オフィスづくりを通じて「感動と喜びをデザインする」清和ビジネス。
今回は実際にオフィスの空間づくりを手掛けている新卒入社2年目のデザイナー、森川莉江さんにお話を伺いました。子どもの頃の体験から空間デザインの道へ進み、清和ビジネスで働く中で見出した「デザイン思考」と「チャレンジ」のサイクル。温かいチームの中で、日々成長を続ける森川さんの仕事へのこだわりや、やりがい、そして働く環境について、その「リアル」に迫ります。
【プロフィール】
働き方デザイン本部 スペースデザイン部 森川莉江
建築士の父に影響を受け、空間デザインの道へ。ユニバーサルデザインの視点を大切に、誰もが使いやすい空間を創造する。入社2年目、初めて手掛けた案件が完工でき、大きなやりがいを実感している。
▶デザイナーを志す原点と、想いをかたちにする働き方との出会い
――自己紹介をお願いします。
こんにちは、スペースデザイン部の森川莉江です。清和ビジネスには昨年の4月に新卒で入社し、今2年目になります。普段はオフィスや社員食堂、リフレッシュスペースなどの設計デザインを担当しています。最近では、初めて自分がデザインした案件が竣工し、実際に利用しているお客様の様子を見ることができて、やりがいを感じているところです。
――大学ではどのような勉強をされていたのでしょうか。
大学では、幅広い分野のデザインを学べる「人間環境デザイン学科」に入りました。1、2年生のときには、建築やプロダクト、ユニバーサルデザインなどのさまざまなジャンルの勉強をし、3年生からは空間デザインの専門コースを選び、より深く建築や空間のデザインについて学びました。
もともと、父が建築の仕事をしていて、父が設計した家で育ったため、中学生の頃には「将来は家を建てたい」と漠然と思っていました。建築には以前から興味があったのですが、大学で幅広く学んでいく中で、建物に訪れた人がその空間で何を思い、どのように感じるのか、人に一番身近な内装のデザインをしたいと強く思うようになり、空間デザインの道を選びました。
――清和ビジネスとの出会い、そして入社の決め手を教えてください。
就職活動を始めたころは、住宅をつくりたいという思いからハウスメーカーを中心としてインターンシップに参加していました。しかし、大学時代に参加した「図書館をつくるワークショップ」が大きな転機になりました。実際に地域の方々の意見を吸い上げ、設計に落とし込んでいくプロセスが、すごく面白いと感じたんです!
そんなときに清和ビジネスに出会い、オフィス空間の領域でも同じようなプロセスが行われていることを知りました。オフィスは従業員が日常的に長い時間過ごす場所です。だからこそ、そこで働く人々の意見を汲み取り、機能面も考慮して空間をデザインする点に強く惹かれ、清和ビジネスを受けたい!受かりたい!受からなかったらどうしよう…!とまで思っていましたね(笑)
面接の場では、ありのままの熱意を伝え、入社できたときは本当に嬉しかったですね。
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▶働く人の、働き方そのものを変えるようなデザインを。私の仕事とこだわり
――現在はどのような部署で、どのような業務を担当されているのでしょうか。
デザイナーは大きく2つの部門に分かれています。
一つは、CGを活用しながら主にコンペ案件を担当する「プロジェクトデザイン部」。もう一つは、「スペースデザイン部」で、こちらはレイアウトグループとデザイングループに分かれています。
レイアウトグループは、オフィスのレイアウト変更や修正を中心に担当しており、私が所属するデザイングループでは、移転計画やリニューアルなどの長期プロジェクトを手がけています。
コンサルチームとも連携しながら、働く人の働き方をより良く変えていけるような空間デザインを提案しています。
清和ビジネスは特定のメーカーに縛られない「マルチベンダー(複数のメーカーや事業者を組み合わせて販売・提案する会社)」なので、お客様の要望に合わせて最適な製品を選べるのが面白いです。例えば、カフェのような空間をつくりたいといった要望があれば、さまざまなメーカーの家具を自由に組み合わせて、お客様の理想の空間をつくり上げることができることも強みです。
普段の業務では、先輩の案件に同行しながら、自分の担当案件の設計やデザインも進めています。具体的には、あるお菓子メーカーの工場にある社員食堂とリフレッシュスペースのリニューアルや、造園工事を手掛ける企業の働き方改革に関する案件などを担当しています。建設会社の本社移転の際には、受付台の詳細部の検討模型作成などもサポートしました。
そして最近、初めて自分のデザインした案件の工事が実施されたんです!その案件では、上司にサポートしていただきながら、お客様とのやり取りを主体的に行いました。実際に利用しているお客様の様子を見ることができたときは、大きなやりがいを感じました。
――森川さんの仕事へのこだわり、やりがいを教えてください。
仕事で大切にしているこだわりは、大きく2つあります。
まず1つ目は、お客様の課題を根底から解決できるようなレイアウトやデザインを提案することです。お客様自身も気づいていない課題を、質問を通じて引き出すように意識しています。
そして2つ目は、大学で学んだユニバーサルデザインの考え方を活かすことです。すべての人が使いやすい空間づくりを心がけ、身体に障がいのある方も不便なく使えるような、バリアを生み出さないデザインを目指していますね。
自分がデザインしたものが実際に形になる瞬間や、CGでつくったデザインが実際のスケールでできあがったときは、本当に感動しました。そしてお客様が実際にその空間を使って、喜んでいただけることが、この仕事の大きなやりがいですね。
――この2年で、成長のために努力したことを教えてください。また、会社ではどのような成長の場があるのでしょうか。
デザイナーとして成長するために、日々努力していることがいくつかあります。オフィスの最新情報をチェックするだけでなく、有名な建築物や商業施設に積極的に足を運んで、レイアウトを観察し、気づきを得るようにしています。プライベートでも、メジャーを常に持ち歩き、利用してみて使いやすいと感じた家具の寸法を測ったり、人がどんなところに滞留しているのか、動線がどのように計画されているのかを観察したりしています!
また清和ビジネスには、従業員の成長を支援する環境が整っていると感じます。入社時には社会人としての基本マナーからデザイナーとしての基礎まで学べる研修が用意されています。外部のオフィス見学や、外部講師による研修にも参加できる機会も多くあります。
さらに、年次に関係なく自分で学びたいと思った研修や展示会に参加できる環境があり、自分の意思で学び続けられるのも魅力です。
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▶温かい、チームと共に。私が目指す、次のステージ。
―― 職場の雰囲気を教えてください。
清和ビジネスは、穏やかで温かい雰囲気の職場で、従業員は約300人在籍しています。社内ですれ違ったときには、気軽に「新しく入った方だよね!」と声をかけてもらうことが多くあります。業務範囲外のことに関しても、困っているときには部署間を越えてアドバイスをしてくださることもあり、安心感がある職場です。同期や年の近い先輩とのランチや食事も多く、プライベートな交流を通じて意外な一面を知るのも楽しいですね。新しく入った従業員から役員まで、皆でゲームを楽しむこともあったりと、会社全体がフレンドリーな雰囲気です。
さらに、わからないことがあれば上司・先輩へ気軽に相談ができ、安心して仕事ができています。座席は「グループアドレス」を採用していて、チームごとにまとまったエリアがありつつも、その日の業務内容や気分に合わせて自由に席を選べます。毎日席が変わることで偶然隣になった人と自然に会話が生まれ、新しい発見につながるのも魅力です。
――今後のビジョンを教えてください。
この2年間で社会人としてのベースや、デザイナーとしての基礎を身につけることができたと思っています。今後は、自分自身でできることを増やし、さまざまな案件に取り組んで経験を増やしていきたいです。そして、お客様の可視化されていない課題までしっかりとヒアリング時点で引き出し、それを解決できるデザインを提案できるようになりたいです。
――就職活動中の方へ、メッセージをお願いします!
私は入社当初は何もわからないところからのスタートでした。でも、清和ビジネスは「やりたい!」と手を挙げれば、やらせてもらえる環境があります。入社してからは、1人で仕事を進めていくのではなく、周りの人にフォローをしてもらえますし、自分の能力の範囲でチャレンジできるので、安心して成長していける環境です。
ぜひ、私たちと一緒に働けたら嬉しいです。
ご応募、お待ちしております!