リーダーは誰でもなれる。ムーブメントの主役『最初のフォロワー』とは?
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「リーダーシップ」と聞いて、何を想像しますか?
こんにちは、ハーツネクストの畑です。
多くの人は、旗を掲げて先頭を走り、力強い言葉で人々を導く「カリスマ」のような存在を思い浮かべるかもしれません。
しかし、社会や組織に大きな変化「ムーブメント」を起こすために、それと同等、もしくはそれ以上に重要な役割があることをご存知でしょうか?
そのヒントは、ある音楽フェスでたった一人、裸で踊り始めた男性の映像の中に隠されています。
映像では、一人の男性がダンスを始めます。最初は誰も見向きもせず、彼はただの「変人」です。
しかし、そこに「二人目」が現れます。一人目の男性を真似て、一緒に踊り始めます。この「最初のフォロワーの登場」こそが、世界が変わる瞬間です。
それまで見向きもしなかった周りの人々が、この二人に影響され、「面白いかも?」と感じ、次々とダンスの輪に加わっていきます。
あっという間に、ただの「変人」の奇行は、数十人、数百人を巻き込む「ムーブメント」へと変わります。
リーダーがリーダーであるためには、勇気を持って最初に追随する「最初のフォロワー」が不可欠です。最初のフォロワーの存在が、「一人の変人」を「リーダー」へと変え、他の人々が参加する心理的なハードルを劇的に下げることができます。
以前勤めていた会社で、私が進めたいプロジェクトがあった際、一人で声を張り上げていました。ですが、周りの人を巻き込むことはできず、そのプロジェクト自体がボツになってしまいました。当時を振り返ると、最初から周り全体を巻き込もうとしており、自分のことしか考えていない自分本位な発信になっていたのだと思います。
ムーブメントには「リーダー」と、それを支え現実に変える「フォロワー」の両輪が不可欠なのです。
誰でも主役になれる
この変革の時代に、私たちの組織が目指すのは、メンバー全員が主役となり、互いに協力し合う「チーム型」の組織です。
新しいメンバーの「これ、やってみませんか?」という声も、部長の「新しい事業を立ち上げたい」という情熱も、私たちの組織では価値に差はありません。大切なのは役職や年数ではなく、そのアイデアが持つ熱量です。
私たちのチームでは、誰もが挑戦の「リーダー(最初の変人)」になることができ、同時に、誰かの挑戦を「最初のフォロワー(一番に応援する人)」になることが求められます。
指示を待つのではなく、自ら課題を見つけ、仲間を巻き込み、ムーブメントを起こしていく。私たちは、その「自主性」こそが、組織を前進させる唯一の原動力だと固く信じています。
もちろん新しい挑戦に失敗はつきものです。しかし、「挑戦したこと」そのものを賞賛し、結果だけで判断しない。その心理的な安全性が、次の「最初の変人」と「最初のフォロワー」を生み出します。
あなたは、リーダー? それとも、最初のフォロワー?
私たちは、これからさらに大きくなるために、新しい挑戦の旗を立てる「リーダー」を求めています。
それと同時に、「いいね!」と声をあげられる、勇気のある「最初のフォロワー」を心から歓迎します。
リーダーシップもフォロワーシップも、どちらが偉いということはありません。どちらも等しく尊い、組織にとって不可欠な能力です。大切なのは、チームや会社の成功のために、自分が今どの役割を担うべきかを主体的に考え、行動することです。
もし、この考えに少しでも共感していただけたなら、ぜひ一度お話ししませんか。
あなたは、私たちの会社でリーダーになりますか?フォロワーになりますか?