2018年にスタートした「フリーソーラープロジェクト」。
“無料の太陽光”という、ほとんど知られていない選択肢を広める挑戦は、地道な活動の積み重ねによって、少しずつ地域に広がっていきました。
そして、開始から約5年後――
私たちは契約件数1,000件という節目を迎えることができました。
太陽光業界において、このスピードでの到達は異例のこと。
それだけ多くの方に、「PPAモデル」の価値と、私たちの姿勢が届いた証でもあります。
しかしこの頃、私たちはひとつの決断を迫られることになります。
それは――「フリーソーラー」という名前での継続が難しくなったということ。
もちろん、不祥事や揉め事があったわけではありません。
支援いただいていたパートナー企業様のご事情もあった、穏やかな節目でした。
そして、次の挑戦へ──「ソーラーメイト」
その後、私たちは新たなパートナーとともに、再び動き出しました。
ご一緒させていただいたのは、ハンファQセルズジャパン株式会社様。
こうして立ち上がったのが、当時の新プロジェクト「ソーラーメイト」です。
- 電気料金は13年間固定
- 設備は13年後にお客様へ無償譲渡
- “発電量”ではなく、“実際の使用量”に応じた支払い方式
地域のご家庭にとって、より生活に寄り添ったかたちでの太陽光導入が可能になりました。
第2章は「ソーラーメイト」
ただし「ソーラーメイト」は、現在継続しているサービスではありません。
この取り組みは、あくまでその時にできる最善のかたちとして動かした“プロジェクト”のひとつです。
環境やパートナーの変化にあわせて、柔軟に形を変えながらも、
私たちは常に「地域に信頼される再エネを届ける」という軸を守り続けてきました。
想いは、かたちを変えて、これからも
太陽光は、買うものではなく、もらうものへ。
再エネは、押しつけるものではなく、選ばれるものへ。
その価値を地域の中でどう根づかせていくか。
その信頼を、どう積み重ねていくか。
その問いに向き合いながら、これからも私たちは、挑戦を続けていきます。
名前が変わっても、届けたい未来は変わらない。
これからもL.PROJECTは、地域とともに歩み続けます。