【社員インタビュー】メガバンク(三井住友銀行)→学校現場の教員という経験を経て、なぜスダチへ？

こんにちは。スダチ採用チームです！

今回は、スダチで活躍する社員さんを紹介する「社員インタビュー」です！今回は、スダチで働く正社員の方にお話を伺いました！

Q. スダチ入社前までの経歴について教えてください！

　前々職のSMBCでは梅田法人営業第一部にて、年商100億円から3000億円超のグローバル企業を担当していました。ファイナンスはもちろん海外進出先の選定、新規商流獲得に向けたアライアンスなど、お客様の企業価値向上についてのディスカッションを、キレッキレの先方担当者や経営陣と一緒にやっていました！改めて思うと、とてもダイナミックなお仕事をさせていただいていたなと思いますね笑　

　日々やりがいを感じながら業務にあたっていましたが「これはあなたにしかできない提案だよね」とお客様から言ってもらえたことを今でも嬉しく思っています！

　SMBC退職後は公立中学校で英語科の教員をしていました。低位な学力、不登校、ヤングケアラーなど様々な課題を抱えている生徒と向き合う中で、改めて教育の重要性を感じた数年間となりました。

「中学生は無邪気で可愛いな」というイメージでしたが、想像していたよりも最初は心を開いてくれないんですよね。中学生は大人と子供の狭間で揺れ動く最も多感な時期で、信頼を勝ち取るにも一筋縄ではいきませんでしたが、授業中に関わるだけなく、全ての休み時間を使ってたくさんの生徒と関わっていったことで、少しずつ心の壁が取り除かれていった感覚を今でも覚えています。卒業式で一緒に涙できたことが素敵な思い出になっています！卒業生の合唱が良すぎて式中は涙をこらえることに必死でした…

Q. スダチへの入社を決めたきっかけは？

　1番は「不登校の生徒を救えるチャンスがあるならチャレンジしたい」と思ったからです。
本当に辛い記憶なのですが、教員時代に学年の不登校生徒が自死を選択してしまったことがあり、その際に感じた無力感から「自分に何かできることはないのか」と考え始めたことが入口だったと記憶しています。

　私は中学生の頃から学校の先生になることを目標にしていました。小学6年生の時に担任の先生から言われた「俺はお前のことを本当に尊敬している」という言葉に人生を変えてもらったと思っています。このことをきっかけに「人の凄さを見つけられる人間になりたい」「人生のターニングポイントに寄り添える人間になりたい」と考えるようになり、中学校3年生になる頃には学校の先生に絶対になるぞと決めていましたね！

　ただ漠然と「なるからには良い先生になるぞ」と思いながら日々過ごしていたのですが、ふと「良い先生って何だろう」と思ったんですよね。もちろん答えはないのですが当時大学生だった私なりに出した回答が「社会で活躍できる人間に育てられる先生」でした。

　ここまでたどり着いてしまうと「じゃあ学校の勉強って社会に出てから役に立つのかな？」「そもそも社会で活躍するってどういうこと？」と気になって仕方がなくなり「一度社会人を経験しないと、そもそも社会の仕組みについて教えてあげられないんじゃないか！！」と思った時には就職活動を始めていました笑
英語の先生になるつもりだったので、英語を使ったビジネスができて、かつ色々な業界と関われる企業が良いなという軸で就職活動した結果SMBCで働くことに決めました！

　運よくグローバル企業を担当させていただくことになり、「めっちゃ狙い通りだな！」と思いながら銀行員として働いていたのですが、銀行は銀行で楽しすぎたんですよね…。日々数億単位でお金が動くダイナミックな業務、求められる仕事の質の高さ、何より仕事ができすぎる先輩方、この環境に身を置くことが刺激的で日々成長を実感できたのでこのまま銀行員でも良いかなと思ったり思わなかったりでした笑

　ただやはり夢には抗えず、満を持して中学校の英語の先生になりました！銀行も魅力的でしたが、やはり夢であった教員生活はそれを上回る楽しい日々になりました！楽しいと言っても気楽に楽しめる瞬間はほぼなく、動物園と遜色ないほど活発な生徒たちにどう勉強を教えていくのか試行錯誤の毎日でした。

　不定詞を教えた際に生徒全員から「全く分かりません！」と言われた日の夜、夢の中でも授業をしていてまたそこでも「分かりません！」と言われてしまいうなされたことは今でもトラウマです笑。大変な中でも少しずつ生徒と仲良くなっていく瞬間や、何より生徒の成長を見つける瞬間がたまらなく嬉しくて、「教員になって良かった！！生涯教員で頑張っていきたい！」と思いながら教員生活を送っていました。

　そんな中先ほどお伝えした出来事が起こったんですよね。あまり細かくは言いませんが、「なんて無力なんだろう」と感じたことが全てな気がします。元学校の先生として、学校に行かないことは決して悪いことではないですし、学校では学べないことを存分に学べているのであれば、もしかしたら学校教育以上の価値ある時間を過ごせるのかもしれないとも思います。ただ「家にずっといたことで自律神経が乱れ、自制が効かなくなっていったんですよね…」という話を聞いてしまったので、「ずっと家にいるよりは学校に来てくれた方が良いのかな」と考えるようになったんですよね。ただ考えられるようになっただけで、実際何か具体的な策を講じられたかというとそうではありませんでした。私が感じただけかもしれませんが、学校の先生という立場でできることはやはり限られるんですよね。

　そんな無力感の中でたまたま見つけたのがスダチでした。やっぱり人生ってタイミングだなと感じましたね。ポンッと入社したくなる気持ちを抑えて、発信されている動画や記事などをおそらく冷静に見漁ったと思います笑。決め手は会社のバリューである「誰も取り残さない」でした！代表の小川さんの熱い思いも最後の一押しになりましたね笑

　不登校という社会課題に向き合うダイナミックな働き方に魅力を感じた部分もありますが、私が昔から掲げている「人の凄さを見つけられる人間になりたい」「人生のターニングポイントに寄り添える人間になりたい」というポイントも実現できると思い、入社を決めることになりました！

Q. スダチと今まで勤めた企業との違いは？

　具体的な業務の内容はそれぞれの仕事で違うと思いますが、それぞれの企業が大義を掲げそれを実現するために愚直に努力を続けていくのは共通だと思うので、そういう意味では違いを聞かれると全部違いますし、全部共通だと言いたくなりますね笑

　あえて違いをあげるのであればフルリモートの環境かもしれませんね！

　これまでの職場は良くも悪くも騒がしいことが当たり前だったので、自分がリラックスできる環境を選びそこで仕事をできることが新鮮でした！正直初めてのフルリモートで不安はありましたが、oviceというバーチャルオフィス上で雑談したり、逆に全員パソコンの前にいるからこそタイムリーに相談できる環境は良い意味でギャップでしたね！

　およそ月に一度オフラインでミーティングがあるのですが、画面の中から飛び出てきたみたいでとても不思議な感覚になることがあります笑

　オンラインでもオフラインでも温かい人柄を伝えられることが、スダチで活躍する条件なのかもしれませんね！