今回お話を伺ったのは、ユウマペイントで産休・育休を初めて取得した社員である原さん。第一子、第二子の出産時ともに1年間の産休・育休を取得され、現在は現場に復帰し、総務部にて経理の業務を担当しています。
「子育てと仕事の両立が安心してできる環境が整っている」と話す原さん。どうしてそう言えるのか、産休・育休を取得する障壁は何もなかったのか、詳しく伺いました。
原 知夏/総務部
建築系の大学を卒業後、ユウマペイントへ入社。1年ほど営業部で勤務した後、妊娠をきっかけに総務部へ異動。ユウマペイントで初めて、かつ唯一産休・育休を取得した社員。二人の子どもがいる。
「罪悪感は一切なかった」入社後1年で妊娠し、産休・育休を取得
ーーまずユウマペイントへ入社した理由から伺いたいです。
ユウマペイントの代表佐々木に惚れたというのが大きな理由です。就職活動では5社ほど建築系企業の選考に進んでいて、他の企業の社長とお会いする機会もあったのですが、佐々木は他の社長とは違うなと感じて。
出会った当時から、漫画『ONE PIECE』の主人公ルフィのようにいつも明るく元気でしたし、人懐っこくて、熱い思いを持っていました。そんな社長のもとで働きたいなと思い、ユウマペイントへの入社を決めました。
ーー入社をされてからはどのような業務を担当していたんですか?
入社して1年ぐらいは営業職として働いていました。ただ妊娠をして、お腹が大きくなってきたので、外回りができなくなってしまって。それを機に総務部へ異動させてもらい、主に経理業務を担当させていただきました。その後1人目の子どもの出産、育児のために産休・育休を取得しましたね。
ーー産休・育休はご自身からお願いをされて取得されたのでしょうか?
申請書は書きましたが、最初は専務から提案していただきましたね。「とりあえず1年ぐらい取得したら?」と。
こちらから産休・育休を取りたいとはなかなか言いづらかったので、提案していただけたのは非常にありがたかったです。またメンバーからも「楽しみだね」といった温かい反応をいただけたので、産休・育休を取ることへの罪悪感を抱かずに済みました。
その後予定通り、1年取得させていただいたのですが、復帰するタイミングがちょうどコロナが流行しだした頃で。子どもが通っていた保育園が休園してしまったんですよ。それで3ヶ月ぐらい育休を延ばしてもらって、復帰しましたね。
ーー2人目のお子さんのときにも産休・育休を取得されたんですよね。
そうですね。同じように1年で最初は申請しました。ただ2人目はそもそも保育園に入園できなくて、育休を半年間ほど延長してもらいましたね。1人目のときも、2人目のときも出産手当金、育児休業給付金を申請して、賃金の約5割〜7割ほどの給付金ももらっていました。
産休・育休中も気軽に接点を持てた。年5回実施される子連れでも参加できるイベント
ーー産休・育休を取る前に業務の引き継ぎもされたと思うのですが、大変ではありませんでしたか?
私の場合は、新人の方に業務のほとんどを任せるという形だったので、そこまで大変ではありませんでした。マニュアルを作って、それを一緒に見ながら1ヶ月ほどで業務を覚えてもらいましたね。
私が産休・育休に入ってからは、他の方が新人の方のサポートをしてくれて。業務の引き継ぎ以外で、準備みたいなものは特になかったので、スムーズに産休・育休に入ることができたと思います。
ーー産休・育休中に職場との接点はなにかありましたか?
ユウマペイントでは毎年5回イベントを実施しているんですね。単なる「リフォーム相談会」ではなく、夏祭りや移動動物園を行っていて、子連れでも参加できるような内容になっています。
そういったものに、遊びにはよく行っていましたね。皆さんがバリバリと仕事をしているオフィスへ休みをもらっている身分で顔を出しに行くのは、やはりなんとなく申し訳ない気持ちになるので、イベントのほうが行きやすかったです。
ユウマペイント が開催するイベントに関しての記事はこちら!
ーー確かにそういったイベントの方が、気兼ねなく顔を出せそうですね。
あとはLINEグループがいくつかあって、産休・育休中も会社の動きがわかるようになっています。新店舗がオープンすることや新しい社員がジョインしたことなど、私がいない間の会社の動きがわかって、とても良かったです。
また子どもが生まれたときに「生まれました」とLINEに投稿したら、皆さんから「おめでとう」といったメッセージをいただいて。温かい職場だなと改めて感じましたし、嬉しかったですね。
「仕事が唯一の休憩時間」そう思えるほど楽しく働ける職場
ーー産休・育休を取得されてみて、率直にどのように感じていらっしゃいますか?
産休・育休中はありがたいという気持ちと、働きたいという気持ちが共存していました。復帰してみて改めて思うのですが、仕事をしている方が心が落ち着いるんですよね。主人は仕事が忙しくて、ほぼワンオペで子ども2人を見ていたので。仕事は育児から開放される唯一の休憩時間のようにも感じています。
ーー仕事が唯一の休憩時間ですか。現在の1日のスケジュールを教えてください。
大体以下のようなスケジュールです。
05:00:起床、出社する準備、朝食の用意
06:30:子どもたちを起こす
07:30:朝食、子どもたちの着替え
08:30:子どもたちを保育園へ送る
09:30:出社
17:00:退社
18:00:子どもたちのお迎え
19:00:お風呂、ご飯
21:00:寝かしつけ
9時から17時が私にとっての本当の自由時間で。ユウマペイントが楽しく働ける環境で良かったなと。
ーー楽しく働けている要因はどのようなものだとお考えですか?
柔軟に対応してくれるところですかね。経理の仕事は計画的に行っていけば、基本的に就業時間内で終わるものがほとんどなのですが、電話対応や請求書作成など急を要するものもあります。
保育園のお迎えに行く時間になってもそのような仕事が残っているときは「かわりにやっておくよ」と皆さんが声をかけてくれます。おかげで、時間に遅れることなく、お迎えにいけています。
ーー育児に支障がないように、柔軟に対応してくれていると。
また風通しもよく、ピリピリした雰囲気も一切ないので、色々と相談しながら仕事ができています。ユウマペイントには育児を経験した社員が多くいるんですよね。
だから「休みの日に子ども2人連れて公園に行くのは大変です」と相談すると、「私のときもそうだった。休みの日こそ大変だよね」みたいに共感してくれます。家だと一人で淡々と家事、育児をこなすことになるので、職場で皆さんと一緒に仕事ができるのがとても楽しいんですよね。
「助けてもらった分、貢献したい」ユウマペイントに根付く助け合いの文化
ーー原さん以外の方で、産休・育休を取られた方はいらっしゃるんですか?
まだいないですね。既にお子さんがいる方ばかりなので。ただ私が2人目の子どもを出産するときに、男性の営業職の方もちょうどお子さんが生まれるタイミングで、2週間ぐらいは半日出勤をしていたそうです。産休・育休とは別のものにはなりますが、個別にそういった柔軟な対応もしてくれていますね。
ーー今後もしお子さんが生まれる社員の方がいても産休・育休を取得しやすい環境が整っていていると。
そうですね。産休・育休を気兼ねなく取得できる体制が整っていると思いますし、みんなで助け合おうという文化がユウマペイントにはあると思います。出産・育児というのはプライベートなことではありますが、一人で抱え込まなくていいんだと思えて、すごく助かっています。
現在も子どもが急に熱を出してしまったときは「あとは大丈夫だから。帰ってあげて」と言って、みなさんフォローしてくれて。本当に安心して、子育てと仕事が両立できる会社だと思います。
ーーユウマペイントには助け合いの文化がある。
だからこそ今後もし産休・育休を取得する方が出てきたら、今度は私がフォローできるようにしたいですね。皆さんが助けてくださっているように、私も同じように助けて、貢献できたらなと思っています。
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