YouTubeチャンネル成功戦略:『2つの価値』【前編】 | ㈱STAGEON
こんにちは!株式会社STAGEON 採用担当です。YouTube運用の世界に飛び込みたいと考えている皆さん!動画制作のその先に、"ビジネスを成長させる秘訣"があることをご存知でしょうか?数多のY...
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こんにちは!
株式会社STAGEON採用担当です。
前編では、YouTubeチャンネルの成功に不可欠な「演者の魅力」、
そして新規の視聴者を獲得するために重要な2つの価値の内の1つ「情報的価値」という概念について深掘りしました。
今回は、引き続きSTAGEONの取締役副社長・箱﨑 蓮へのインタビューを通して、
視聴者を熱心な「ファン」へと成長させるために欠かせない「情緒的価値」について、
そして「情報的価値」と「情緒的価値」両方の価値をどのように使い分けていくべきか、という2つについて深掘りしていきます。
2020年6月、STAGEON創業期に立ち上げメンバーとして参画。
現場ADとしてコンテンツ撮影の裏側を支え、その後は動画の企画、編集まで、
YouTubeコンテンツ制作の最前線を“泥臭く”駆け抜ける。
YouTube黎明期からのチャンネル運営経験と深い知見を武器に、
担当チャンネルではわずか2ヶ月半で1000万回再生を突破。
YouTube急上昇1位を記録する快挙を成し遂げ、STAGEON内No.1プロデューサーとして活躍。
現在ではSTAGEONの取締役副社長に就任し、チャンネル運営事業部のトップとして活躍。
さらに、運営に携わるチャンネルのコンテンツ内では「コロ助」としても動画に出演するなど、
マルチな才能を発揮。
「情緒的価値」とは、動画を通じて視聴者の感情を動かし、共感や親近感、信頼感を抱かせる価値のことです。具体的には、動画に出演する演者自身のストーリー、日々の出来事、喜びや苦悩、そして彼らが抱く「想い」などがこれに当たります。
情報的価値が「役立つから見る」理由になるのに対し、情緒的価値は「好きだから見る」「応援したいから見る」という、より深い視聴動機を生み出します。
特に、企業チャンネルにおいて、演者が一般の社員である場合、その方自身の魅力を引き出すことが、情緒的価値を高める上で非常に重要になります。
視聴者は、演者の人間性や個性、共感できる点を見つけることで、
そのチャンネルに対して特別な感情を抱き、「ファン化」(単なる視聴者ではなく、チャンネルや演者の熱心な支持者になること)が進んでいきます。
では、どのようにすれば演者の魅力を最大限に引き出し、情緒的価値を高められるのでしょうか?ここでは、演者自身が少し意識を変えるだけで、ぐっと印象が良くなる実践的なテクニックを3つご紹介します。
まず、画面の向こうにいる視聴者を意識しながら、表情やジェスチャーを取り入れて語りかけることを意識します。
単に情報を話すだけでなく、感情を込める、身振り手振りを加えることで、言葉に魂が宿り、視聴者の心に響きやすくなります。
声の抑揚や話すペースも重要なポイントです。
そして、私たちSTAGEONのプロデューサー陣が、さらに「情緒的価値」を引き出すために工夫していることがあります。
例えば、画面外にいるプロデューサーと演者さんに「掛け合い」をしてもらうことで、よりいきいきとお話していただける構成にする場合があります。
自然な会話の流れの中から、演者さんの素の魅力や人間味があふれ出す瞬間を引き出すんです。
「掛け合い」の他にも、オンラインサロンメンバーを撮影現場に呼んだり、
ライブ配信を活用したりすることで、「聞き手」をつくるという方法もあります。
リアルタイムで視聴者とコミュニケーションを取ることで、演者さんの感情や想いがダイレクトに伝わり、強い共感が生まれるのです。
コツやテクニックはもちろん重要ですが、その前提として、「大義名分」を決めること、
そしてその「大義名分」に根ざす想いをのせながら語ることが、とても大切です。
大義名分とは、集客や売上向上といったビジネス上のゴールとは別に、「何のためにYouTubeに動画を投稿しているのか?」といった、演者さん自身の深い想いがあると、情緒的価値は一層高まります。
そこには、演者さん自身のストーリーがあり、視聴者のファン化を促す強い「共感」が生まれるんです。
私たちプロデューサーは、クライアントとの綿密なコミュニケーションを通じて、この「大義名分」を一緒に見つけ出し、それをコンテンツにどう反映させるかを戦略的に考えていきます。
単に動画を作るのではなく、クライアントのビジネスの“ 核 ”を深く理解し、それを世の中に伝えるという、非常にやりがいのある仕事です。
YouTubeチャンネルを成長させるには、
前編でお話しした「情報的価値」と、「情緒的価値」のバランスが非常に重要です。
” 情報的価値で新規の視聴者を獲得し、情緒的価値で彼らを熱心なファンへと育てる ”
この両輪が回ることで、チャンネルは持続的に成長していきます。
チャンネル開設初期には、まずは「情報的価値」の高い動画で新規の視聴者を集めることに注力します。例えば、自社の製品やサービスの具体的な使い方を解説する動画や、業界の最新トレンドに関する情報を提供する動画などです。
ある程度の視聴者が集まり、チャンネルが認知されてきた段階で、徐々に「情緒的価値」を高めるコンテンツを増やしていくと良いでしょう。
演者の人柄が伝わるVlog(ビデオブログ)形式の動画や、社員の仕事にかける情熱を語るドキュメンタリータッチの動画などを取り入れることで、視聴者の「ファン化」を促進し、長期的な視聴者定着につなげることができます。
ただし、これはあくまで一例であり、すべてのチャンネルに当てはまるわけではありません。チャンネルのコンセプト、ターゲット層、目標によって最適なバランスは異なります。
STAGEONでは、お客様のチャンネルの特性を深く理解し、「情報的価値」と「情緒的価値」の最適な組み合わせを提案することで、チャンネルの成長を加速させる戦略を共に考えていきます。
本記事で解説した「情緒的価値の引き出し方」は、単なる動画制作のテクニックではありません。
その背景には、演者さんの“大義”や伝えたい想いを見つけ出し、それを通じて視聴者の共感を呼び起こすという、マーケティングにおける本質的なアプローチがあります。
情報的価値と情緒的価値のバランスを見極め、時に相反する性質を持つ両方を戦略的に使いこなすこと。これを一人でやり抜くのが非常に難しいからこそ、私たちSTAGEONのプロフェッショナルチームが、クライアントの「真のビジネスパートナー」として存在する意味があります。
データ分析に基づく客観的な視点と、人の感情に寄り添う深いヒアリング。
この両軸でクライアントの「唯一無二性」を最大限に引き出し、YouTubeチャンネルの成長を加速させる。これこそが、STAGEONの仕事の醍醐味です。
STAGEONの仕事は、単なる動画制作ではありません。
クライアントの持つ情報や、演者の内なる魅力を深く掘り下げ、唯一無二の価値を持つコンテンツへと昇華させること。
これは、データ分析に基づきながらも、人の感情に深く寄り添う「真のマーケティング」です。
YouTubeマーケティングの最前線で、
共にクライアントの「ビジネスの成功」を、一緒につくりませんか?
STAGEONに少しでも興味をお持ちいただけた方は、ぜひカジュアルにお話してみましょう!
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