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【開発メンバーインタビュー】「精神疾患を行動変容から予測する。ついにその未来がきた。」開発チームが考えるeMindでの開発の面白さとは。

こんにちは、株式会社eMind採用担当です。
eMindは、“こころの健康”をテクノロジーでサポートするサービスを開発しています。現在、toB向けのシステム開発を進めており、一緒に開発をしてくれるメンバーを募集しています!

(カジュアル面談大歓迎です!)

今回はeMindの開発チームのメンバー2名に、実際の取り組みや、仕事への想いについて聞いてみました!


――本日はよろしくお願いいたします!まずは、お二人が今担当されている範囲について教えてください。

前田:私は、今開発チーム全体のマネジメントを行っています。
画面仕様やサービス設計を実装させるため、サーバー側の構成や、アプリのフレームワークやモジュールなどを考えながら全体のアーキテクチャを担当しています。

安倍:私は、サーバーサイドのデータ収集やデータ加工など、機械学習でメンタルヘルスの尺度を予測するモデルの生成と、バックエンドシステムの開発を担当しています。

――eMindでの開発には、いつから携わっているんですか?

前田:2人も開発当初の2020年1月から開発に携わっています。

――お二人とも、開発当初から携わっているんですね!ちなみに、eMindでは、今どんなサービスを開発しているんですか?

前田:デバイスのログから、人の行動とその変容をデータとして取得することで、その人の心の健康状態がどのような状態にあるのかをこれまで研究開発してきました。
この研究成果を活かし、現在は企業で働く従業員の方の心の健康状態を可視化・ケアするためのサービス開発に取り組んでいます。

――身近なデバイスからメンタル不調の早期発見ができれば素晴らしいですよね!開発当初は、どんなことからスタートされたんですか?

前田:2019年9月頃からサービス設計やデータ取得方法のガイドライン等は決まっていたのですが、それをスマホでどうデータ収集すれば良いかという調査からスタートしました。
様々な情報を取捨選別し、仮説を立てながら進めていった感じですね。

――一番難しかったことはどんなことですか?

前田:202年1月から開発をスタートしたのですが、実際に機械学習をするまでの間は、私たちの設計はすべて仮説状態なんですね。
毎月、毎週、「これは有効だ」という判断ができない中で、「有効なはず」という状態で半年間開発が進んだことですね。
例えば、「睡眠情報」と一口にいっても、就寝した時間、睡眠の質や、睡眠時間の総数など多くの情報があります。どの情報が「有効なのか」1つ1つ仮説を立てながら開発を行っていました。
通常の開発だと、ゴールが明確なんですよね。ここまで、暗中模索状態で開発をスタートしたのは、初めての経験でした。

安倍:本当にチャレンジングな環境ですよね(笑)
設計がきちんと決まっていて、ゴールが見えている状態で実装することが通常の開発ですが、eMindでは常に試行錯誤しながら開発をしていました。

――ゴールが見えない中で開発を続けていくのは大変そうですね・・・。

安倍:私は、楽しみながらやっていますね(笑)
仮説を立てて、「こう進めたらどうなるか?」などを比較検討し、実験しながら進めるのは、とても楽しいですしやりがいがあります。予想外のことがあったりして面白いです。

――どんな予想外のことが、今までありましたか?

前田:例えばメンタル不調の問題には、睡眠が直結すると思っていて、さまざまある要素の中でも、睡眠が当然強い重要度になると予想していたんですが、現在のモデルにおいては、それよりも相関の強い変数があったことですね。
当初は、睡眠データだけをディープラーニングにかけて予測していたんですが、現在は多次元の要素を含めた予測をしており、それにより判明したということになります。つまり、やってみたら分かったということです。

――仮説を立てて検証していくのは、労力がかかりそうですが、どのように開発を進めていくのでしょうか?

前田:基本はチームでディスカッションしながら進めていきますね。例えば、人間の行動から逆算してスマホでどうモニタリングをするかを考える際も、チームのみんなで「本当にこの項目で良いのか?」はもちろん、「この項目は自動で取れるのか?入力してもらわないと取れないなのか?」などを話し合い、多次元で取得項目を考えていきます。ユーザーの操作負担が増えたら、そもそも使ってもらえないですからね・・・。

安倍:自動的に取れる項目を検証し、1つ1つつぶしていくのも、大変でしたが、挑戦しがいがありましたね。仕様が決まっているアプリ開発とは違い、端末やOSの仕様や方針も含め「このデータは開示してもらえるのか」「このデータをとりにいけるのか」といった、通常の開発ではやらないことをやっています。

――そんな開発チームですが、どんな人が向いていると思いますか?

前田:好奇心がある人ですね。
人口知能やディープラーニングの資料を読んだり、多くのインプットも必要になるのである意味研究者っぽい人が向いているのかもしれません。
技術的にも、Flutterでのクロスプラットフォーム開発、AWSの各種サービスを利用したサーバーレス環境での開発、MongoDB Atlas、Reactなど、AIはもちろん割と最先端の開発環境も魅力だと感じています。
COOの古村さんも、意見をきちんと聞いてくれるので、チームで悩んで一緒に議論して進められるから、非常にやりやすいと思います。

安倍:経験してきたスキルを活かし、ただ開発をしたいという人は合わないかもしれませんね。
エンジニアは物作りなので、プログラミングすれば動くものができるんですよね。成果が見えやすいんです。
一方で、eMindでの開発は、答えが無い中でどうすれば良いか、トライアンドエラーを繰り返しながら試行錯誤しなければいけません。こういった点を苦に思わない方が向いていると思います。
正直、やったのに無意味だったことなんかも出てくるので、しんどい時もたまにあります(笑)

――なるほど。ありがとうございます!最後に、eMindで開発をする中でのお二人のこだわりについて教えてください!熱い想いでお願いいたします!(笑)

前田:目の前のものを達成する、タスクを処理したい、という目先のことよりeMindを通じてメンタル不調の人を助けたい、役に立ちたいという想いが私の原動力ですね。
もともと、うつ病や精神疾患の方に個人的に関わりがあって、何とか解決したいという想いがありました。

安倍:私は、新しいことにどんどん挑戦できるeMindの開発環境ですね。面白いですし、本当に自由にやらせてもらっています。
トップダウン型ではないので、意見を反映することもできています。開発を手掛けるメンバーに話を聞くと、チームで多くのディスカッションを重ね、試行錯誤を重ねながら開発を続けている現場の様子がうかがえました。

試行錯誤しながらも、尊敬しあえる仲間と共に、自身の意見が反映されたサービスが「必要不可欠な価値」と顧客から評価され、その喜びを全員で分かち合いたい、そんなやりがいを持てる仕事がしたいという考えに共感いただける方!

ぜひ、ご応募お待ちしております!!!

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