【入社エントリー】紙の山から先生を救う。元小学校教員がPestalozzi Technologyで挑む「教育現場の働き方改革」
公立小学校の音楽専科教員として教壇に立ってきた山本さん。これまで合わせて2,000名以上の児童と向き合い、子どもたちが「できた!わかった!」という喜びを持てる授業づくりに情熱を注いできました。そんな学校現場の最前線を知る山本さんが、次なる挑戦の舞台に選んだのは、スポーツテック・EdTechのスタートアップであるPestalozzi Technology株式会社。なぜ教員を離れ、テクノロジーの力で教育現場を支える道を選んだのか。入社直後の彼が抱く熱い想いと、プロダクトが持つ可能性について話を聞きました。
Q1. これまでの教員生活で、山本さんが大切にしてきた「授業づくり」や「児童との向き合い方」について教えてください。
千葉県と東京都の公立小学校で、5年間で合わせて2,000名以上の児童の指導に携わってきました。業務の中で一貫して大切にしてきたのは、子どもたちが「できた!わかった!」という確かな喜びや成功体験を持てる授業づくりです。音楽専科として単に音楽を教えるだけでなく、まずは「目の前の児童一人ひとりの理解に努めること」を最優先にしていました。子どもたちの小さな変化や特性をキャッチし、それに合わせて声かけや発問の切り口を工夫したり、音声・視覚教材を取り入れたりすることで、全員が主体的になれる学びをデザインすることに注力していました。
Q2. 学校現場で働く中で、感じていた課題は何でしたか?
子どもたちと過ごす日々はとても充実していましたが、一方で、現場の先生方が抱える膨大なアナログ業務と、それに伴う深刻な負担を身をもって痛感していました。学校行事の計画・運営や部活動の指導といったマルチタスクに加え、定期的に発生する膨大な書類作業や集計業務があります。例えば、学校全体で行う体力テストの集計や分析などは、未だに多くの現場で「紙の山」と格闘するようなアナログな手法が残っています。先生方が本来最も時間を割きたい「子どもたち一人ひとりと向き合う時間」や「より充実した授業のための時間」が周辺業務によって削られ、疲弊していく姿を間近で見て、経験してきました。この構造的な課題は、個人の情熱や努力だけで突破できるものではないと感じていました。
*Pestalozzi Technology株式会社で働くほか、テノール歌手としての一面も
Q3. なぜ「教員」から「Pestalozzi TechnologyのCS(カスタマーサクセス)」へ転身しようと考えたのですか?
全国で日々頑張っている先生たちを、個人の努力に頼るのではなく、テクノロジーの力で根本から支える側に回りたいと考えたのが大きなきっかけです。弊社が展開する体力テストのデジタル集計システムは、まさに私が現場で「これがあれば、どれだけの先生が救われるか」と切望していたプロダクトそのものでした。 また、カスタマーサクセスという職種を知ったとき、教員時代に「年間を通じて何百名もの子どもたち一人ひとりと向き合い、丁寧に信頼関係を築いてきた経験」が活きると確信しました。学校現場のリアルな運用や先生方の気持ちがわかる自分だからこそ、自治体や学校に深く寄り添い、真の課題解決に伴走できると考え、仕組み側から教育を支える決意をしました。
Q4. 数ある企業の中で、Pestalozzi Technologyを選んだ「決め手」は何でしたか?
きっかけは、代表の井上さんから直々にスカウトの声をかけていただいたことでした。そこからカジュアル面談に進んだのですが、その場での対話が非常に密度の濃いものでした。単なる会社説明ではなく、私のこれまでの教員経験やメーカー営業経験のプロセスまで深く耳を傾けてくださり、「山本さんのこの経験は、PestalozziTechnologyのこういうポジションで絶対に活きる」と、自分以上に私の可能性を見出してくれる姿勢に強く感銘を受けました。お互いのビジョンや現場への想いをじっくりと擦り合わせる中で、「この人たちと一緒に働けたら、間違いなく面白いことができそうだ」と直感的にワクワクしたことが、最終的な入社の決め手になりました。
Q5. 実際に入社してみて感じた、会社のカルチャーや第一印象を教えてください。
IT業界という異業種からの転職なので、ビジネスの進め方やシステム開発の仕組みなど、新しくキャッチアップして学び取らなければならない面は非常に多いです。日々、新鮮な刺激を受けています。一方で、社内のメンバーが「学校現場の生の声を知っているプロ」として、私の教員経験という強みをものすごく買ってくれていることに、とても安心感を覚えています。未経験の領域に対する不安も周囲のサポートによって助けられていますし、お互いの専門性をリスペクトし合う非常にオープンで温かいカルチャーだと実感しています。
Q6. 今後、プロダクトを通じて全国の先生や子どもたちにどんな未来を届けたいですか?
まずは、全国の自治体や学校へ私たちのプロダクトを確実に届け、定着させることで、「集計や分析に追われるアナログな時間」をゼロにしていきたいです。先生方の業務負担が減っていけば、日々の学校生活にゆとりが生まれ、子どもたちの能力をより引き出すための、前のめりな教育活動に注力できるようになります。学校現場の苦しさを知っている自分だからこそ、変えられる未来がある。Pestalozzi Technologyのプロダクトを通じて、日本の教育現場をより健やかで、笑顔あふれる場所にアップデートしていきたいです。