皆様こんにちは、スタイルブレッドの採用担当です。
定期掲載している活躍社員インタビューですが、今回は東海支社で活躍する浦崎さんをご紹介したいと思います!
2024年10月に入社されてから3ヵ月で支社の責任者に就任された浦崎さん、入社後すぐからバリューを発揮されていましたね!まずは生い立ちを教えてください。
出身は沖縄県で、大学進学のタイミングで東京に来ました。
進路を決める際、指定校推薦の枠が東京と大阪にあって、新聞奨学金制度というのを使って東京の大学に進学することを決めました。
新聞社でアルバイトをすることで学費を負担してもらえる制度だったので、朝2時起き生活を4年間続けました。(笑)
地元に戻る選択肢はなかったので、4年間やりきりました!
すごいですね!(笑)
浦崎さんから感じるタフさはその経験からも生み出されているんでしょうね…!
そうですね、大学時代の4年間が生き方的には1番ハードだったと思います。
大学卒業後、新卒でどのような企業に就職されたんですか?
キャリアデザインセンターという人材系企業で約6年働き、営業とマネジメントを経験させてもらいました。
その会社を選ばれたのは何か理由があったんですか?
大学4年間で営業を経験した事が大きかったかもしれません。
働き方としては1日2シフト制で、朝は新聞配達をして学校に行き、講義を終えて帰宅した夕方からは営業と集金活動もしていました。
夕方の業務は担当区域で個人宅への新規飛び込み営業、継続購読の営業、集金活動があり、中でも新規飛び込みに関しては契約ごとにインセンティブが発生する仕組みでした。
そこでの結果が報酬に繋がる嬉しさと、営業の難しさと楽しさを経験したことで、就職先ではもっと難しい営業にチャレンジしたいと考えるようになりました。
個人営業はある程度経験できたなという感覚を掴んだので、就職活動時の軸は、法人営業でより難易度の高い営業をしたいというのと、あとは大学4年間の経験の中で、尊敬できる人と一緒に働くことが大事なんだなというのを感じていたので、その2つでした。
そんな中X(当時はTwitter)でたまたま見つけた就活イベントに参加したんです。
そのイベントでは就活生が3分間ほどで自己PRをして、興味を持ってくれた企業側から連絡がきて選考が進んでいくというものだったんですが、その時にキャリアデザインセンターの採用担当の方が連絡をくれて選考に進み、トントン拍子に内定まで至ったという流れです。
大学生時代から社会人に引けを取らないくらい、行動数や目標数字を追うといった経験をされていたんですね!
そうですね、周りの大学生が経験していないことを自分は出来ているというのと、社会人になればいずれ皆同じように働くことになるので、そこを一歩リードしてお金を稼ぐ大変さを知ったり、営業職に対しての興味を持てたというのは大きな経験だったと思います。
休みが不定休で最低週1日休み、連休も取れなかったので、体力もめちゃくちゃついたと思います。
その経験を持ってキャリアデザインセンターに入社されたということですね。キャリアデザインセンターでは最初どのようなお仕事をされていたんですか?
採用活動をしている企業様に対して、求人広告や転職イベントを用いた採用支援の提案をしていました。
テレアポから商談、受注後のフォローを含め、自ら獲得した新規のお客様を既存顧客として一貫して担当をしていたので、「効率よく動くにはどうしたら良いか?」を考え続けていました。
契約を取るまでが仕事ではなく、そこから採用に至るまでのフォローを自身でやられるとのことですが、どのように身に付けていかれたんですか?
段取り良く進めていくのは得意ではないので、たくさんのチャレンジと失敗を重ねて、怒られながら学んでいきました。根拠の無い自信だけを持った成果の出ていない生意気な新卒でしたが、先輩や上司が見捨てずに向き合ってくれたお陰で成長出来たので今でも感謝してます。
入社後にぶつかった壁や忘れられないエピソードがあったら教えてください。
それこそ自分は大学時代の経験から営業できると思って入社したんですが、色々と問題を起こしてばかりだったので、壁にぶつかったというか迷惑を掛けてばかりでした。(笑)
(詳しいエピソードが知りたい方は入社後に是非!)
同期と比べてもスタートダッシュは遅れたと思いますし、成果が出始めるまで半年くらいかかりましたね。
初めて手ごたえを感じたときのきっかけって何かあったんですか?
月並みなことを言いますが、先輩に言われたことを素直に受け止めるようになってからですかね。
最初は売上目標を達成している先輩(※組織全体で高い目標設定で、全体の2割弱くらいしか四半期で達成者が居ませんでした)以外はイケてないと思っていたので、目標未達の先輩からの指導には聞く耳を持っていませんでした。
なので、他チームの達成常連の先輩に週3でご飯を誘ってあれこれ質問攻めしていたのですが「年上の話はまずは聞け。最低1割は必ず為になる事言ってるから。」的な事を言われ、全ての年上の方の話を「為になるのは...」と注意深く聞くようになってから、自然と自分が理解するための質問の回数が増えるようになりました。
勝手にシャッターを閉じて自分の価値観だけで生きていた狭い世界が、一気に広くなった感動を覚えています。単純で恐ろしく視野が狭かったなと、改めて振り返ると恥ずかしいです...。
なるほど。そこからセールスとして高い成果を出し続けてこられたコツみたいなものがあれば教えてください。
まずは量(テレアポの件数)をこなそうとしました。量をこなすのは誰でも出来るので。ですが、1週間も継続できませんでした。(笑)
継続するには楽しめた方が良いと思い、楽しみながらする方法を考えて、結果的に架電先の会社の代表の情報をネットで細かく調べて、独自のリストを作成するようにしました。
めちゃくちゃ非効率でしたが、狙って掛けたテレアポは取得率も、成約率も高かったです。事前リサーチをしているからこそ、お客様に響く提案に繋がっていたからだと思います。
当時の会社では「テレアポ100件がマスト」の方針でしたが、1日10件ほどしか掛けていなかったので、結果で黙らせられるよう必死にリスト作成に時間を掛けてました。
成果を出すコツに当てはめるなら、自ら考えて動くことを諦めない事と、お客様へどんな価値を提供できるかを考え続けることかなと思います。
当時の仕事で言えば、どんな背景があって採用活動をしているのか、我々のような採用支援会社に期待することは何か、本音ベースで聞くことを大切にしていました。
一歩踏み込んでお客様と関わることで良い関係性が築けましたし、最初は3ヶ月で100万円のご発注から始まり、年間で3000万円のプロジェクトのご発注に繋がった事もありました。
取引において成果は最も求められますが、「この人になら任せられる」とお客様に信頼してもらうには、一緒に仕事をしていて気持ちの良い人間であることも大切だと思っています。
そうやって成果を積み重ねていってマネジメントのポジションに就かれることになったと思うのですが、マネジメントしてみて感じた大変さはありましたか?
みんながみんな成長意欲の塊ではなかったり、人によって見せる顔が違ったり、多種多様な個性を持った方が集まる環境だったと思います。
そこを把握しないといけないと思いつつも、「寄り添いすぎても成果は上がらないしな...」と悩みながらやっていた時間も長かったです。
そんな中で、まずマネジメントって何だろうというところから、本を読んだり、自費で20万円のマネジメント研修を受けたり、自分なりに咀嚼して理解を深めていきました。
ベストマネージャー賞も受賞されたんですよね。
最初は密度濃く関わったメンバーが辞めてしまったりして、自分のマネジメントが間違ってるんじゃないかと思うこともありました。
実を結んだなと感じたのは、そもそもマネジメントをするという言葉がおこがましいというか、自分も周りの人に言われたから変わるということはなかったですし、マネジメントで人を変えようとするのではなくて、メンバーが主体的に意思決定を出来るような会話を意識してからです。(自費で受けた外部研修が凄く腹落ちしました)
トライ&エラーを繰り返しながらも、1人の心に火がつくことで周りのメンバーにそれが伝播されていって、チーム全体に爆発力がもたらされるといったような、シナジーが生まれる経験を学べたと思いますし、正解がない中で自分なりに判断をしていくことで成長していけたのかなと思います。
そのようにご活躍されていた中で、大企業からベンチャー企業に転職されたんですね。
ある程度営業として成果が出せたということ、マネジメントも概念を学べたという感覚があり、当時の組織の中で部長や役員といった役職を目指すにはすぐに狙えるポストも空いていなかったですし、よりビジネス戦闘力の高い人に囲まれて仕事をしたいと思っていました。良いところがあったらいつか転職しようというのは3年目くらいから考えていたんです。
仕事をする中で、関わるお客様の殆どがベンチャー企業の経営者だったので、自分も20代のうちにベンチャー企業というか、ちょっとカオスな環境に身を投じて自己成長したいと思っていました。
そんな時に、タイミングよくお声がけいただいた会社が、面白そうな経験を積めそうなフェーズだと感じて転職を決断しました。
2社目の企業との出会いはどのように?
当時求人広告の営業としてX(当時Twitter)を実名で運用していたのですが、そこでDMを貰ったのがキッカケです。
地方本社のHRベンチャー企業での東京支社立ち上げのタイミングで、整ってないことが非常に多く、これがベンチャーか…!と感じました。
商談の数は圧倒的にこなしていかなくてはならない中で、その他の事も全て自分たちで整えていくという環境だったので、支社がイチ法人のような形で機能するようになんでもやっていて、あっという間に時間が過ぎていきました。(一方でスタイルブレッドのバックオフィス部門の整い方は、大企業以上に手厚いなと感じ日々感謝が尽きません)
そして、入社半年後に退職しています。(笑)
僕をスカウトしてくれた役員と激しく喧嘩をした末に...。
一体何があったんでしょう…。
ここで伝えるのは気が引けますので、お察しいただけると(笑)
色々あったんですね…!その後独立されたんですね。
そうですね。前職での経験から会社員として組織に属することに前向きになれず、キャリアデザインセンター時代の後輩が採用コンサルティング会社を1人社長として頑張っていたので、業務委託として手伝う形で独立しました。気づけば会社員時代よりも2倍以上の収入になり、時間の余裕もできて凄く色々な経験を積む事ができました。
↑フリーランス時代。髪が長くて別人!
スタイルブレッドとの出会い
スタイルブレッドとの出会いは、今インタビューをしている私(中村)からのスカウトがきっかけになりますが、転職を考え始めたきっかけは何だったんですか?
フリーランスとして3年間経験を積んだこともあり、なんとなく30代になった自分の市場価値が知りたくて転職媒体に登録してみたんです。
フリーランス時代に、1人でやるよりも事業会社に属したほうが良いかもしれないと思うこともあったんですか?
フリーランスの時は、収入も良く時間も自由で楽しくありつつも、どこか寂しさみたいなものを感じていました。
今までの仕事の延長線上で新たな刺激は特にありませんでしたし、フリーランスという機動力を活かした業務支援だったので、この働き方はこれからも続けるんだっけ?採用支援の領域しか業界経験がないのは視野狭くないか?と色々と考えていると、自分が最も仕事に熱中していたのはマネジメントに携わっていた時だなと感じました。
人生を豊かにするために、様々な経験を仕事を通じてできることが幸せに繋がると思い、まっさらな状態で面白そうな会社があれば話を聞いてみたいという考えになっていました。
スタイルブレッドは面白そうと思っていただけたということですね!
そうですね。
全く知らない食品業界で、世界にも市場を拡大していこうとしていて、歴史があるのにチャレンジングな姿勢で、商材である冷凍パンが人材不足の解決に繋がるソリューションを持っているところに、自分のこれまでの知見を掛け合わせたら良い仕事が出来そうだと感じました。
また、採用支援していた時は、周りの友人などに何の仕事をしているか説明がしづらかったので、人の生活に関わる衣食住で自慢できる仕事に就けたら良いなと思っていて、その中では食に1番興味がありました。
今のお仕事内容を教えてください。
東海エリアのホテル、結婚式場への新規提案や既存の深耕営業をしています。
東海支社は現在2名体制なので、もう1名のメンバーのサポートも行いながら、事業計画に沿った支社の目標数字を追いかけています。東海3県を2人で担当しています。
そうです。これを見て気付いた方は勘が鋭いです。(笑)
応募をお待ちしております。
↑東海支社メンバーと。
我々採用チームもがんばります…! 浦崎さんの今後のキャリアビジョンはありますか?
まずは東海支社を支社の成功モデルになるよう成長させたいです。
立ち上げメンバーだからこそ、自分たちならではの良い組織を作っていけるチャンスだと思っています。
支社が独立した組織として、事業運営の全機能を支社で完結できるほどのリソースと体力を持てばもっと早くシェアを広げられるし、顧客満足度のアップに繋がります。
実現に至るには足りない事だらけです。まずは僕自身が学び続ける必要があります。
キングダムの信のように力強く理想を追い求めて、李牧のように冷静な頭脳で全体を視て実行に移せるようなリーダーでありたいです。
どんな方と一緒に働きたいですか?
やっぱり笑顔が素敵な方が良いですね。笑う門に福来たるを割と本気で信じてます。(笑)
もっと分かりやすく言えば、居酒屋でゲラゲラ笑ってるような人と働きたいです!
個人的な価値観ですが、人生と仕事は切り離せないという考えで生きてます。
生きていくには、働いてお金を稼ぐ必要があるので。たまに変に伝わってしまうので日本語って難しいですが、「せっかく1日の3分の1にもなる8時間という自分の時間を使って仕事に向き合うなら、仕事を楽しむだけで人生の3分の1楽しいのが確定する」と考えてます。
素敵なお考えですね。浦崎さんが思うスタイルブレッドの魅力と、反対にもっとこうしたい!と思うことを教えてください。
まず伝えたいのは、自分自身転職活動をして、こんな良い会社があったんだ!と思ったということ!(笑)
自分の生きてきた世界はとても視野が狭かったんだなと感じましたし、スタイルブレッドは本当にこだわりの詰まった素敵な商品で、性格の良い人ばかり。
一方で、お客様であるホテルやウェディングのビジネスについては全社員が学ぶ必要があると思っています。「美味しい」だけではスタイルブレッドが選ばれ続ける理由にならないと思うので、「美味しい」を武器に、世の中の人材不足という深刻な課題に対して、営業がしっかりと解決に導けるような提案をしていく、その提案レベルを引き上げていく必要はあると感じています。
今の浦崎さんの働く原動力を教えてください。
今の東海支社は可能性しかないと思っていて、ロールモデルとなるような支社戦略のベストアンサーを創ること、それに挑戦できることがモチベーションになっています。
ゆくゆくメンバーを増やすことによって、もっと役割の細分化や、適材適所でパフォーマンスを発揮できる環境が創れると思っていますし、そんな未来が近いと思っています。
自由だからこそ難しいこともありますが、支社の役割を最大化させることがキャプテンの役割だと思っているので、そのために頭を振り絞って考えながら色々挑戦させてもらえていることが原動力です!
最後にエントリーする方へメッセージをお願いします!
ただのパン屋さんじゃありません。
3年後には日本を代表するパンメーカーになります。
(ちなみに僕はお米派です。お米派の方も大歓迎です!)