「東海理研って、どんな会社?」
そんな疑問を持つ方に届けたい、リアルな社員の声。今回は、セキュリティ営業技術部で活躍中の後藤さんに、これまでの経験や働く中で感じたことをざっくばらんに語っていただきました。
▼後藤さんのキャリア年表
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現在の仕事について
―――まずは、現在の仕事内容について教えてください。
後藤さん:
今はセキュリティ営業技術課で、システム製品の設置や調整、資材の手配、それから営業としてお客様との窓口業務などを担当しています。現場に一番近いところで製品と向き合っている感覚ですね。
あとは、新しい商品の改修対応や、仕様のすり合わせから現地設置まで一貫して関わることもあります。以前は開発課にいた経験もあるので、機器のトラブル対応や設計支援といった部分も任せてもらっています。
―――開発経験を活かして、現場でも設計面でも頼られているんですね。すごく幅広いですね!
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入社1年目でベトナム事業に抜擢。未知の挑戦が成長の原点に
―――これまでで一番印象に残っている経験は?
後藤さん:
やっぱり、入社1年目でベトナムに出張したことです。当時は開発課に所属していたんですが、現地プロジェクトの担当としてリーダー的な立場で任せてもらって。まだ入社して数か月の自分が海外案件を一手に担うなんて…本当に驚きました。
―――それはすごい大抜擢ですね!具体的にはどんな仕事だったんですか?
後藤さん:
ベトナムの現地企業に対して、自社製品の操作方法や設計意図を直接説明するというものでした。でも当時は知識も経験も浅くて、「本当に自分で大丈夫なのか?」と不安しかなかったです。専門用語もなかなか通じなくて、言葉の壁にぶつかることも多かったですし。
―――入社してすぐのタイミングで、それはプレッシャーが相当だったのでは?
後藤さん:
ありました。でも、現地の方々が本当に真面目で、何事にも前向きに学ぼうとしてくださる姿勢に、自分の方が背中を押されたような気がしました。「もっと頑張らなきゃ」って、自然と気持ちが切り替わっていったんです。
そのとき感じた刺激や、相手に対するリスペクトの気持ちは、今の自分の仕事に対する向き合い方や、学び続ける姿勢の原点になっていると思います。あの経験があったから、今の自分がある、そんな風に感じています。
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送別会で感じた、“一人の挑戦”を全社で応援してくれる風土
―――ベトナム出発前には、送別会も開かれたそうですね。
後藤さん:
はい。本当にありがたいことに、「これ、もしかして最後のお別れ?」って思うくらい(笑)、とても盛大な送別会を開いていただいて。まだ1年目で、しかも初めての海外出張ということで不安も大きかったので、あの温かさが本当に心に染みました。
―――会社全体が、後藤さんの挑戦を全力で応援してくれていたんですね。
後藤さん:
そうですね。「ちゃんと見てくれている」「信じて任せてくれている」っていうのが伝わってきて。その気持ちが、不安だった自分の背中をそっと押してくれたように感じました。あの時の応援があったから、前向きに挑戦できたと思います。
設計現場で味わった苦労と、チームで乗り越えた達成感
―――帰国後は設計の現場でのお仕事だったとか?
後藤さん:
はい。開発課で製品の設計を担当していました。初めて自分で設計した製品の組み立て段階で、思い通りにいかないことがあって…。当時は本当に落ち込みました。
―――そこからどうやって乗り越えたんですか?
後藤さん:
ありがたいことに、部署を超えて上司や先輩がすごくサポートしてくださって。みんなで何度も試行錯誤を繰り返して、やっと形になったときは本当に嬉しかったです。厳しいことを言ってくださるのも、全部「良くなってほしい」という思いからで。そういう信頼関係があるのが東海理研のいいところだと思います。
入社前と後にギャップなし。むしろ“想像以上にあたたかい職場”だった
―――入社前と働いてみて、ギャップはありましたか?
後藤さん:
ほとんどありませんでした。就活中に参加した説明会で出会った社員さんの雰囲気がとても良くて、「この会社なら安心して働けそうだな」と感じたのが入社の決め手だったんですが、実際に働き始めてもその印象は変わりませんでした。
―――職場の雰囲気や人間関係についてはどうですか?
後藤さん:
どの部署に行ってもいじわるな人は全くいなくて、みんなフラットで協力的です。困っていたら自然に声をかけてくれるし、いい意味で上下関係を意識しすぎず、気軽に相談できる雰囲気あるのがいいところだと思います。
―――日々のコミュニケーションも活発なんですね。
後藤さん:
はい。昼休みには部署を越えていろんな人と一緒にランチを楽しんだり、午後の業務が始まる前には全社員でストレッチ体操をするなど、日常の中に自然とちょっとした交流の機会が組み込まれています。そうした積み重ねが、働きやすさや会社全体の一体感につながっていると感じます。
また、以前社員旅行で宮古島を訪れた際には、社内のバイク好きが集まって現地でツーリングを楽しみました。趣味を通して、職場とはまた違った一体感を味わえて最高の思い出になりました!
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社員だけでなく“家族”まで大切にする会社。それが東海理研のカルチャー
―――会社のあたたかさを感じたエピソードってありますか?
後藤さん:
東海理研は、節目のイベントや社内行事をとても大切にしていて、いつも社員みんなで盛り上がるんですが、その中でも特に印象に残っているのが、会社の50周年イベントのときのことです。
実は、僕の実家がブドウ農家でして。そのときに、社員全員分のブドウを会社が購入してくれて、しかも会社の方がわざわざうちの実家まで足を運んでくださったんです。
―――それはすごい…!社員だけでなく家族にも想いが届いているんですね。
後藤さん:
はい。本当に驚きましたし、すごく嬉しかったです。社員だけじゃなくて、その家族や背景までも大切にしてくれる会社って、なかなかないと思います。だからこそ、自分もこの会社の一員として、もっと役に立ちたい、貢献したいと心から思えるようになりました。
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▲東海理研50周年記念イラスト
自分の可能性に気づける場所。“挑戦してみたい”気持ちがあれば大歓迎
―――最後に、転職活動中の方や、東海理研に興味を持っている方へメッセージをお願いします。
後藤さん:
「自分にできるかな?」と不安に思う方も多いと思います。でも、そういう方にこそ、一歩踏み出してみてほしいです。僕も入社当初はCADすら触ったことがなかったんですが、周りのサポートもあって、気づけば夢中になっていました。
やってみて初めて、「意外と向いてるかも」「思ってた以上に楽しい」と感じることってあると思うんです。最初は苦手意識があったことや、興味がなかったことでも、実際に経験してみると可能性が広がることもあります。
東海理研は、そんな気持ちをしっかり受け止めてくれる会社ですし、ふと芽生えた小さな興味を丁寧に育ててくれる環境があります。
もし迷っている方がいたら、ぜひ一度、会社の雰囲気に触れてみてください。きっと、自分の中に何か感じるものがあると思います。
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