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《前編》やりたいことが見つからないあなたへ。その答えは働く中にあるー投資用不動産売却セールスからのキャリアチェンジー

今回の記事ではパートナーズでセールスを経験した後、異なるフィールドで活躍している2人が語る、キャリアの広がりと挑戦の魅力をお伝えします。セールスを通じて培ったスキルや視点が、データ分析や企画業務、さらには新たな組織の立ち上げにもどのように活かされているのか、具体的なエピソードとともに対談形式で前編、後編に分けてお届けします。

ご自身のキャリアを考える上でのヒントや、パートナーズの急成長の基なるカルチャーの魅力をご確認ください。


寺嶋日向子(トップ写真右)
明治大学卒。新卒として2020年にパートナーズに入社した直後は売却セールスに従事。その後ストラテジープランニングサポートに異動し、セールスに注力できる環境整備やセールスCRMのセールスフォースの構築にも携わり、リアル、テクノロジー両面でセールスの業績向上に大きく貢献。その年もっとも活躍したバックオフィスメンバーに贈られるMost Valuable Supporterを受賞するなど活躍。

デスクの整理整頓が苦手で、しばしばお菓子が散らばりがち。引き出しに入れようとしたところ引き出しの中もいっぱいで、整理を諦めた過去を持つ。


村田遼馬(トップ写真左)
青山学院大学卒。2022年に新卒でパートナーズに入社し、売却セールスを経験。その後寺嶋がマネージャーを務めるストラテジープランニングサポート部署に異動し、セールスフローのデータ構築、分析の専任者としてプロジェクトの成功やセールスの業務改善に貢献。飛級昇格やアワード受賞を目指し、「覚醒」を掲げて邁進中。

社内では必ず水回りをキレイにしてからトイレを去る「トイレの神様」として有名。ダーツが上手く、もはやブル以外出さないと言われている。


投資用不動産売却セールスからのキャリアチェンジ

ーーセールス時代の業務内容や経験から得た学びについて教えてください。

寺嶋:
入社当時は、投資用不動産の売却セールスに携わっていました。投資用不動産を所有されているオーナーさまに、物件の売却提案を通じて資産運用をご提案するのが主な業務内容でした。

私がセールスをしていたのは5年前のことですが、毎日お客さまにアプローチしながら数字目標を追い続けるプレッシャーは、今でも印象に残っています。成果が数字で明確に表れる環境の中で、業務に全力で向き合い、課題を解決していくプロセスは、自分にとって非常に良い経験となりました。

例えば、「1日1件はアポイントを取得する」「◯人のお客さまに次のステップをご提案する」といった具体的な目標を設定し、それを達成するために「毎日◯件のアクションを行う」という行動ルールを自分で決めて取り組んでいました。ただ目の前の業務をこなすだけではなく、目標を逆算して計画を立て、行動を継続することで成果に繋げられたと感じています。

村田:
私も寺嶋と同じく約3年間、セールス業務に携わっていました。入社当初はなかなか成果が出せず、理想と現実のギャップや自身のスキル不足に悩む日々が続いていました。

そんな中で壁を乗り越えるきっかけになったのは、「成果を出すために本当に重要なのは、お客さまが何を求めているのかの深い理解だ」と気づいたことです。それまで「量をこなすこと」を最優先にしていましたが、この気づきを得たことで、行動の質も意識するようになりました。

新卒の時期は、会社が用意してくれる「やるべきこと」に黙々と取り組みがちですが、それだけでは本質的な課題にたどり着けないことがあります。上手くいかない原因を見極め、その解決策を自分の行動に落とし込むことが、成果への近道だと実感しました。この発見が、私にとって最も大きな学びとなりました。

寺嶋:
村田はうまくいかなかった時期も、誰よりも量をこなし、努力していた印象を受けていました。それでも結果が出なかったのは辛かったと思いますが、上手くいかない理由の「本質」を見極める力を学べてから変わったと思います。本質である「お客さまが求めること」を主軸として、①目標を設定する②目標達成に必要な要素を洗い出す③その要素を手に入れるためにどのような行動をどれくらい行うべきかを明確にする④それを基に目の前のタスクに落とし込んでいくというフローを設計し、成果に繋げる経験を積むことができたのは、私たちにとって大きな財産になっています。


ーーセールスとして活躍していたお2人が、異動を決意した理由を教えてください。

寺嶋:
セールス業務に取り組む中で、自分の得意分野に気づいたことがきっかけになりました。他のセールスメンバーと比べて、お客さまにお渡しする資料や情報をまとめる作業が得意だと感じており、特にExcelを使った資料作りは自分の強みだと思っていました。

一方で、セールス業務ではお客さまとの時間が優先され、資料作成に十分な時間を確保するのが難しい事実もありました。当時、セールス部署には「セールスアシスタント」のような役割を担う人がいなかったため、その必要性を強く感じていました。「もしセールスアシスタントがいれば、営業メンバーがよりお客さまに集中し、さらに効果的な提案ができるはずだ」と考えたのです。

そんな中で、ちょうど立ち上げ段階だったセールスサポート部署に声をかけていただき、自分のスキルと会社のニーズが一致していると感じました。このチャンスを活かし、新たな役割に挑戦しようと決意しました。


村田:
私は、自分のキャリアややりたいことを見つめ直した結果、異動を決意しました。セールス業務には大きなやりがいを感じていましたが、より大きなスケールでキャリアを広げてみたいという想いがありました。

そんな時、「データを扱う業務をやってみないか」と声をかけていただきました。当時のパートナーズでは、テクノロジーを活用した業務効率化が推進されており、新しいシステムやフローが導入されていました。私は比較的そうした変化に柔軟に対応できていた一方、アナログな手法に慣れていたメンバーは苦戦することもあり、セールスフローのレポート作成やシステム運用に関する相談を受ける機会が増えていました。

こうした経験を通じて、自分がデータ管理や業務効率化で貢献できるのではないかと感じ、新たなキャリアの可能性を信じて異動を決めました。


ーー新たなフィールドでの挑戦に不安はありましたか?

寺嶋:
私も村田も、セールス業務に全力で取り組んでいたからこそ、「自分がセールスチームを裏方から支えることで、チーム全体の成果をさらに引き上げられる」と強く感じていました。

異動を決意した当時を振り返ると、不安よりも、自分の強みを活かしてチームに貢献できることへの喜びが大きかったことを覚えています。

村田:
私も、上司や同僚からのサポートによって成長できたことへの感謝があり、「もっと会社に貢献したい」という気持ちが強くありました。また、新しいフィールドで「部署をより良くしてほしい」と期待されていると感じ、その期待に応えたいという想いで異動を決めました。新たな役割を通じて、より良い成果を生み出せるよう尽力しようという意気込みでした。



新たなフィールドで、今までの経験を活かす

ーー現在の業務内容を教えてください。

寺嶋:
私は「ストラテジープランニングサポート」という部署でマネージャーを務めています。この部署は、セールスアシスタント職とデータ分析を一つの組織としてまとめ、営業活動を包括的に支える役割を担っています。

主な業務内容としては、以下のようなものがあります。

◾︎セールスアシスタント業務
セールスがより働きやすくなるよう、日々の業務を支援することが中心です。具体的には、商談準備や資料作成、業務効率化のためのサポートなどを行っています。営業メンバーが本来の業務に集中できる環境を整えることを重視しています。

◾︎プロジェクト運用のサポート
部署内で進行するプロジェクトの運用やオペレーションサポートも重要な業務の一つです。例えば、BizDev(ビジネスデベロップメント)のチームが策定した戦略を現場に落とし込む際のサポートや、進行中のプロジェクトの運用支援などを行っています。

◾︎データ分析・企画戦略
セールス活動に関わるデータを分析し、その結果を活用した戦略立案や業務改善の提案を行っています。これにより、営業チームの成果を最大化するためのサポートを提供しています。

これらの業務を通じて、セールスチーム全体の成果を引き上げることを目指しています。また、かつて「何でも屋さん」のように業務に取り組んできた経験を活かし、営業メンバーが抱える多様な課題に柔軟に対応することを心がけています。


村田:
私はストラテジープランニングサポートでデータ管理と分析を担当しています。具体的には以下のような内容に取り組んでいます。

◾︎レポート作成とダッシュボード構築
営業チームが必要とするレポートやダッシュボードを作成し、データを視覚化することで現場の意思決定をサポートしています。特に、見やすく分かりやすい形式で提供することを心がけています。

◾︎データ分析と課題発見
集めたデータを基に、営業活動の現状を分析し、改善すべきポイントを特定します。たとえば、「どこに課題があるのか」「どの施策が効果的か」を考え、具体的な改善提案を行っています。

◾︎施策の立案と営業戦略のサポート
分析結果をもとに、営業チームが目標を達成するための施策を考えています。営業戦略に近い内容で、データを活用した具体的なアクションプランを提案し、チームの成果向上を目指しています。

データ分析のプロセスでは、目的や目標に応じて必要なデータを特定し、それを集めて活用することが大切です。例えば「このプロジェクトを達成するには何が必要か」を考えながら、必要な情報を収集し、整理するところから始めます。その過程でデータの構造を理解し、泥臭い作業も含めて地道に進めることが多いです。

最終的には、「いつでも必要な時に必要な情報が、わかりやすい形で手に入る状態」を作ることを目指し、セールスの成果向上に貢献しています。


ーーセールス経験はどのように生かされていますか?

寺嶋:
前提として、会社は「お客さまに選ばれ続ける」ことで成り立っています。その中で、お客さまと最も近い距離で接し、「どうすれば喜んでいただけるか」を日々考える役割を担うのがセールスです。この経験は、どの部署でも根幹となる重要な要素です。

例えば人事の業務では、採用した人材が「お客さまに信頼され、選ばれる存在」として成長していくことが重要です。そのために、お客さまに喜んでいただける価値を提供するための「パートナーズの行動指針」を大切なポイントとして打ち出しています。このように、すべての業務が最終的にはお客さまに喜んでいただくことに結びついています。セールス経験で培った視点や考え方は、どの部署でも活かせると思うんです。

私自身、セールスの現場経験が現在の業務において大きなアドバンテージになっています。セールスのプロセスや課題を深く理解しているからこそ、セールスチームが抱える課題を正確に把握し、適切なサポートを提供することが可能です。また、セールス時代の経験を振り返り、「メンバーがどのように考えているのか」「どのようなアプローチが効果的か」を常に意識しながら、データ活用や業務支援に取り組めています。

村田:
私もセールス業務に全力で向き合った経験は、どの部署においても価値があり、広く応用できるスキルだと実感しています。現場で得た課題解決能力や行動力は、データ分析や企画業務にも本質的に通じています。課題を見つけ、その解決に向けた具体的な手段を考えるプロセスは、セールスで培った経験が基盤となっています。例えば、データを扱う際に「どのように出力すれば良いのか」「この課題を解決するために何をすれば良いのか」と考える場面があります。この時、セールスでお客様のニーズを満たすために最善策を探していた経験が、自然と活かされています。

データ業務においても変わらず重要である「課題を解決するために必要な行動を見極める力」や「行動量のアベレージ」を新卒時代に高めることができたのは、大いに役立っています。


《後編》
やりたいことが見つからないあなたへ。その答えは働く中にあるー成長企業パートナーズで広がるキャリアの可能性ーへつづく

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