異色のキャリアからKIYONOへ。挑戦と成長を体現し、事業を牽引するリーダー橋本の軌跡
「会社のベクトルが、自分の目指す成長と一致していた」。海外放浪、トップ営業、新規事業立ち上げというユニークな経験を経て、KIYONO(キヨノ)に新たな挑戦の場を求めた。入社後は、持ち前のバイタリティと行動力で未知の領域を切り拓き、大規模プロジェクトを成功に導く傍ら、チームを率いるリーダーとしても活躍。KIYONOというフィールドで、いかにして彼は自身の価値を高め、会社の成長エンジンとなったのか。その挑戦と成長のストーリーに迫ります。
異色の経歴:多様な経験から培われた突破力
ーまず、KIYONO入社までのキャリアについて教えていただけますか?
橋本:大学卒業後は就職せず、海外を放浪しました。フィリピンで英語を学び、アジア各地を巡る中で、多様な文化や価値観に触れましたが、同時に厳しい現実も経験しました(笑)。帰国後、フリーランスで営業の世界へ。最初は苦労しましたが、試行錯誤を繰り返す中で成果を出し、最終的にはトップクラスの成績を収めることができました。この経験で、ゼロから成果を生み出す力や粘り強さが鍛えられたと思います。
その後、人材系スタートアップに転職し、採用コンサルティングや新規事業の立ち上げを経験しました。特に新規事業では、4つの事業を立ち上げ3つを黒字化させるなど、事業を構想し、形にする面白さにのめり込みましたね。
なぜKIYONOか?「CMOのような成長」を実現できる場所
ー順調なキャリアに見えますが、なぜ転職を考えたのですか?
橋本:0→1の事業立ち上げは経験できましたが、それを1→10、10→100へとグロースさせるフェーズに挑戦したいという思いが強くなりました。そのためには、より高度なマーケティングの知見やスキルが必要だと感じていたんです。
そんな時、知人を通じてKIYONOの清野代表と出会いました。清野さんが語る、「データ、インフラ、システム、スキルを融合させた、次世代の統合マーケティングを実現する」というビジョンに衝撃を受けました。
ーKIYONOのどんな点に、ご自身の成長の可能性を感じましたか?
橋本:多くの企業ではマーケティング機能が細分化されていますが、KIYONOは戦略から実行、分析、基盤構築までを一気通貫で手がけようとしている。これは、企業のCMO(最高マーケティング責任者)に必要な視座やスキルセットそのものだと感じました。部分最適ではなく、全体最適の視点でマーケティングを動かせる人材に成長できる。会社の目指す方向性と、自分が求める成長のベクトルが完全に一致していると感じ、入社を決意しました。
ー選考過程はいかがでしたか?
橋本:スピーディーでしたね(笑)。面接後すぐに内定をいただき、その決断の速さに驚きました。当時はまだ組織が若かったこともありますが、ポテンシャルを信じて任せてくれるという、KIYONOのベンチャースピリットを感じた瞬間でした。
入社後のリアル:裁量と挑戦が生んだ、急成長の日々
ー実際に入社してみて、KIYONOはどんな環境でしたか?
橋本:入社当初はコロナ禍でフルリモート。驚いたのは、いきなり大きな裁量を与えられたことです。指示を待つのではなく、自ら課題を見つけ、考え、行動することが求められました。最初は戸惑いもありましたが、これは早期に主体性を発揮し、実力を試せるチャンスだと捉えました。MVV策定など、会社の基盤づくりにも積極的に関わらせてもらえたのは、貴重な経験です。
ー事業面での印象はいかがでしたか?
橋本:当時はMA導入支援が事業の中心でしたが、清野代表がより上流かつ統合的なマーケティング支援へ舵を切ろうとしていることは明確でした。まさに会社が変革していくダイナミズムの真っ只中にいる感覚で、その一翼を担えることにワクワクしましたね。
ー入社後、特に印象に残っている「挑戦」はありますか?
橋本:KIYONOでは、経験が浅くても意欲があれば、大規模で難易度の高い仕事に挑戦させてもらえる文化があります。私も、入社後すぐに大型案件の提案や、まだ形になっていない自社プロダクト(後のMagnet)の責任者を任されました。正直、知識も経験も不足していて、手探り状態からのスタート。どうすれば結果を出せるのか、必死で考え、あらゆるアクションを試しました。
ーどのように乗り越えたのですか?
橋本:とにかく諦めずにやり抜くこと。そして、周囲を巻き込むことです。KIYONOには、部署や役職に関係なく、困っている人がいれば自然と助け合う文化があります。私も、社内外の様々な人の知恵や力を借りながら、一つ一つの壁を乗り越えていきました。こうした経験を通じて、未知の領域でも道を切り拓く力が身についたと感じています。
点と点が繋がる瞬間:KIYONOで得た「確かな成長」
ー数々の挑戦を経て、どんな成長実感がありますか?
橋本:入社前に思い描いていた「CMOのような成長」に、着実に近づいている実感があります。戦略、広告、データ、システム…点と点だった知識や経験が繋がり、マーケティング全体を俯瞰して捉えられるようになりました。
ープレイヤーとしては、どのような役割を担っていますか?
橋本:現在は、大手企業様の複雑かつ難易度の高いプロジェクト推進を任されることが多いです。当初は課題が多い状況からスタートすることもありますが、関係者と粘り強く対話を重ね、KIYONOの総力を結集して課題を解決。プロジェクトを成功に導き、お客様との長期的な信頼関係を築くことを目指しています。こうした経験は、自身の課題解決能力やプロジェクトマネジメント能力を飛躍的に高めてくれました。
リーダーとして大切にしていること:「背中を見せる」リーダーシップ
ーマネージャーとしては、どんなことを意識していますか?
橋本:メンバー一人ひとりの自主性を尊重し、ポテンシャルを最大限に引き出すことです。マイクロマネジメントはせず、「やりたい」という意欲を持つメンバーを全力でサポートする。挑戦を後押しし、成長の機会を提供することを心がけています。
ー橋本さんのリーダーシップの源泉は?
橋本:KIYONOの「三位一体」という考え方にも通じますが、自分のチームだけでなく、会社全体の成功を考えて行動すること。そして、「背中を見せる」ことですね。口先だけでなく、自ら率先して行動し、難しい課題にも立ち向かう姿を示す。それが、メンバーの信頼と成長に繋がると信じています。
KIYONOの魅力と文化:「挑戦」と「助け合い」が成長を加速させる
ー改めて、KIYONOの魅力を教えてください。
橋本:まず、「挑戦を推奨する文化」です。「やったことがないことにも、どんどんチャレンジしよう」という意欲が会社全体に満ちています。そして、それを支えるのが「縦横無尽の助け合い」の文化。部署や役職の垣根なく、誰もがフラットに協力し、知識や経験を共有し合う。この心理的安全性があるからこそ、メンバーは失敗を恐れずに新しい挑戦ができ、結果として驚くほどのスピードで成長していくのだと思います。
ーチームの雰囲気はいかがですか?
橋本:非常に前向きで活気がありますね。自発的な勉強会も頻繁に開催され、参加率も高い。常に学び続け、互いに刺激し合いながら成長していこうという意欲に溢れています。
未来への挑戦:目指すは「上場」、そして「唯一無二の価値提供」
ー今後の目標について教えてください。
橋本:個人としても会社としても、さらなる高みを目指したいですね。IPO(上場)も視野に入れながら、KIYONOというブランドを世の中に広め、業界におけるプレゼンスを高めていきたいです。
ーチームとしては、どんな未来を目指しますか?
橋本:お客様に対して、他社には真似できない、唯一無二の高い価値を提供できるプロフェッショナル集団であり続けたい。そのためにも、常に最新の知見を吸収し、チーム全体のスキルアップを図りながら、採用と教育を通じて組織を拡大・強化していくことが重要だと考えています。
未来の仲間へ:求めるのは「明るさ」と「成長意欲」
ー最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?
橋本:未来に対してポジティブで、明るいエネルギーを持っている人!そして、現状に満足せず、常に新しいことを学び、挑戦し続けたいという強い成長意欲を持っている人ですね。
ーどんな人にKIYONOはフィットすると思いますか?
橋本:特定の領域にとどまらず、マーケティングの幅広い分野でスキルを磨き、自身の可能性を広げたいと考えている方には、最高の環境だと思います。あとは…変化を楽しめる人。KIYONOは常に進化し続けている会社なので、そのダイナミズムを面白がれる人なら、きっと活躍できるはずです。
ーありがとうございました!
インタビュアー兼著者:山本サエラ