営業が築いた信頼を、契約という形にまとめ、最後まで滞りなく届ける。
書類作成や進捗管理だけでなく、社内外の多くの人と信頼を築きながら、安心して取引を完了させるのがパートナーズの契約管理部署 Contract Management Div(以下:CMD)です。
派手な営業職と比べれば、表舞台に立つ機会は少ないかもしれません。
それでも、小さな確認や調整、気遣いの積み重ねが大きなトラブルを防ぎ、最後の「安心」を届ける存在だからこそ、確かな責任とやりがいが生まれます。
実際に、1000人を超えるGAテクノロジーズグループ全体でMIDDLE OFFICE MVPを受賞したのは、まさにそんな“裏方”の役割をコツコツと全うし続けた当社CMDメンバーでした。
今回話を聞いたのは、福岡支社で20代にしてマネージャーを任され、CMDとして現場の最前線でチームをまとめている玻名城さん。
自分の気配りや責任感を武器に、相手を思いやりながら調整を重ね、より良い方法を追求し続ける姿から、CMDの“誰と働くか”のリアルをお伝えします。
裏方のようで、スポットライトもちゃんと当たる仕事。
CMDという役割を通じて「誰かの想いをつなぐ」という価値が少しでも伝わると幸いです。
《プロフィール》
玻名城安輝(はなしろやすてる)
石垣島出身。中央大学を卒業後、大手不動産会社に新卒で入社し、営業職としてキャリアをスタート。
その後、さらなるスキルの幅を広げるため、当社パートナーズのCMDに転職。
2023年6月にはパートナーズ初の支社となる大阪支社に配属され、立ち上げメンバーとして運営基盤づくりに貢献した後、2024年11月には福岡支社の設立メンバーに抜擢され、再び支社立ち上げに関与。
複数の支社立ち上げに携わりながらも、メイン業務である契約業務を滞りなく、かつ圧倒的な件数をこなしたことが評価され、2024年にはGAテクノロジーズグループ全体でMIDDLE OFFICE MVPを獲得。
書道では師範代の資格を持ち、故郷・石垣島では「玻名城安輝を知らない人はいない」と言われるほど顔が広い。
自分の力を試す場所から、力を高める場所へ
ーーまず、大学卒業後のキャリアについて教えてください。
石垣島出身ということもあり、「都会で自分の力を試してみたい」という思いが、就職先を選ぶ上での大きな軸でした。
当時は、地元を飛び出すなら、大手で働きたいという思いも強く、正直ミーハーな気持ちからメガバンクや大手証券会社など、名前の知れた企業を中心に就職活動をしていました。
学生時代はバスケットボール部に所属していて、体育会系の雰囲気の中で仲間と成果を追いかけることにやりがいを感じていました。若いうちにそうした環境で自分を追い込み、全力で働いてみたいという気持ちが大きく、最終的に就職した不動産会社には、そうした体育会系の文化が色濃く根付いていたため、「ここなら自分の性格を活かして頑張れる」という思いが決め手になりました。
入社後は約1年間営業を担当し、飛び抜けて優秀というわけではなかったものの、大きな失敗もなく、地道に結果を積み重ねていました。
当時はまだ明確に転職を考えていたわけではなく、まずは与えられた環境で自分の力を磨こうとしていた時期でした。
ーーそんな中でパートナーズに転職したきっかけを教えてください。
転職のきっかけは、前職で一緒に働いていた同僚の室谷から声をかけてもらったことでした。彼はすでにパートナーズで活躍しており、「一度話を聞いてみないか」と誘ってくれたんです。
ちょうどその頃、私が所属していた店舗では店長が異動となり、新しいマネージャー体制がスタートしたばかりでした。マネジメントスタイルに少し違和感を感じる部分があり、「いずれは環境を変えることになるかもしれない」と感じ始めていました。
また、前職では営業に特化していたこともあり、契約や事務手続きなどの実務全体を自分の手で把握する機会はほとんどありませんでした。だからこそ、パートナーズで提示されたCMDでのポジションには強く惹かれました。
営業とは異なる立場からお客様を支えるという新たな視点に魅力を感じ、自分のスキルの幅を広げるチャンスだと思い、転職を決意しました。
ーー初めてパートナーズを知ったとき、どんな印象でしたか?
室谷から「本当にいい人ばかりの会社だよ」と聞いてはいましたが、実際に会社を見学させてもらったとき社員の皆さんが業務の手を止めて、きちんとこちらを向いて挨拶をしてくれたんです。
「こうした当たり前のことを徹底できる会社は信頼できる」と感じましたし、社員一人ひとりの人柄の良さが強く印象に残りました。
実際に入社してみて改めて感じたのは、パートナーズは今まさにスケールアップしている会社だということです。
社員一人ひとりが高い当事者意識を持ち、年齢や役職に関係なく責任ある仕事を任されながら、チームとして大きな目標に向かって進んでいます。
その姿を間近で見ることで、自分自身も自然と「もっと挑戦していこう」と背中を押される感覚がありました。
また、上下関係にとらわれずに誰とでも率直に意見を交わせるフラットさがあり、変化や成長を楽しめる前向きな空気が根付いているのも魅力だと思います。
今も変わらず、人の温かさと、組織としてのスケールアップを両立している職場だと感じています。
契約のその先まで支える、CMDの役割と心構え
――現在担当されている業務について教えてください。
パートナーズのCMDに所属し、契約に関わる業務全般を担当しています。
また、昨年新設した福岡支社に所属しており、支社のバックオフィス業務の一部も兼任していますが、業務の中心はあくまで契約関連の業務です。
具体的には、パートナー企業とのメール対応、賃貸管理会社からの契約書類の取得、売主様との電話連絡など、社外の方とのやり取りが多いです。
また、品川本社と分業しているため、書類作成の指示や進捗の共有、重説や請求書等、契約に必要な書類を作成してくれている他部署との調整も行っています。
一言でいうと、社内外の多くの関係者と連携しながら、契約から決済までが円滑に進むように全体を動かす“ハブ”のような役割を担っています。
契約業務というと書類作成のイメージが強いかもしれませんが、実際は進捗管理と調整がメインで、関係者の状況を把握し、止まらないように進めることが求められます。
ーー日々の業務を進める中で、特に意識していることや大切にしている姿勢を教えてください。
一番大切にしているのは、“相手への気配り”です。
契約業務では、社内外の多くの方とコミュニケーションを重ねながら物事を進めていきますが、中でも大事なのが日々の「会話」です。
声のトーンや言葉の選び方ひとつで、相手の受け取り方や進捗のスムーズさが大きく変わってきます。
私自身、契約から決済までの一連の流れを“一つの作品”のように捉えています。
最初の契約がスタートで、決済が無事に完了し入金まで終わって初めて完成です。
その途中で小さなズレや行き違いがあると、せっかく積み上げてきたものに穴が空いてしまう。
だからこそ、「小さな違和感を見逃さない」「確認を何重にもする」ことを徹底し、先回りして各所に声をかけることで、関係者が安心して次の工程に進める状態をつくるようにしています。
最近はAIやシステムで事務作業が効率化され、人にしかできない顧客対応や気遣いに集中できる環境が整ってきました。
DXやテック力があるからこそ、最後に“人にしかできない気遣い”が仕事の価値を高める部分だと感じています。
ここまで、玻名城さんのキャリアやCMDとしての想いをお届けしてきました。
目立たないけれど、誰かの“安心”を形にする。
そんな契約管理の仕事には、どんな面白さと難しさがあるのか。
【後編】では、現場でのリアルなエピソードを通して、CMDだからこそ味わえる手応えと、「この仕事に向いている人はどんな人か」という本音に迫ります。