【インタビュー vol.1 施工管理の稲垣さん①】 | 株式会社 ビーライトグループ
建設業界に興味があっても "専門知識がないと難しそう..." と、不安を感じている方は多いかもしれません。今回は「施工管理」がどんな仕事なのかをお伝えするために、社員インタビューを行いました!1.入...
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【社内インタビュー vol.1 稲垣さん①】はこちらからどうぞ!
建設業界に興味があっても ”専門知識がないと難しそう…” と、不安を感じている方は多いかもしれません。今回は「施工管理」がどんな仕事なのかをお伝えするために、社員インタビューを行いました!
ー 施工管理の具体的な仕事内容について教えてください。
端的に言うと、建物で電気を使うための設計・管理全般です。具体的には、コンセント・照明・防災機器の設計、そしてそれらがちゃんと竣工スケジュールに合わせて施工できているかの安全管理と品質管理、それらの工程管理、そして原価管理が施工管理の仕事になります。
業務の流れは、設計士さんから頂いた設計図面を基に施工図を作成して、それを設計士さんに確認していただき、お客さまの承認を得た上で施工に取り掛かるという順序です。そして承認をいただいている間に、見積もりや発注書を作ったりします。デスクワークと現場作業の比率は7:3くらいです。図面作成や見積もりなどのデスク業務が多いものの、実際に現場へ足を運んで施工の進捗確認や職人さんとの打ち合わせをすることも、欠かせない仕事の一つです。
ー 施工管理のやりがいは何ですか?
実際に経験してみると実感できるとは思いますが、更地から建物が建つことって本当に凄いことで、自分が作成した図面上の平面のものが、実際に目に見える立体として風景の中に現れることに喜びを感じます。一方で施工管理は自分が選択権を握っている分、責任が伴います。けれどその責任感すらも仕事のもおもしろみの一つだと感じています。
ー どんなときに成長を感じますか?
やってしまった... !と思うようなミスでも、そこからカバーできる手段は意外と無数にあって、例えば納期に間に合わなくても、色んな電材屋(※3)さんに尋ねたりすると在庫残っていたりとか、何かしらの解決策はあって何とかなることの方が多かったりします。そういったイレギュラーな場面に何度も直面して解決策を模索する中で、案件を成立させる力が鍛えられていきました。臨機応変に対応できる手数も増えて、思考の組み立ても綿密になっていく中で、確かな成長を感じることができています。
また、どの業界もそうかもしれないですが、ミスしても誤魔化さずに正直に謝ることが大切だと痛感しています。愚直に真面目にやり続けていたら売り上げも付いてきて、お客さまや職人さんとも良い人間関係が築けていって、”見ている人は見てくれている” ということを強く感じました。
(※3)電材屋:電気工事に必要な資材を販売・供給する専門業者のこと。
ー 教える立場になって気付いたことはありますか?
「電気」といっても漠然としていて、どう扱ったら良いのかが想像しにくいと思います。なので、何のためにこの作業をするのかをちゃんと掘り下げて自分が理解した上で、電気が分からない未経験者にも理解できるように嚙み砕いて教えてあげる工夫が大事だと実感しています。専門用語もなるべく使わず、使うときは意味を説明してから話すよう留意しています。
また教えることは、自分自身が学び直す側面もあるのでこちら側も勉強になります。正直に言うと、現場では職人さんが理解していれば進められてしまう部分もあって、けれどそこに甘えて曖昧なまま教育をしてしまわないよう、ちゃんと手順を踏んで教えることを心掛けています。
指導する立場になることで、自分の知識も一層深まり、より論理的に物事を整理して考えられるようになったと感じています。
ー 働きながら、どのように時間を確保して資格勉強をしましたか? また、そのモチベーションを教えてください。
勉強時間は2、3週間前から土日と、最後の週は定時から22時までの4時間を充てていました。そもそもそこまで取るのが難しい資格じゃない。でも手先が不器用なので実技試験には3回落ちていて、そのときは自己肯定感がガタ落ちでした...(笑)
僕の体感ですが、建設業界は経験を重視する傾向があるのと、年齢層が高めなこともあって、ただ若いだけだとナメられるのではないかという思いがありました。それを少しでも緩和する有効な手段は資格だと思い、自分もちゃんと対等な相手として仕事ができるように、それをモチベーションに頑張りました。
ー 取得した資格はどのように仕事に活かされていますか?
合格した資格は、第一種電気工事士、第二種電気工事士、二級電気施工管理技士、一級電気施工管理技士の4つ。例えば資格の有無によって受けられる案件が変わるのと、資格が多いと国や県など公共からの仕事も受けられるようになるので、仕事の幅が広がって選択肢が増えました!
【社内インタビュー vol.1 稲垣さん③】はこちら!
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