今回は就労移行支援事業所キャリスタ梅田の新施設長に就任した澤野さんにお話を伺いました。
実はグループ1熱い男と噂の澤野さん。一体どんな方なのでしょうか?
この記事では澤野さんの魅力はもちろん、“福祉の仕事”について触れていきます。
そもそも福祉の仕事って何だろう?そんな疑問をお持ちの方もぜひ最後までお読みいただけると幸いです。
———まずは簡単に澤野さんの自己紹介からお願いします。
キャリスタ梅田で精神障がい、発達障がいなどをお持ちの方々が就職できるように学習や生活改善の支援を行っております。2024年の4月より施設長に就任しましたので、今後、社員のマネジメントや施設運営にも携わっていきます。
よろしくお願いいたします。
———よろしくお願いいたします!キャリスタで働く前も福祉のお仕事をされていたんですか?
福祉の仕事はキャリスタが初めてです。
以前は食品メーカーで3年ほど営業の仕事をしていました。
営業で様々な飲食店を回っているうちに、もっとお客様に対してできることはないかと考えるようになりました。
というのも集客に困っている飲食店で、ホームページを作って欲しいという声を聞くことが多かったからです。
SNS等を使った集客のアドバイスやサポートをしているうちに、WEBデザインやプログラミングを学びたいと思いました。
そこで思い切って転職活動に踏み切り、クライアントの課題を解決できるような仕事に携わることができるようにWEBデザインスクールに通うことにしました。
———すごい行動力ですね!そこからどのような流れで福祉の仕事を・・・?
実は最初は別の業界で転職活動をしていました。
広告やマーケティングに携われる仕事を探していたのですが、ある出会いがきっかけで福祉の仕事に興味を持ちました。
———ある出会いですか?
はい。たまたまSNSでうつを患った方と出会い、コミュニケーションを取るようになりました。
そこで障がいって何だろう?と強く興味を持ちました。
というのも、私自身が発達障がいを持っているのではないか?と感じることがあったからです。
例えば話しているときに話がうまくまとまらず着地点が分からなくなったりします。
障がいについて調べているうちに転職活動の軸がだんだんと変わっていきました。
障がいをお持ちの方はもちろん、私のように障がいを持っているかも?と
と悩んでいる方の力になりたいと思うようになりました。
その後、福祉関係で仕事を探しているうちにWantedlyでキャリスタと出会い今に至ります。
キャリスタでは福祉の仕事をしながら、学んだWEBデザインやプログラミングも活かせますし良い職場に巡り会えたと思っています。
———そうだったんですね。障がいを持っているのではないか?と感じている方は多くいらっしゃるんでしょうか。
いると思いますよ。発達障がいには“グレーゾーン”という、症状は見られるものの、判断基準を満たさない状態を指す俗称があるんです。
何となく自分に違和感を感じながら過ごしていたり、行きづらさを感じていたり。
キャリスタにはそんなグレーゾーンの方からのお悩みも多く寄せられています。
———なるほど。そういった方にも支援をされているんですね。澤野さんはキャリスタで初めて福祉のお仕事をされたということですが、どのようにキャリスタを利用されている方々と向き合われているんですか?
日々試行錯誤を繰り返して、ひとりひとりの利用者さんと向き合っています。
というのも、支援って正解がないんですよ。
うつ、ADHD、総合失調症などキャリスタの利用者さんの疾患や特性は様々です。
また特性が同じでも、その人の性格によって距離感や対応方法を変えないといけません。
次はこんな勉強をしてみませんか?と提案をして導いてあげた方が良い方もいますが、逆にそういった提案がプレッシャーに感じてしまう方もいます。
入社して間もない頃は利用者さんとの距離感が分からず、悩んだりもしましたね。
でも利用者さんの就職が決まるのは自分のことのように嬉しいです!
元気に働いている姿を見ることができますので。
———それは嬉しいですね!就職した後もコミュニケーションを取るんですか?
はい!キャリスタでは就職をして終わりではなく、就職した後も無事に利用者さんが長く働けるように定着支援というサポートを行っているんです。
仕事で悩んでいることがないかなど、定期的に面談を行っています。
利用者さんだけではなく、就業先の担当者様ともコミュニケーションを取って
就業先の方も利用者さんも気持ちよく働けるようサポートしています。
先日も時短で働いていた利用者さんに対して「頑張ってくれているのでフルタイムで働いてくれないか?」と就業先から打診がありました!
利用者さんの成長を感じることができて、本当に嬉しかったです!
———良いお話をありがとうございます!4月より施設長に就任されたと思いますが、支援以外のお仕事もされていく予定ですか?
そうですね。利用者さんの支援はもちろん、施設の運営やスタッフのマネジメントにも携わっていく予定です。実際に今も利用者さんに楽しんでもらえるイベントのアイデアを皆で出し合って、実際にイベント運営まで行っています。
———楽しそうですね♪キャリスタはどんな雰囲気のスタッフがいますか?
穏やかで優しいスタッフばかりですが、皆内に熱い想いを秘めていると感じています!
———熱い想いですか!私は澤野さんからメラメラ熱い想いを感じております!
!!!笑。
本当に皆熱いんですよ。
皆それぞれが利用者さんについて熱心に考えていて、
芯を持って働いている方が多いなと感じています。
またスタッフ同士のコミュニケーションの頻度も多く、ミーティングもは毎日行っているので
社歴やキャリア関係なく意見を言いやすい環境だと思います。
———良い環境なんですね。これから澤野さんはどんなチームにしていきたいですか?
人間凸凹は誰しもあると思います。
得意なこと、不得意なこと。個性も人によって様々ですが
スタッフ同士が補い合えるチームにしていきたいと思っています。
ありふれた言葉になってしまいますが、協調性のあるバランスの取れたチームですかね。
これから新しく一緒に働く人は失敗を恐れずに挑戦できる人が良いなと思います。
なぜなら先ほどお伝えしたように、支援って正解がないからです。
正解がないからこそ、問題に対して萎縮せずに
“とにかくやってみよう!”というスタンスの方ですね。
新しい気づきを利用者さんもスタッフも得ながら成長していければと思います。
———ありがとうございます!とても良いチームになりそうですね♪最後にメッセージをお願いします!
就職や転職は人生の大事な決断になると思うので、キャリスタに少しでも興味のある方は
ぜひ一度お話しして、事業所の雰囲気を感じていただけたらと思います!
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております!