こんにちは!株式会社AWESOME SEの採用担当です。今回は事業責任者(COO)の八頭司さんのインタビューを実施しました。(*当社では社員同士で「さん」づけで呼び合う文化となっているので、今回も「さん」をつけています)
新規事業の責任者であり、当社の採用責任者でもある八頭司さんの経歴を振り返りながら、どのような価値観を大切にしているかに迫っています!
ぜひ最後までご覧ください!
弊社COO(最高執行責任者):八頭司 栄のプロフィールはこちらから
ー志もなく「ただ働いているだけ」だった新卒時代
新卒では「金融の知識を身に付けたい」と思い大手証券会社に入社。当時の金融業界は、足で稼ぐといった泥臭い営業が主流であり、必死に顧客周りを行い、昼夜を問わず働き詰めの生活でした。数年勤務したとき、お客さんのことより自分の成績のことばかりを気にしていて、「このままでは人間じゃなくなるかもな」と思い退職を決意。
しばらく転職活動をしていくなかで人材紹介会社へ転職。その企業では、マザーズ上場期から東証1部への鞍替えを経験したり、さまざまな先輩や同僚(いま経営者となっている人が多いですね)とやり取りをするなかで、1社目とは違いベンチャーマインドが経験できました。ただ、当時は会社のビジョンに共感したり、自分の仕事に志を持って働いていたわけではなく、ただただ働いているだけの感覚でした。(正直、ダメダメ社員でした)
5〜6年間働いたころ子どもが産まれました。ふと「このままのマインドで働きつづけていいのか、大事な子どもや家族を守れるのか、幸せにできるのか」と考え、「このままではダメだ」と感じ、再度転職をすることにしました。
ー2度目の転職。そして、子どもが産まれ「働く」という価値観が変わった
子どもが産まれたことをきっかけに、親族の関係する運送会社に転職。そこでは大型トラックの運送ドライバーもやるし、営業もやるし、経理や会計など、たくさんの職種を兼務していました。さらには関東に営業所が3つあり、その事業所を「どのように黒字化するのか」という事業運営も任されていました。
毎日忙しく働き、充実した日々を送っている中で、転機が訪れました。大型トラックドライバーとして大型タイヤの荷積みを手で行っているとき、「いや、これ自分にはできないでしょ」とふと自分で限界を決めていること気づいたのです。これまでの人生では「ほどほどにやれれば」という考え方で自分が傷つかない、やれない言い訳を用意していました。ただ、その時は誰も助けてくれる環境ではなかったので、もう1つ1つやっていくしかないという状況でした。作業をしていく中で、完全に『ゾーン』に入ってました。真冬の盛岡で半袖で気持ち良い感じでした。その時に「明確なゴールを設定する」「達成状況のフィードバック(可視化)」が大事だと気づきました。
自分の限界を超えた先に違う世界が広がっている
私の場合は、たまたま肉体的な活動から、気づきを得ることができました。
そんな中で、「殻を破りたいけど自分ではなかなかうまくいかなくて悩んでいる人」や「あえて避けている人」などがいるだろうなと思ったのです。それって、きっかけがあれば考え方や思考・行動が変わるチャンスがあり、それを超えた先にまた違う世界が広がっていることにチャレンジしてほしいなと思いました。ただ、その段階では自分自身がそのきっかけを与える役割になるとは思ってもいなかったです。その時は自分のことしか考えられていないので、「自分にはまだまだ社会人としてのスキルが足りない」「自分の限界をまだまだ超えられていない」という感じでした。
ー「子どもを幸せにしたい。そのために自分の環境を広げたい」
その後も運送会社で働き、スキルや能力が高まっている実感もありましたが、どこかモヤモヤしている気持ちはありました。今思えば、自分自身の目標とかやりたいことは明確になっていなかったのです。
そんな中で、すくすくと我が子が育っていく姿を見て、「この子の人生の選択肢を増やすためには、親である自分自身の環境を広げ、多くの選択肢を持つ必要がある」と感じ始めました。まさに、自分自身の目標が見つかった瞬間でした。
そのタイミングで、2社目の人材紹介会社の上司が立ち上げた会社で「子ども向けのSTEAM教育やプログラミング」という、今までにない新しい学びをやっていたので、転職を決意。その会社では、2年目で事業責任者を任されるように。自分の環境を広げたい、という目的が達成されている充実感と、会社の成長がリンクしている状態でした。
「教育」というテーマで事業を展開し、社会に貢献している気持ちもあり、土日も関係なく、ひたすらに駆け抜けていました。しかし、子どもが幼稚園に通い始め、土日に仕事をしている生活を続けていると、子どもと過ごす時間がほとんどないことに気づき、大事なものを見失っているのではないかと感じました。
ーコロナ禍での新規事業。ひたすらトライし続け、限界を突破し続けた
コロナ禍で事業環境が変わり、自社の助成金の対応などもしていく中で、新しい教育商材(英語学習のカリキュラム)を取り扱う新規事業を任されました。正直、英語は大の苦手。学生時代から避け続けてきました。(今でもできません。)
ですが、とても大好きなサービスだったので「自分にできることをやる!」と情熱を持って仕事に取り組みました。ランディングページ(Webページ)を制作したり、会社案内を作成したり、新規営業や掘り起こし営業、リストを作ってウェビナーなどできることは全てやり続けました。
英語が苦手な自分が英語カリキュラムを売っていましたが、弱点を隠すことなく正直に伝え、新規で20社ほど契約が取れて、自分に自信がつきました。お客さんからも、「想いが伝わってきた!」と言っていただけました。それから、そのお客さんたちのコンサルなども行い、とても充実した日々を送っていました。
ただ、子どもが日々成長して自立していく中で、これからは自分がというより周りの環境に任せた方がいいこともたくさんあるなと感じてきました。私は、経済的な支えや新しい社会について同じ目線で一緒に学んでいくことが大切だなと思うようになってきました。そのような中で、改めてこれからの人生を考えた時に「自分って何がしたいんだろう」「自分って何ができるんだろうか」と考えるようになりました。
ー「お前は何がしたいの?」高澤代表との久々の再会で受けた衝撃。
自分ができることを増やすために、中小企業診断士の勉強をしたり、コンサルティングで多くの企業の支援を事業成長を実現したりと、自分のスキルアップに注力。しかし「このままでいいのか」と、もやもやと悩んでいた時に、久々に彰男さん(弊社代表)から連絡が来たんです。(朝の4時くらいに)
5年ぶりくらいに会って、いろいろと話をするなかで「お前は何がしたいの?」と何度も問われました。めちゃくちゃ言われました。自分と向き合ってないなと気づかされましたね。そして旧友だった彰男さんが、昔からは想像もつかないぐらい変わっている姿を目の当たりにしました。
めちゃくちゃ嬉しくもあり、めちゃくちゃ悔しかった。このままでは、本当にダメだ。。
現実を突きつけられたような気がしました。もっと変わらないといけないと本気で感じさせてくれました。その後、さまざまな話をするなかで、「一緒に働きたい」という気持ちが芽生え、当社AWESOME SEの立ち上げから参画することに決めました。迷いはなかったですね。
ー「いろいろなきっかけを提供していきたい。働くって最高だと感じてほしい。」
当社の立ち上げ段階で自分の人生を含め自分と向き合うことで、どのような会社にしていきたいか、を本気で考えました。その中で、これからの人生で「人となにかをつなぐきっかけを提供し続ける」ことができる人になりたいと感じています。振り返ってみると、これまで多くの人に「きっかけ」をもらっていたと気づき、今度はAWESOME SEを通じて、きっかけを提供する側、そしてそれをし続けられるようになりたいと考えています。
きっかけ1つで、大きく人生は変わっていくと思います。そんな経験を多くしてきた私だからこそ、これからは多くの人に「きっかけ」を提供していきたいですね。
自身のこれからのビジョンである「人となにかをつなぐきっかけを提供し続ける」ということは、当社のpurposeにも繋がっています。未経験からエンジニアに挑戦することも、かなり勇気のいることだと思います。そんなみなさんに、夢に向け邁進できる環境を整え、夢に近づくための「きっかけ」をたくさん提供しサポートをしていきたいと思います。
AWESOME SEで働く社員の皆さんには、「自分の可能性を広げながら、多くのきっかけを掴み、常に行動する」ことを忘れずに、働いてもらえると嬉しいですね。そして模索しながらでも、「自分が何をやりたいのか、そのために何をすべきか」を考え続け、一歩ずつ前に進んでいってほしいと思います。そのプロセスこそ「働くって最高」の状態なんじゃないかなと思っています。ちょっと厳しい言い方をすると、きっかけを掴むのは本人たち次第だと思うので。
いかがでしたか?最後まで読んでいただきありがとうございます。
当社では未経験からエンジニアになるためのきっかけを多く提供できる環境があります。未経験からの挑戦は苦労することもあるかもしれませんが、一緒に夢を叶えるべく、当社で働いてみませんか?
少しでも興味を持った方はぜひご応募ください!
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