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好きなことを仕事に。若手社員の半年の成長に迫る 広川さん編

 

【2022年9月】

 

自己紹介と業務内容を教えてください。

広川です。2019年に中途採用で入社して、もうすぐ丸3年になります。

所属はサービス部です。業務内容は幅広く、装置の製作から改造、チェーン交換まで、いろいろ手掛けています。

 

茂呂製作所を選んだ理由を教えてください。

好きなことを仕事にしたいという想いから、茂呂製作所を選びました。もともと機械を触るのが好きで、前職は車屋で働いていました。現在は車の改造から搬送装置の製作まで、いろいろな仕事に関わっています。自分でも担当が分からなくなるくらい(笑)

でもなにせ好きな仕事なので、茂呂製作所は最高に楽しいです。

 

学生時代に熱中したことは何でしたか?

アルバイトです。スポーツは全般ダメなので、部活には入っていませんでした。学校が終わったら毎日2~3時間、ホームセンターとコンビニでアルバイトに打ち込む日々でした。

 

課題と一年間の目標を教えてください。

課題のひとつは、サービス部におけるコスト意識の底上げです。私自身を含め、やや漫然と仕事をしてしまっているところがあるので、今後は時間単価を意識しながら進める必要があると感じています。

チャレンジ企画として個人的な目標を挙げるなら、電気工事士の資格取得を目標にしたいです。ただ、資格取得の先に目指しているのは、仕事の選択肢を広げるということ。例えば、客先で直接電源をもらわなければできない溶接作業などを、一人で訪問しても堂々とできるようになりたいです。

現状、電気工事士の資格を唯一持っている清藤さんが一緒に訪問しないといけない状態なのですが、いつまでも清藤さんに頼るわけにもいきません。私が技術的に電気を扱えるか否かとは別に、きちんと資格を取った上で、一人でできる仕事を増やしたいです。

 

あなたにとって茂呂製作所とは

助け合いながらより良いものを生み出していける場所。そりゃ、食べていくために働く場所ではありますよ(笑)でもなんだかんだ、人間関係も良くて好きな仕事ができて、楽しい職場です。

 

ありがとうを贈りたい人は誰ですか?

清藤さんです。私が気が付かない部分を気が付いてフォローしてくれたり、対処方法を提案してくれたりと、本当にいろいろ助けてもらいました。それにすごく気が利く方なので、客先に一緒にいくとつい甘えてしまいます。



【2023年3月】

前回お話を伺ってから半年が経ちました。現在はどのような毎日を送っていますか。

所属部署や業務内容に大きな変化はありません。現在は、ある機械の開発をしていて、タイにいる設計担当者とお客さんとの橋渡しや部品の手配などで忙しい毎日を送っています。それと、2022年7月に係長になりました。当初は「仮」で、2023年1月から正式に係長として働いています。

 

おめでとうございます!現在、課題だと感じていることはどんなことですか。

係長になったことを機に、管理職としての役割を意識するよう社長にも言われたのですが、「時間を意識して働くこと」の意識づけを人に伝える難しさを痛感しています。

例えば、仕事の中にはお金を生む仕事とそうでない仕事があります。コストを意識すると、後者に何時間もかけているのは非効率です。私から見て「そんなに時間をかけなくても」と思うことがあっても、なかなかそれがうまく伝わらず……

↑作業責任者講習を受講している様子
 

広川さんご自身はずっとそのようなコスト意識をお持ちだったのですか。

そういわれてみれば、もっと若手のころは意識していませんでしたね。まず「できるようになること」「やること」が大前提だったので、時間のことなんて考えていませんでした。そうだな、自分だってそうだった。きっと余裕ができてきたんでしょうね。だから「そんなに時間かからないだろう」と思うのかもしれません。考えてみると、係長になって社長から言われて初めて意識するようになった気もします。

 

人を管理することって、難しいですよね。そういえば前回、電気工事士の資格を取得したいと仰っていました。

今、結果待ちですよ!学科は受かって、クリスマスに実技を受けたので、今その結果待ちです。電気工事士に受かっていれば、仕事の幅がだいぶ広がります。役に立つ資格です。

 

着々と有言実行されていますね。では、この1年間のご自身の成長目標への到達度として、現在地は100点満点中何点くらいですか。

60点くらいです。

 

残りの40点を埋めるために何をする必要がありますか。

やはり人の管理ができるようになることですかね。お金を生んでいる時間と生んでいない時間を意識して回せるようになることです。

例えば、客先を訪問している時間や、社内で受注したものをつくっている時間は、お金を生んでいる時間です。でも見積もり作成に時間をかけ過ぎるのは「お金を生んでいない時間」に余計なコストを払い過ぎていると思うのです。「そこまでしなくて良いのに」と思うものの、それがうまく伝わらない。その時間に対するコスト意識をしっかり伝えられるようになることが課題です。

 

前回は「ありがとうを送りたい相手」として清藤さんのお名前を挙げていただきました。この半年で、社内外を問わず他に「ありがとう」を伝えたい人はいますか。

妻ですね。先日、子どもが生まれたんです。それで今、奮闘中なんですけど、妻は育休をとって家庭に入ってくれました。妻に子どもの世話をしてもらっているおかげで自分が仕事できているので、感謝しています。それにもちろん、「産んでくれてありがとう」とも伝えたいです。

 

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