始まりは「地域への想い」
広報の立花です。
先日、私たちハーツネクストたつの営業所は、地元・兵庫県たつの市が主催する「たつの市民まつり」(開催日2025年11月3日)の企業PRブース「とっておきストリート」に出展しました。
たつの市に営業所を構えて早6年。ハローワークさんや地域の企業様のおかげで、今のハーツネクストがあります。だからこそ、もっと地域に根付き、この町を活性化したい。これが、私たちが出展を決めた一番の理由です。
「たつの市は未来がある町だ」と、私は市外からの居住者として心から感じています。豊かな地場産業、自然、食、伝統——。私の子どもが「たつの市から離れたくない」と言うように、この恵まれた環境で住み続けるには「仕事」が不可欠です。
私たちは、未来を担う子供たちに「たつの市には、君たちが活躍できる仕事がある」というメッセージを届けたい、と強く思いました。
子育て世代の視点が企画の核に
本格的な企画は10月からスタートしました。
たつの営業所で働くメンバー(所長・森さん、営業・朝海さん、三浦さん、事務・寺田さん、私・立花)は、全員が保育園〜小学生の子供を持つ子育て世代です。
自然と私たちの視線は「子ども向け」に。特に同い年の小学5年生の子供を持つメンバーが多いことから、「子供の未来に響くもの」をテーマに議論を重ねました。
私たちの目標とミッション
この目標を達成するため、営業の朝海さんから
「未来の原石の子どもたちへお仕事診断」を実施したいという提案があり、企画が決定しました。
診断結果のカードには、私たちの手でタイアップ先の地元企業の名前をタイプ別に記載。子供たちに「君の適職に繋がる仕事が、この町にあるんだ」と、企業を身近に感じてもらうための仕掛けです。
予算をかけずに、文化祭の準備のように、全員で楽しみながら装飾や診断シートを作成。営業所の熱量はどんどん高まっていきました。
イベント当日:想定外の大盛況!
イベント当日は、強い風が吹く中での準備となりましたが、予定通り10時にスタート。
予想通り、たつの市ではご年配の方の初動が早く、そしてすぐに大勢の家族連れがブースへ押し寄せました。
私の娘の小学2年生の双子も、通りかかる友達に声をかけ、集客に一役買ってくれました!
診断プリントの読み取り方をお友達に説明する小学2年生の娘
現場で気づいた課題と対応
すぐに嬉しい「問題」が発生しました。あまりの集客力に、スペースが足りないこと、そして低学年の子どもたちが診断の文章を読み解くのに時間がかかることです。
昼にかけては、休憩する暇がないほどの混雑ぶり! 足がふらふらするほどでしたが、それ以上に喜びが勝りました。
「可能性に火が灯る」瞬間
何よりも嬉しかったのは、診断を終えた子供たちの表情です。
高学年の子は、自身をしっかり俯瞰し、 「やっぱり僕はリーダータイプだ!」「物を作るのが好きだから、クラフトタイプだ!」と、目を輝かせながら自分の未来のビジョンを明確にしていく姿がありました。
また、保護者の方々が「うちの子の新しい側面を発見した」と目を細めたり、保護者自身が試してみて「やっぱりそうだ!」と納得してくれたり。
人材サービスの会社の一員として、ただ単に「ライスワーク」を提供するだけでなく、人の「やりたい」というやる気にマッチさせ、企業と人の可能性に火をともせた瞬間だと心から感じました。
お仕事カード表面
最終着地:目標の3.5倍を達成!
当初の目標「お仕事診断実施50名」に対し、最終的な実施人数は……
178名を達成しました!
診断プリントとプレゼントのお菓子はすぐになくなり、何度も営業所に戻って追加印刷と買い足しを行うほどの反響でした。
みんなで一丸となって、一つの企画を形にし、多くの方にハーツネクストを知ってもらえる素晴らしい一日となりました。
来年も、今回の「MORE」な反響を活かし、さらに改善して、町と企業と人を繋ぐ使命を全うしていきたい!と思っています。
ぜひ、そんな熱い想いと地域貢献を大切にするハーツネクストで、あなたも一緒にお仕事をしてみませんか?