こんにちは、株式会社RAYVEN採用担当です。
前回の記事では、RAYVENがなぜ職能で分けない少人数のフルサイクル開発をしているのか、そして技術をどう「顧客の課題を解くための手段」として扱っているかをご紹介しました。
前回記事はこちら
「https://www.wantedly.com/companies/company_4392135/post_articles/1085320」
今回は、実際に入社を検討されている方に向けて、入社後どんなふうに担当範囲を広げていくのか、そしてRAYVENがどんな方と一緒に働きたいと考えているかを、もう少し具体的にお伝えします。
入社後は、得意領域を足場に担当範囲を広げる
募集ポジションによって求めるキャッチアップ度合いは異なりますが、AIエージェントの開発経験だけを一律の必須条件にはしていません。
Web、バックエンド、デスクトップ、モバイルなど、いずれかの領域で実務開発経験があり、新しい領域へ踏み込む意思がある方には、AIエージェント開発経験のあるメンバーと一緒にプロジェクトへ入ってもらいます。
参画後は、利用するコミュニケーションやドキュメント、リポジトリ、タスク管理の環境へ入り、コードベースの構成、PR、CI、プロジェクトの進め方を確認します。その後は、小さな実装や改善から実案件へ入り、質問やフィードバックを受けながら担当範囲を広げます。長い座学を終えてから仕事を始めるのではなく、実際のプロジェクトを通じて学ぶOJTが中心です。
最初は得意な領域から入りつつ、次のような範囲へ徐々に挑戦していくことになります。
- 顧客要件の整理
- AIエージェントの設計
- UIとバックエンドの実装
- 外部サービスやデータとの連携
- デスクトップ・モバイルアプリケーションの開発
- インフラ構築
- 本番運用と改善
- 小規模プロジェクトの進行
最初からすべてを知っていることよりも、分からないことを言語化し、周囲とAIを使いながら学び続けられることを重視しています。「入社時点でどこまでできるか」よりも、「入社後にどれだけ担当範囲を広げていけるか」を見ている、と言い換えてもよいかもしれません。
PMとして大事にしていること
担当範囲を広げていくと、多くのメンバーが自然とプロジェクト全体を動かす役割に関わることになります。RAYVENには、プロジェクトを推進する上で大切にしている考え方をまとめた社内標準があり、肩書きとしての「PM」に限らず、プロジェクトの一部を任されるすべてのメンバーが意識している内容なので、少しご紹介します。
一つ目は、自責思考です。問題が起きたときに「誰のせいか」ではなく「どうすれば解決できるか」を考える姿勢のことです。ただし、これはすべてを一人で抱え込むという意味ではありません。問題を放置せず、必要な人を巻き込みながら、解決まで前に進め続けることを指します。
二つ目は、課題発見力です。言われたことをこなすだけでなく、本当のボトルネックはどこにあるのか、顧客が本当に困っていることは何かを、日々の兆候や事実から先回りして見つける力です。
三つ目は、優先順位を決める力です。リソースは常に足りないので、何をやり、何をやらないか、何を後回しにするかを日々判断し続ける必要があります。優先順位を上げるときは、同時に何を下げるかも決める。ここまでがセットです。
四つ目は、経営者の視点です。この機能は本当に売上につながるのか、顧客は本当に使うのか、この判断で会社は勝てるのか。機能をつくること自体を目的にせず、顧客・事業・技術の3つが揃って初めて成立する判断をする、という考え方です。
これらは、肩書きとしてのPMだけに求められるものではありません。RAYVENでは、一人ひとりが顧客との対話から本番運用まで関わるからこそ、こうした視点を早い段階から自然と身につけていくことになります。
カジュアル面談でよくいただく質問
AIエージェントの実務経験は必要ですか?
募集ポジションによって期待値は異なりますが、AIエージェントの実務経験だけを一律の必須条件にはしていません。いずれかの領域でプロダクトを実装・運用した経験があり、AIを使った新しい開発方法を試す意思があれば、実際のプロジェクトを通じて担当範囲を広げられます。
ただし、RAYVENではAIを使った開発速度を前提にプロジェクトを計画することもあります。新しいツールを触ることに抵抗がなく、自分の仕事へ取り込んでいけることは大切です。
記載されている技術を、すべて使えないといけませんか?
すべての経験は必要ありません。得意な領域を持ちながら、プロジェクトに必要な技術を学び、担当できる範囲を広げていく姿勢を重視します。特定の技術を使った年数より、なぜその技術を選んだのかを説明できることを大切にしています。
本当に一人で顧客対応からインフラまで担当するのでしょうか?
プロジェクト全体へ関わりますが、一人ですべてを閉じるという意味ではありません。1〜3人のチームで背景と進捗を共有し、AI、CI、プロジェクト内の確認を組み合わせながら進めます。最初は得意な領域から入り、経験のあるメンバーと実案件を進めながら担当範囲を広げます。
実装以外の仕事もありますか?
あります。顧客へのヒアリング、要件整理、技術選定、PoCの設計、デモ、運用後の分析と改善までが開発の一部です。仕様どおりにコードを書くことだけでなく、何をつくるべきかを考えるところから関わります。
こんなエンジニアと働きたい
RAYVENでは、次のような方と一緒に働きたいと考えています。
フロントエンド、バックエンドなどの担当領域を限定したくない方。今の職場で「ここから先は自分の担当じゃない」と線を引かれることにもどかしさを感じている方には、RAYVENの働き方は合っていると思います。
顧客との対話から設計、実装、運用まで関わりたい方。仕様を受け取って実装するだけでなく、なぜそれが必要なのかという背景から関わりたい方を歓迎します。
AIエージェントをデモではなく実際の業務で動かしたい方。動くところまでは作れても、実際の業務で使われ続けるところまで持っていくのは別の難しさがあります。そこに面白さを感じられる方に来ていただきたいです。
Webだけでなく、デスクトップやモバイルにも挑戦したい方。技術領域を広げることに前向きな方は、担当できるプロジェクトの幅もそのまま広がっていきます。
少人数のチームで大きな裁量を持ちたい方。決裁や承認のプロセスに時間を取られるより、自分たちで判断してすぐ動く環境を求めている方に向いています。
AIを活用して、自分が担当できる範囲を広げたい方。AIは代わりに仕事をするための道具ではなく、自分ができることを広げるための道具として使っています。
実装だけでなく、プロダクトの価値にも責任を持ちたい方。書いたコードが実際に業務で使われ、成果につながっているかまで気にかけられる方と働きたいです。
分からない領域を、自分で調べ、周囲へ相談しながら前へ進められる方。知らないことがあるのは前提です。そこで立ち止まらず、周囲やAIを使いながら前に進められることを大切にしています。
そして何より、新しい技術を目的ではなく手段として選べる方に来ていただきたいと思っています。
RAYVENは、完成された役割へ人を当てはめる組織ではありません。一人ひとりのエンジニアが、それぞれの強みを足場にAIとともに担当範囲を広げ、顧客の課題を実際に使われる仕組みへ変えていくチームをつくろうとしています。
「自分はフロントエンドだから」「インフラは専門外だから」と境界を引くのではなく、顧客へ価値を届けるために必要なことを、自分たちで考えて担う。そんな働き方に面白さを感じる方は、ぜひカジュアル面談で、これまでの経験やこれから挑戦したいことを聞かせてください。