【創業ストーリー】〜自分にしかできないことを探して〜創業期の苦悩を乗り越え、Revengersが見据える未来とは?
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こんにちは!
株式会社Revengers代表取締役の飯田と申します。株式会社Revengersでは、「チャレンジすることの楽しさを伝えていく」ために、非大卒者特化の就職支援サービス「Revengers」をはじめとした就職支援事業をおこなっています。
今回、私たちのことをもっと知ってもらいたいと思い、まずは、これまであまり語ってこなかった私のキャリアとこれまでの挫折、今後のビジョンについて綴ってみたいと思います。
目次
🌍 “とりあえず行きたい”から見つけた自分だけの存在意義
プロフィール
創業の原点は、20代半ばの“自分探し”
🌪️ 創業期の挫折が教えてくれた「本当の経営」
会社経営は「気合い」だけじゃ続かない
会社の土台は“なぜ、この仕事をするのか”
🚀 AI時代を生き抜く「プロフェッショナル集団」へ
大学を出ていない人が、まず頼る会社に
挑戦を後押しする事業を
🙋♀️ こんな「あなた」に出会いたい
🌍 “とりあえず行きたい”から見つけた自分だけの存在意義
プロフィール
飯田 将広(いいだ まさひろ):株式会社Revengers代表取締役。高校卒業後、大手靴販売店で販売員として経験を積む。その後、海外留学を経てコーヒービジネス、投資用不動産、人材紹介と多様なキャリアを歩む。前職では大阪支社の立ち上げ責任者を務め、2020年に株式会社Revengersを設立。非大卒に特化した人材紹介事業を立ち上げ、自身の経験を生かした「挑戦」を後押しする事業を展開している。
創業の原点は、20代半ばの“自分探し”
僕のキャリアは、決して一本道ではありません。高校を卒業して、まずは販売の仕事に就きました。接客の面白さを知った後、22歳でアメリカに渡って2年間、現地のカレッジで経営学やマーケティングを、その後はコロンビアでスペイン語を10ヶ月間学ぶなど、とにかく「とりあえず行きたい」という気持ちで海外を転々としていました。
振り返ると、この海外生活は僕にとって大きな転機だったと思います。特に深い目的があったわけではないけれど、「せっかく行ったからには、この経験に意味を持たせたい」と強く考えるようになったんです。そして、その思考は次第に「そもそも、自分は何のために生まれて、何のために生きているんだろう?」という、人生の根本的な問いに変わっていきました。
高学歴な家庭で育ったこともあり、自分を認められたいという気持ちは常にありました。でも、勉強では勝てないと早い段階で悟っていた。だからこそ、人と違う道、自分が戦って勝てる道を探す必要があったんです。
そんな時、前職で関わった人材紹介の仕事が、僕の問いに1つの答えを与えてくれました。
「飯田さんのおかげで人生が変わりました」
「飯田さんに出会わなければ、今の自分はいなかった」
と言っていただく機会も多く、僕自身が海外での挑戦を通して感じた「一歩踏み出すことで見える景色」を、今度は誰かの人生の後押しという形で提供できる。そう確信した時、自分の存在意義を強く感じることができたんです。
「一歩踏み出したからこそ、誰かの背中を押せる仕事ができるんじゃないか」
この思いが、Revengers創業の原点です。そして、僕自身が大学を中退しているからこそ、同じ気持ちを分かち合える非大卒の方々の支援は、僕にしかできない仕事だと感じています。
🌪️ 創業期の挫折が教えてくれた「本当の経営」
会社経営は「気合い」だけじゃ続かない
創業して6期目を迎えましたが、これまでの道のりは決して順風満帆ではありませんでした。特に印象的なのは、立ち上げ初期に経験した“空中分解”のような出来事です。
当時、大阪と東京に拠点を持っていたんですが、責任者はいない状況で、僕が2週間ごとに両拠点を往復していました。しかし、僕がいない間に関係性が悪化し、互いに足の引っ張り合いが起こり、事務所の雰囲気が一変していたことがありました。
ある時、僕が2週間ぶりに事務所に行くと、誰も会話をしていない。報告もない。タスクが残っているのに先に帰るメンバーもいる。みんなのベクトルが仕事に向いていなかったんです。
あの頃の僕は、心にもお金にも余裕がなく、とにかくパワーと気合いだけで会社を引っ張っていました。サービス内容も固まりきっておらず、正直に言えばお客様を「かき集めている」状況でした。とにかく目の前の売上を追うことしかできていなかった。
結果として、創業フェーズのメンバーは全員辞めてしまいました。今でこそ、「この経験があったからこそ、今のRevengersがある」と前向きに捉えられますが、当時は本当に辛かった。
会社の土台は“なぜ、この仕事をするのか”
この苦い経験から、僕は経営のあり方を根本から見つめ直しました。
「なぜこの仕事をするのか?」 「なぜこの会社で働くのか?」 「なぜ自社のクライアントを支援したいのか?」
この問いをメンバー全員で考え、共有することこそが、会社の土台を固める上で最も大切なだと痛感しました。
そして、サービスを誰にでも分かりやすく、明確にすることも重要だと気づきました。Revengersが非大卒に特化した人材紹介サービスを「伸ばす」という1つの目標を掲げたことで、僕自身も、メンバーもその目的を共有しやすくなったんです。
目標が明確になったことで、みんなが「これをやれば成長できる」という自信を持てるようになりました。この成果は、全員が同じ方向を向いて進んでいるからこそ実現できたことだと感じています。
🚀 AI時代を生き抜く「プロフェッショナル集団」へ
大学を出ていない人が、まず頼る会社に
Revengersの目指す姿は、大学を卒業していない人が、就職・転職を考えた時にまず思い浮かべる会社であることです。
これは決して簡単なことではありませんが、AIが発展していくことを考えると、今後益々サービスのクオリティが問われる時代になると思っています。「ChatGPTに聞けば良いじゃん」と言われるような価値提供では、AIに負けてしまいます。
だからこそ、私たちは「AIでは物足りない」と感じる領域を追求します。
この人に聞いたから出てくる発想、そしてなによりも「安心感」や「温かさ」をベースにした、人ならではの価値提供こそが私たちの強みです。
私たちは、スキルがある人をたくさん集めてポジションを細かく分けるのではなく、少数精鋭のプロフェッショナル集団でありたいと考えています。
今いるメンバーも、人材紹介未経験者ばかりです。それでもみんな、自身の成長や会社の成長を心から楽しんでくれています。求職者と向き合う中で、ミスをしても「どうすれば良くなるか」と前向きに捉え、糧にできます。
1人ひとりが自律性を持って、お互いに刺激し合い、より良いサービスを追求する気概を持っています。
挑戦を後押しする事業を
将来的な目標として、人材紹介の領域をさらに広げ、「挑戦を後押しする」ようなビジネスを展開していくことも視野に入れています。
僕の人生がそうであったように、誰かの「1歩踏み出す」きっかけになれるような事業を創り続けたい。
Revengersは今、まさに次のステージへ向かうための土台を固めているフェーズです。会社のビジョンや将来性にワクワクしてくれる仲間と、さらに大きなチャレンジに挑んでいきたいと思っています。
🙋♀️ こんな「あなた」に出会いたい
- 「なぜこの仕事をするのか」を自問自答できる方
- 自分の成長だけでなく、会社の成長を楽しめる方
- 非大卒というバックグラウンドを持つ方々の「人生の転機」を、心から支援したいと思える方
Revengersは、あなたの「こうありたい」という想いを、会社と共に実現していく場所です。 最初は誰もが未経験。過去の失敗や挫折も、Revengersではすべてが強みになります。
あなたの経験を生かし、誰かの後押しをしてみませんか?ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ1度カジュアルにお話ししましょう!