こんにちは！Spider Labs 人事の勝田です。

昨日、全社の成長を支えるコーポレートチームで、会社のコアとなる価値観「Spider Way」の浸透と、今後の壮大な目標を共有するための特別なワークショップを実施しました。

普段はバックオフィスとして全社をサポートしているコーポレートチームが、どのようにして会社のDNAを理解し、今後の成長に向けて足並みを揃えたのか、その熱い様子をお届けします！

💡 会社の「羅針盤」を自分ごとにする：「Spider Way」バリューカードワーク

一人ひとりの違いを尊重し、会社の目標へ

当社のコアバリュー「Spider Way」は、壁に貼るポスターの言葉ではなく、私たちが毎日実践する具体的な行動指針です 。お客様への向き合い方、仲間への接し方、そして意思決定の仕方を定義しています 。

ワークショップでは、この「Spider Way」の7つのバリュー（Customer Centric、Excellence、No Drama/High Accountability(Ownership)、Speed、Challenge、One Team、Integrity を深く理解するための「バリューカード」を使ったディスカッションを行いました。

📌 Spider Wayの7つのバリュー

• Customer Centric (顧客中心)
• Excellence (卓越)
• No Drama, High Accountability (Ownership)(ドラマなし・高い当事者意識)
• Speed (with Precision) (スピード（精度とセットで）)
• Challenge (挑戦)
• One Team (ワンチーム)
• Integrity (誠実さ)

ワークショップの核心

一人ひとりが持つ「価値観」や「仕事観」は異なりますが、会社が一つの目標に向かうためには、共通の行動指針が必要です 。

今回は、特に「No Drama, High Accountability (Ownership)」や「Excellence」 といったバリューが、コーポレート業務で具体的にどういう行動に繋がるかを議論しました。

• No Drama, High Accountability: 問題発生時に感情的にならず、事実に基づいて解決策を議論する 。自分の関わるタスクの結果に言い訳せずコミットする 。
• Excellence: 全ての業務で最高の品質とパフォーマンスを目指す 。常に「これで十分」ではなく、「どうすればもっと良くなるか」を問い続ける 。

バリューカードを通して、「自分が大切にしている価値観」と「Spider Way」がどう結びつくかを共有し、全社目標に向けて「足並みを揃える」ための重要な時間となりました。

🎯 10年先の未来を共有：グローバルリーダーへの道のり

次に、全社で目指す「10年後の未来」について、CFOによる「CEO Download」のセッションが行われました 。

会社の存在意義とコアフォーカス

私たちは、AI-Powered Marketing Security Specialist（AIを活用したマーケティングセキュリティの専門家）として、「デジタルビジネスエコシステムを保護すること」を使命としています 。

• Purpose (存在意義・Why): 新しいAI駆動型の不正な脅威からデジタルビジネスエコシステム全体を保護し、すべてのステークホルダーの健全性、透明性、成功を保証すること。
• Niche (コアフォーカス・What): AI駆動型の不正対策、異常検出、および予防技術に特化し、デジタルエコシステムへの信頼を保証すること。

壮大な10年後のビジョン

10年後の目標として、私たちは広告の不正防止を超え、「デジタルビジネスの守護者」へと進化します。

• 製品ビジョン： 私たちのテクノロジーは、あらゆるデジタル取引に不可欠なインフラとなり、「デジタル・ゲート」になります。Eコマース、ログインシステム、クラウドデータなど、悪意あるAIエージェントからエコシステム全体を保護します。
• 組織ビジョン： 東京（HQ）、リスボン、アメリカ(+ 他) の戦略的ハブを基盤にグローバルに展開し 、全社が「One Team」として団結し、世界中のデジタル経済の信頼できるゲートキーパーとなります。

コーポレートチームは、この壮大な未来を実現するための「基盤」と「成長エンジン」となることを再確認しました。

🗺️ 顧客の成功を支えるフローとその改善アイデア

ワークショップの後半では、「Spiderのプロダクトをお客さんに届けて、契約を維持してもらうまでのフロー」を題材に、コーポレートチームが顧客価値創出にどう貢献できるか、アイデア出しを行いました。

現状フローの可視化

営業から契約、プロダクト導入、そして継続的な利用・サポートに至るまでのプロセスを可視化。この過程には、契約書の確認、請求、法務・財務的なサポートなど、コーポレートチームが関わる「見えないサポート」が不可欠です。

「もっとよくするには」のアイデア出し

可視化したフローの各プロセスで、バリューである「Customer Centric」や「Speed」 を体現するために、具体的に何を改善できるかを議論しました。

• Customer Centric：「お客様にとって正しい選択」を優先し、お客様のストレスや予算を自分事のように扱う。コーポレートの観点から、請求プロセスをより迅速かつ顧客フレンドリーにするアイデアなどが出ました。
• Speed：「行動バイアス」を持ち、完璧を求めず素早くフィードバックを得るためのプロトタイプを出す。契約締結までの社内手続きを迅速化し、顧客の機会損失を最小化するための提案など。

このセッションを通じ、コーポレートチームは単なる「管理部門」ではなく、顧客の成功を最前線で支える重要なパートナーであるという意識を一層強めることができました。

🌟 まとめ：未来を築く土台として

今回のワークショップは、全社員が会社のビジョンとバリューを深く理解し、共通の目標に向かってコミットするための土台となりました。

Spider Labsは、「Together, we secure the future.（共に、私たちは未来を確かなものにする）」 というスローガンのもと、今後も成長を続けていきます。

この熱いSpiderのチームの一員として、一緒にグローバルな未来を築きたい仲間を募集しています！