岸保産業では、学生インターンが採用広報や新規事業など、会社の未来に関わる仕事を担っています。
今回お話を伺ったのは、約1年にわたりインターンとして活躍している篠田 光希(しのだ こうき)さん。採用記事のインタビュー・執筆に加え、現在は海外向けECサイトの立ち上げにも携わっています。
複数のスタートアップでの経験を持つ篠田さんが、なぜ岸保産業を選び、ここで何を感じているのか。仕事のやりがいから会社の雰囲気、これからの目標まで、じっくり語っていただきました。
複数社でのインターンを経験後、岸保へのジョインを決めた理由
ーーまずは自己紹介をお願いします。
篠田光希と申します。2003年生まれの23歳です。大東文化大学の経済学部に通っていて、つい先日、9月に卒業しました。
趣味はサウナです。以前働いていたホテルの宴会場にサウナ好きの方が多かったこともあり、車で名古屋や大阪まで足を延ばして、1日に2〜3か所を巡る"サウナ旅"をしていたこともあります。
ーー大学在学中からインターンを始めたきっかけを教えてください。
岸保産業の前に、2社でインターンを経験しています。最初は大学2年生のころ、企業のInstagram運用などを手がけるSNSマーケティングの会社でした。
インターンを探し始めたきっかけは、恥ずかしながら、学歴に対してちょっとしたコンプレックスがあったことです。「何か行動しないとまずいな」という思いがあって、まず一歩を踏み出してみました。
2社目は、飲食店向けのITサービスを提供しているスタートアップです。面白そうだと思って入ってみたら本当に面白くて。当時は大学があまり楽しく感じられなかったこともあり、一度休学して、正社員として働いていました。社員2名、役員3名、インターン・業務委託が5名ほどの小さな組織で、一人ひとりの役割が大きく、自ら考えて行動することが求められる環境でした。現在は復学し、業務委託という形で関わり続けています。
ーーそこから、岸保産業でインターンを始めたのはなぜですか?
ひとつは、飲食という分野に自分のルーツがあることです。実家が飲食店を経営していることもあり、純粋に面白そうだと感じました。
もうひとつは、人の雰囲気です。選考では人事部の吉田さん、国際部の加納さんとお話しし、最後に社長の岸さんと面談する機会をいただきました。皆さんとお話しするなかで、「すごく働きやすそうな職場だな」と感じたんです。
吉田さんは、最初は少しクールな印象だったのですが、実際は「何でも聞いていいよ」というスタンスで。「ぶっちゃけどうなんですか?」「皆さんどんなふうにお仕事されているんですか?」といった質問もしやすかったですね。
岸さんとの最終面接も、面接というより1on1のような雰囲気でした。困ったことがあればすぐに相談できそうだし、いろいろなことに挑戦できそうだと感じられたのが、入社の決め手になりました。
指揮系統も役割もゼロから。海外向けECサイトの立ち上げに挑む
ーー入社は昨年の11月頃でしたね。現在はどんなお仕事をされていますか?
採用関連の業務として、社員の方へのインタビューや記事の執筆を担当しています。それに加えて、ECサイトの立ち上げにも携わっています。言ってしまえば、新規事業の立ち上げです。
ーーECサイトは、どんなチーム体制で動いているのでしょうか。
いまはまさに土台を組み立てている段階なので、メンバーの入れ替わりもあるのですが、社員の方が2名、インターンが僕と海外に住んでいるもう1名の2名の、計4名で進めています。
最終的な決裁権は岸さんにありますが、基本的には口を出さずに任せてもらっていて、メンバー同士のミーティングで物事を決めて進めています。
ーーどんなミッションや目標を掲げているのですか?
利益よりもまずは売上を立てていくことを目指していて、数字としては「月1,000ドルの売上」を当面の目標にしています。
担当者の方も最近変わったばかりで、正直まだ検討段階の部分も多いのですが、いまはShopifyでECサイトを構築し、商品登録を進めているところです。
ーー日々の業務はどのように進めていますか?
基本的には、タスクを割り振ってもらって、翌週のミーティングまでに進めておく流れです。日々何かしらやることがある状態ですね。
ーー進めていくなかで、課題に感じていることはありますか?
誰がどの作業を進めるのか、誰が旗振り役をするのかといった役割が、意外と決まっていないんです。その場のアイデアで「じゃあ誰がやろうか」となることが多いので、役割分担が明確なチーム体制をつくりたいと考えています。インターンを卒業するまでに、できるだけ良い形にしていきたいですね。
ーーこの1年で、特に印象に残っているエピソードを教えてください。
普段はオンラインでの業務なので、現場を直接見る機会はほとんどありません。オンラインだけで完結していると、記事を書いても大枠しか把握できない部分があるんです。そんななか、年末に倉庫での棚卸しを取材させてもらいました。約3万アイテムの在庫を、社長から新入社員まで全社員で数日かけて数える恒例行事です。冷え込む倉庫で箱を一つひとつ開けて数え、数字が合わなければやり直す。先輩の「ここで『1』を数え間違えることは、遠くの厨房を1週間止めてしまうことと同じなんですよ」という言葉を聞いて、この仕事の責任の重さが、外から来た自分にも肌で伝わってきました。それはひとつ、大きな経験だったと思います。
それと同時に、自分のことだけでなく、会社の利益や、チームで関わる人たちが抱えている他のタスクの大きさも考えなければいけないと学びました。僕が一方的に「これを皆さんでやっていきましょう」と計画を立てても、実は他の方が大きなプロジェクトを動かしていたり、他のインターン生が学業で忙しかったりする。そこが難しさでもあり、初めて味わう、記憶に残る経験になりました。
ーーインターンを通じて、成長を実感したことはありますか?
個人作業が中心のインタビュー業務とは違い、チームで動かすECサイトでの経験はとても大きかったです。
指揮系統も、誰がどこを担当するかも決まっておらず、そもそも「何をするか」すら決まっていない状態から、なんとかして物事を動かしていかなければならない。そんな環境で、ゼロベースで考えて動けたことが、いちばんの成長につながったと思っています。正直、ECサイトを任せていただいてから、インターンがさらに楽しくなりました。
若手を信じ、若手に任せる。岸保の挑戦環境
ーーいくつものインターンを経験してきた篠田さんから見て、岸保産業の魅力はどんなところですか?
いろいろなことを任せてもらえる環境があることです。少数精鋭だからこそ、挑戦させてもらえる機会が多い。そのぶん、自分自身の成長の幅が大きくなるところが、大きな魅力だと思います。
ーー入ってみて、ギャップはありましたか?
ギャップはあまりなかったですね。これまでも少人数のスタートアップで働いてきたので、自分から積極的に動く働き方には慣れていました。
逆に言うと、何もしないまま1か月が終わってしまう可能性もある環境です。自分から主体的に動ける人のほうが、マッチすると思います。リモートならではの難しさも、正直めちゃくちゃありますね。
ーー社員の皆さんや、会社全体の雰囲気はいかがですか?
岸さんとは何度か、ほかの皆さんとも一度は対面でお会いしていますが、皆さんに共通しているのは、「人が好きで、人に興味がある方が多い」ということです。
働きやすさも本当に感じます。たとえ制度として整っていない部分でも、相談すれば親身に対応してもらえる。そんな風通しの良さを感じています。
ーーインターン生にECサイトを任せるなど、若手に挑戦させる風土も感じますか?
めちゃくちゃ感じます。以前、展示会についてインタビューをしたことがあるのですが、国内外を問わず、展示会はすごくお金がかかりますし、会社の売上にも直結する、責任の大きな仕事なんです。
それを、岸さんを含めた会社の意向として、3年目くらいの若手の方に任せていきたいと考えているそうで。理由を伺ったところ、「大きなプロジェクトだからこそ良い経験になるし、成功すれば大きな自信になる。失敗したとしても、次のプロジェクトに参加するきっかけになる」とおっしゃっていました。若手を育てて会社を発展させていきたいという情熱を、すごく感じましたね。
ーー岸さんとは定期的に1on1をされているそうですね。どんなお話をしているのですか?
月に1回ほど、お話しする機会をいただいています。僕は就職活動でコンサルティングやM&A仲介を見ていたのですが、岸さんはもともと会計士で、M&AやIPOに深く関わってこられた方なので、キャリアについてご相談することが多いです。
会計士としていろいろな職種の方とお会いされてきた方なので、"人生の先輩"として伺えるお話がとても大きかったですね。聞いたところでは恋愛相談をする人もいるくらい、フランクな雰囲気です。社長というより人生の先輩として話せる場があるのは、すごく心強いです。
ーー岸保産業には、どんなインターン生が向いていると思いますか?
学歴などはまったく関係ありません。むしろ僕のように、何かしらのコンプレックスを抱えている人のほうが、ここでは価値を発揮できる場面が多いと思います。大切なのは、「何か挑戦したい」「現状を変えたい」という強い成長意欲があるかどうかです。
自由度が高い環境なので、お小遣い稼ぎだけが目的だと、時間を持て余してしまうかもしれません。でも、「何でも挑戦させてください」という意欲がある人なら、すごく価値のある経験ができるはずです。迷っているなら、まずは一度応募してみてください!
ーー最後に、インターンとしての今後の目標を教えてください。
まずはECサイトで、月1,000ドルの売上目標を達成したいです。いまはまだ役割分担も手探りの状態なので、誰が担当してもスムーズに回る仕組みを整えて、チームとしてしっかり動ける形をつくっていきたいと考えています。
それから、採用にももっと関わっていきたいですね。これまでは記事の執筆が中心でしたが、今後はインターン生の面談なども担当しながら、僕と同じように「何か挑戦したい」と思っている人を、岸保産業に迎え入れていけたらうれしいです。