こんにちは!スマートラウンドでエンジニアをしている福本です。
タイトルの通り、先日以下のイベントに登壇してきました!Nstockさんが入居しているビル備え付けのイベントスペースにお邪魔したのですが、とてもいい感じの場所だったこともありセッションでリラックスして楽しく話せました。
本日は、イベントの様子や雰囲気などをレポートに残して皆様にお伝えできればと思います!
イベントの背景や趣旨
さて、改めてですが今回セッションした4社を並べてみました。一見すると業界やフェーズがバラバラで統一感がありませんね。これは困りました。
- Nstock株式会社: シード期・スタートアップ/金融業界
- 株式会社メドレー: 上場済・医療業界
- Ubie株式会社: シリーズC・医療業界
- 株式会社スマートラウンド: シリーズA・スタートアップ/金融業界
…というのは冗談で、今回はこの「フェーズや業界の違い」に焦点を当てたイベントになっております。
世間一般的なトレンドやプラクティスは脇に置きつつ「各社が今取っている(取っていない)技術戦略」を比較しながら、「どのフェーズでどんな課題があるか」「その課題にどうアプローチしているか」に着目する形でセッションを進めました!
まさに各社の状況や戦略を比較しながら話をしている場面
実際にセッションで話をしながら他の登壇者の方々の話を聞いていると、「今の戦略を取っている意図や背景」「今後どうしていきたいか」などの部分で各社のフェーズや色が出ていて、とても興味深かったです。
セッションすべての話を書くことはできませんが、印象に残った内容などを会場の雰囲気とともにお伝えできればと思います。
話したこと
セッションの中身ですが、大まかには以下のテーマで各社が話しつつ、登壇者の間で質疑応答や議論をする形で進めていきました。Nstock和田さんの素晴らしい場の回しもあり、とても実りある話ができたように思います(誠に感謝です!)
- (前提合わせ)そもそも技術戦略とは
- どのような技術戦略を定めているか
- 過去に技術戦略を変更したか(それはいつか)
- 今取り組んでいることと課題
- (各フェーズで)どんなエンジニアが活躍しているか
自分がすべて戦略を決めてきたかのような顔で話す福本
セッションの後には参加者の方も含めた懇親会があったのですが、そこではセッションで触れられた次のような話の内容が話題になっており、皆さんの印象に残ったみたいです。
Nstockさん「過去に技術戦略を変えたことが一度あった。そのプラットフォームのエキスパートの方にジョインしてもらえたのが要因の1つにあり、”背中を預けられる人がいるか”は技術戦略を考える上で大切だと感じている。」
メドレーさん「技術的負債返却への投資など、技術的な戦略の決定や変更はエンジニアだけに閉じず、きちんと関係者に説明責任などを果たしながら決めている。」
Ubieさん「いわゆるホラクラシー組織であり、戦略はサークル(と呼ばれるチーム)が情報を集めた上で責任を持って進めている。CTOが居てトップダウンで決める...という方式ではない。」
スマートラウンド「アーキテクチャは現在モジュラモノリスでやっていて、チームはユーザーの種類で分けている(起業家/投資家/共通部分)。モジュラモノリスで行けるところまでこのままで行きたい。」
※あくまで各社の状況を話しているだけであり、「こうすべき、こうあるべき」というベストプラクティスを説く場ではないことに改めてご留意ください
その後の懇親会では、より砕けた雰囲気で色んな人とお話をする機会に恵まれましたが、どんなフェーズでも皆さんそれぞれ課題を感じてるんだな...と改めて思いました。
ちなみに、セッションや懇親会で「モジュラモノリスの背景や現状について聞きたい」というお声をたくさん頂きました!
気になっている方が多そうだったので、モジュラモノリスを採用するに至った意図や背景について、改めて以下の記事でCTOの小山に解説してもらいました。ありがたい!
さいごに・今後
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!自分は登壇者の身でありながら多くの学びを得られる会であり、とても面白い会に呼んで頂けたと感じています。
オフラインでの技術系イベント開催も徐々に増えていく中で、今後もイベントへの参加や登壇を個人・会社としても多くやっていかねば...と改めて感じるような会でした。
登壇や運営のお手伝いを頂いた方々、当日遊びに来てくださった参加者の皆様、改めてありがとうございました!
最後に、この記事を読んで・イベントに参加してスマートラウンドにご興味を持った方、以下の採用ページをご覧頂いて、ぜひカジュアルにお話しましょう!