営業未経験者でも一人前の営業マンになれる理由とは!?週2で実施するユウマペイントの営業研修制度をご紹介 | カルチャー
「営業の仕事はセンスが必要だ」そのように思い、営業職は自分には向いていないと感じている人もいるのではないでしょうか?しかし、ユウマペイントでは、営業未経験だった新入社員も含めて、初年度目標の3,...
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新しいメンバーが組織に順応するための取り組みを指す「オンボーディング」。ユウマペイントでは約1年間にわたってオンボーディングを行っています。
今回は、新入社員が入社後どのような流れを踏んでいくのかを聞くべく、採用責任者である佐々木さんにインタビュー。入社後の流れ、OJTの内容など詳しく伺いました。
佐々木 亜沙美 / 役員・採用責任者
高校時代からアルバイトとして働いていたエステサロンに入社後、代表の佐々木との結婚、出産を経て、2008年7月会社設立当初からユウマペイントにジョイン。人事・経営企画をはじめ、財務や労務など幅広い業務を担当している。
大まかには「入社式」「入社時研修」「OJT」の3ステップです。入社時研修は、入社式終了後から3日間に渡って行い、OJTは1年間続きます。
2023年の入社式は以下のようなプログラムを行いました。
開式
代表挨拶
部門長挨拶
入社証・社章授与
新入社員挨拶
写真撮影
閉式
入社式後は、所属部署の若手メンバーと一緒にランチに行き、入社時研修を受け、全メンバー参加の懇親会を行っています。
新入社員が一人だったので、かなり緊張していた様子でした。ただユウマペイントの大半のメンバーはコミュニケーションを取ることが好きなので、懇親会ではワイワイと盛り上がっていて、新入社員も打ち解けられていたと思います。
入社式終了後から3日間に渡って、ユウマペイントのビジョンやミッション、事業内容、社会人としての心構え、ビジネスマナーなどを教える研修を行います。自社のことを知らないと、お客様には何も伝えられませんし、お客様に不快な思いを抱かせないためにも基礎的なマナーやスキルは身につけておかなければいけません。
入社時研修では、そういったお客様と接する上で最低限必要となるものを学んでもらっています。話を聞くだけではなく、自分の考えをまとめて発表してもらう時間も設けていて、インプットとアウトプットの両方ができるようにしていますね。
また「感謝を伝える」という時間もあって。親御さんや学校の先生など、お世話になった方に向けて手紙を書いてもらい、入社式で撮った写真を台紙に貼ってプレゼントしてもらっています。中には、親御さんからお返しのお手紙がきて、そこから文通を始めた人もいました。
あと入社時研修では、ユウマペイントの歴史も伝えるようにしています。現在のユウマペイントは、とても働きやすい環境が揃っていると自負しています。ただ設立当初からそうだったわけではありません。
例えば、メンバーがオーバーワークをして、かなり無理をしながら運営をしていた時期もありますし、債務超過が続いてしまったこともありました。そういったネガティブな出来事も包み隠さず全て伝えて、歴代の人たちが行動を積み重ねてきたことでいまの環境があることを知ってもらいたいんです。
もちろん現在のユウマペイントにも足りない部分はあります。それに対してただ不満を持つのではなく、どうすれば足りない部分を補えるのかを考えられる人であってほしい。歴代の人たちもそのように考えて、行動をして、徐々にユウマペイントを良くしてきたわけなので。
入社時研修とOJTの間に一日だけ、外部研修をオンラインで受けてもらっています。社会人としての心構えやビジネスマナーなど、入社時研修と同じような内容です。また目標設定も行ってもらっていて、外部研修の翌日に社内で発表してもらっています。それが終了したら、部署に配属され、OJTが始まります。
営業部に配属になった場合ですが、OJTで目指す目標は、1年後に一人で営業できるようになることです。そこに至るまでに大きく3段階あります。
1段階目の4月から6月までは、基本的なビジネスマナーを身につけてもらうこと、会社案内ができるようにユウマペイントについて知ってもらうこと、扱っている塗料や商品、建物の基本構造についての知識を身につけてもらうことが目標になります。
2段階目の7月から8月までは、先輩に同行してもらいつつ、お客様に提案ができるようになることが目標です。 現地調査に行って自分でプランを立てられたり、見積もりを立てられたりできるように、必要なスキルを習得してもらいます。
3段階目の9月からは、先輩のサポートも受けつつ、基本は一人で一連の営業業務を担当してもらいます。この時期ぐらいまでに1件契約を獲得することが目標です。
そして2年目からは、完全に一人で営業を行ってもらいます。
スキルチェックシートを作成しており、そちらを元に教育を行っていきます。例えば1段階目の4月であれば「会社メンバーの顔と名前を覚える」「経営理念が答えられる」「問題なく車の運転ができる」といった項目を達成できるように、教育担当が指導しています。「達成」「部分達成」「未達成」の3段階で評価し、1年間で全項目の達成を目指す形です。
そうですね。また1つの項目に対して、1つの研修を必ず実施しています。もちろん研修とは言っても、OJT担当とマンツーマンで行うものもあります。
例えば、「ソフト関係習得」という項目に対しては、システム研修を行っていて。見積もり書や提案書を作るときに使用するシステムの使い方をマンツーマンで教えています。
「職人の世界だから、背中を見て覚えろ」というイメージを持たれる人もいるかもしれませんが、ユウマペイントでは基本的にはそういった教育は行っていません。「背中を見て覚えろ」だと成長スピードが鈍化しますし、業務の標準化がしにくいからです。
明確に目指すべきゴールとそのために必要なことが決まっていれば、迷うことがありません。チェックシートに書いてあることに一心不乱に取り組めば、一人前の人材に成長できると思います。
大きな流れとしては、午前中は研修、午後は同行になります。
9:00 :出社
9:00〜9:10 :朝礼
9:10〜9:30 :社内清掃
9:30〜12:00 :研修
12:00〜13:00:昼食
13:00〜16:00:同行
16:00〜17:00:振り返り
17:00〜18:00:営業部の研修
同行は先輩社員と一緒にお客様のお宅へ伺って、会社案内や現地調査、提案、クロージングなどの様子を見てもらいます。徐々に自分でも話してもらい、経験を積んでもらっています。
営業部の研修は毎週月曜日と火曜日に実施しており、「ロープレ」「案件レビュー」が主な内容です。
営業部の研修の詳しい内容についてはこちら
入社6ヶ月後の9月ぐらいからは、先輩のサポートも受けながらですが、契約を獲得できるようになっていますね。2年目に入る頃には、独り立ちできるメンバーが大半です。
もちろんOJTが終わってからも、営業研修は引き続き行いますし、不安な点、わからない点は先輩に気軽に聞けます。部門長との面談も月に1回実施しているので、悩みを相談しやすい環境です。
お客様と話している最中にわからないことがあったら、YouTubeを観せているというメンバーもいます。YouTube上では社長や経験豊富な社員が話していてわかりやすいですし、営業が帰った後にお客様ご自身でも確認できるので、重宝しているようです。
ユウマペイントのYouTubeについてはこちら
そうですね。今いる営業のメンバーの9割は未経験ですが、みんな活躍してくれています。塗装工事の営業はお客様と長期間、関わり続ける仕事です。お客様のお子様をご紹介してもらうこともあるので、長い方だと一生のお付き合いになります。
だから「接客が好き」「お客様と直接関わる仕事がしたい」という人なら、やりがいを持って働けると思います。