマン過ぎて何も言えない。などなど人間関係に関する事で退職される方は沢山いらっしゃいます。
それを聞きたいのです。話を聞いて、それは理不尽過ぎる。と思う事はしょっちゅうありますし、退職理由を聞くのは「その人にとって退職を決意するトリガーは何なのか」の本音を聞きたいからです。
そこを隠したまま採用され、働き始めるとお互いよくありません。
働いてもらう側は長く気持ちよく、働いてもらいたいと考えているので、もし理由を聞いて、率直に自社に足りていない部分だと感じたら改善しようと私は考えます。逆に改善出来ない部分なのであれば、面接時に本音で話します。
その上で働きたいと思ってもらい、お互いが気持ちよく同じ方向を向く事が面接をする一番の理由かもしれません。
まとめると面接時には嘘やもっともらしい理由を退職理由にするのではなく、本音で話した方が結果的に会社も働いて頂く皆さんも幸せになれるという事です。