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AiCANアプリ開発の楽しさとは?【エンジニアインタビュー・前編】

当社のAiCANアプリを開発する、エンジニアのエリックさんに話をお伺いしました!
AiCANへ入社した理由や、AiCANアプリを開発する楽しさなど、前後編にわたってたっぷり語っていただきました。(インタビュー:経営推進部 宮本・上野)

エリック ブッフバルト/Eric Buchwald【写真左】
R&D部 プロダクトチーム エンジニア

ドイツ出身。日本のゲームが好きで、高校時代に1年・大学時代に1年、日本に留学。
ドイツの大学を卒業後、日本でゲームクリエイターとして8年勤務。2024年1月、AiCAN入社。

趣味はゲーム、漫画、サイクリング、読書(オーディオブック)、友人や近所の方との交流、インド料理など。社内のバドミントンサークル大会も主催しています!

ーーエリックさんは元々、ゲーム会社で働いていたのですね。転職活動をする中で、AiCANをどのように知ったのですか?

エリック:子どもの頃からゲームが好きで、日本のゲームを通して、日本に興味を持つようになりました。特に、ファイナルファンタジーなどのRPGのストーリーに感動して、「子どもの心に影響を与えるゲームを作りたい」と思い、日本でゲームクリエイターとして就職しました。

その後、子どものメンタルケアにも関心を持つようになり、「子ども」「メンタルヘルス」「テクノロジー」といった軸で、転職活動をしていました。メンタルヘルスというと、カウンセラー・セラピストなどの対人援助の専門職もありますが、自分のエンジニアとしての開発経験を活かす方が、より貢献できると思いました。テクノロジーは、より広い範囲に影響を与えられるという考えもあり、メンタルヘルス領域のシステム開発会社を中心に探していました。

そんな中、トラウマストレス学会に参加し、自立支援施設で働いていた方の発表を聞いて、強く感動したんです。発表後、発表者の方に直接連絡をとり、食事に行くぐらい仲良くなりました。そこで、子どものメンタルケアに貢献できるシステムはないかと相談をしていたところ、「山本恒雄先生が顧問をしている会社がある」と、AiCANを教えてもらったんです。その後、自分でAiCANのHPを調べ、エンジニア職に応募しました。



ーーすごい行動力ですね!応募後、AiCANへ入社した決め手を教えてください。

エリック:僕は「これをやりたい!」という分野を1つ決めたら、深く追求して全力で取り組むタイプなんです。 

AiCANへ入社した決め手は、AiCANサービスが、児童相談所の職員さんをアプリで支援することは、僕が成し遂げたい「子どもの心を守る」ことに最も効果的だと感じたからです。傷ついている子どもの心をケアするには人の力が必要だが、テクノロジーでそれをサポートすることができると思いました。

また、代表の髙岡さんと面談して、「すべての子どもたちが安全な世界に変える」というビジョンに強く共感したことも大きいです。とても波長が合ったというか、共振・共鳴しました。髙岡さん自身からも熱い想いやエネルギーを感じました。


ーー実際にAiCANに入社して、感じたことはありますか?

エリック:AiCANは、児童福祉分野に特化している点が合っていると感じています。髙岡さんをはじめ、元・児童相談所の職員の方や、臨床心理士など専門的な知識を持っている方が社内にたくさんいて、興味のあるお話が聞けるので嬉しいです。僕は特にトラウマケアに関心があり、愛着の問題を治したいと思っています。

また、AiCANサービスを提供する上で必要な、児童福祉分野の専門的な知識や実務経験がある方が社内にいるのは強みだと思っています。


ーーAiCANでどのような業務をしているか教えてください。

エリック: 主に、AiCANアプリの設計・開発を担当しています。AiCANアプリは、児童相談所などの自治体の児童相談業務にあたる職員さんが使う、SaaS型業務システムです。ユーザーの声を反映させながら、年4回の機能アップデートを実施しています。新規の機能開発や、機能改修の仕様の検討やプロジェクト管理をしています。

ここは、営業CS(カスタマーサクセス)チームと一緒に、お客様の課題を整理しながら進めています。お客様の困りごとを解決するため、具体的に課題を検討したり、AiCANアプリの仕様や使い方を検討するのが楽しいです!

また、一部開発を依頼しているベンダー様ともやり取りも担当し、一緒にサービス品質を上げることに努めています。運用保守の面では、障害対応やユーザーマニュアルの確認なども担当しています。


(写真:AiCANアプリ画面イメージ)

エリック:他にも、AiCANアプリを展開しているクラウド環境であるGCPの運用保守も担当しています。自治体に提供するサービスのため、セキュリティはとても重要です。環境構築や権限管理に加え、セキュリティ向上のための改善策の検討など、常に勉強しています。新しいことに取り組めたり、まだ整理されていないところを整理していく過程も楽しいと感じています。


ーー幅広い業務を担当されているのですね!R&D部にはどのようなメンバーがいるのでしょうか?

エリック:R&D部は現在、エンジニア2名、UI/UXデザイナー1名、データサイエンティスト3名、セールスエンジニア1名、統括の代表を入れて8名です。

AiCANはスタートアップでまだ規模も小さいので、誰が何の業務をしているか、把握できるのが良いですね。僕は週4日程度出社していますが、人とコミュニケーションを取るのが好きなので、チーム全員の顔が見えるのもありがたいです。ちょっとした質問でもすぐに聞けるので安心ですし、トラブルが発生した時も何が起こっているか把握でき、解決スピードが早くなると思います。

また仕事の裁量が大きく、自分で決められる範囲が広いので楽しいです。どういうチームにしていきたいか、さらにどういう会社にしていきたいか、意見を出していけるのも良い点だと思っています。

ーーありがとうございました!前編はここまでです。後編では、エリックさんの仕事のやりがいやこれからの目標についてお伺いします。お楽しみに!

(文:経営推進部 上野)


(写真:ビール好きのエリックさん。経営推進部・宮本さんとオクトーバーフェスに参加!)

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