「IT業界に興味はあるけれど、今からじゃ遅いのではないか」「文系・非情報系出身の自分に、エンジニアなんて務まるのか」「研修が終わった後、現場の厳しい環境で本当に通用するのだろうか」──。そんな不安を抱えながら、一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。
今回お話を伺ったのは、ユニコーンテクノロジーで活躍する叶内さん。農学部を卒業し、接客業を経て未経験でITの世界へ飛び込んだ彼女ですが、入社1年目は未経験ゆえの圧倒的な知識不足に直面し、泥臭くもがく日々がありました。
しかし、そこからわずか1年。現在は誰もが知る大手通信系プロジェクトに参画し、エンジニアとしての確かな一歩を踏み出し、日々成長を続けています。本記事では、叶内さんがここに至るまでのリアルな壁と成長のプロセスを赤裸々にお伝えします!
叶内さん / ITエンジニア テスター
農学部で遺伝子を研究し、卒業後は家庭の事情もあり接客業のフリーターを経験。その後、未経験からITエンジニアを志し、ユニコーンテクノロジーへ中途入社。入社後は外部研修先でのJavaサブ講師を経て、現在は大手通信系企業のプロジェクトでテスターとして活躍している。趣味は10年以上続けるソーシャルゲームやテレビゲーム、絵を描くこと。
接客業での疲弊と、パズルのようなプログラミングへの没入
──異業種、しかも農学部からIT業界を目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
学生時代に農学部で遺伝子の研究をしていたのですが、遺伝子距離を調べるために「VBA(Excelの拡張機能)を使うからさらっと勉強しておいて」と教授から言われたのが最初の出会いです。私は高校時代から数字が本当に苦手で、最初は「こんなに難しいものが世の中にあるんだ」と戸惑いました。
でも、調べていくうちにパズルのような謎解き感覚があって、「嫌だけど、面白く感じる自分がいる」と気づいたんです。
──そこからすぐにIT業界へ進んだのですか?
いえ、卒業後は家庭の事情もあり、実家近くのコンビニで2年ほどフリーターをしていました。接客業自体は好きだったのですが、続けるうちに疲弊してきた自分もいて……(笑)。「このままずっと接客業をするんだろうか」とキャリアを見つめ直すようになりました。
そして家庭の状況が落ち着き、いざ本格的に就活を始めたとき、ふと学生時代のVBAの経験を思い出したんです。「デスクワーク、その中でもIT系の仕事に挑戦してみたい」という気持ちが芽生え、他の選択肢は早々に外してIT一本に絞ることにしました。
なぜユニコーンテクノロジーだったのか。トップの言葉と理念への共感
──数あるIT企業の中で、ユニコーンテクノロジーを選んだ決め手は何でしたか。
大きく2つあります。1つ目は、企業理念への深い共感です。『わたしたちの「たった一つの望み」は、皆様の「たった一つの望み」を叶える社会をつくり出すことです。徹底したお客様主義で皆様の望みを叶えます。』という言葉を見たとき、ハッとしました。
接客業の名残かもしれませんが、私は自分よりも「お客様が喜ぶこと」を優先して働いてきたので、「この会社の考え方なら自分の価値観と合っている」と直感しました。
──もう1つの決め手は何だったのでしょうか。
説明会でのインパクトです。他社は人事や現場の方が話すことが多い中、ユニコーンテクノロジーは代表が直々に、しかもとてもフランクに話してくれたんです。
さらに、未経験からスタートしてステップアップした先輩のリアルな成功ストーリーを詳しく説明してくれました。それを聞いて、「未経験の自分でも、入社して一生懸命頑張れば、この先輩みたいに成長できるんじゃないか」と、ここで働く自分の姿を明確に想像できたことが最大の決め手でした。
往復4時間の通勤と猛勉強。「知識不足」の壁を乗り越えたサブ講師時代
──入社後、2ヶ月の研修を経て、最初の配属先ではどのような業務からスタートしたのでしょうか。
IT企業の新入社員が集まる外部の研修センターに、Javaのサブ講師として配属されました。研修生の出欠確認などのサポート業務を行いつつ、演習中の質疑応答に対応する役割です。
──ご自身も未経験から研修を終えたばかりのタイミングですよね。現場に出てみて、壁にぶつかることはありましたか。
「知識の無さ」という大きな壁にいきなりぶつかりました。配属先の先輩からは「研修を受けたなら全然大丈夫だよ」と言ってもらっていたのですが、実際に研修生から飛んでくる質問に対して、すぐには答えられない自分がいたんです。
特に「SourceTree」というバージョン管理ツールがあるのですが、研修生がほぼ全員つまずくんです。私もまだ入社3ヶ月目でツールに慣れておらず、頭を抱えました。
──その悔しさや葛藤を、どのように乗り越えたのでしょうか。
自学自習で徹底的に知識を埋めるしかありませんでした。私は自宅から配属先まで片道2時間かかっていたので、往復4時間の通勤電車の中でJavaの本を読み込みました。「明日はここを質問されそうだな」と目星をつけ、聞かれたらちゃんと答えられるように、まるでテスト勉強のような感覚で対策に取り組みました。
また、現場ではメイン講師をしている現役エンジニアの方の教え方をずっと聞いて、「こういう教え方があるのか」と随時吸収していきました。
──ご自身の中で、特に技術的に苦手だった部分はありましたか?
「インスタンス化」という概念がどうしても苦手でした。クラスからインスタンスを生成して、変数に代入して……という一連の処理が、頭の中でどうしても想像できなかったんです。
でも、配属先の先輩が実体験を交えて、ものすごく分かりやすい「例え話」で説明してくれたんです。そこで初めて、自分の中のモヤモヤしていた概念が映像化され、「なるほど、こういうことか!」と本質を理解することができました。
「ただの作業」では終わらない。テスターとしての泥臭い経験が、未来のコードを作る
──現在はどのようなプロジェクトに参画されていますか。
大手通信系企業様のプロジェクトで、一般消費者が携帯電話で使う通信ツールのデバッグ(テスター)業務を行っています。事前に「ここを確認してね」と渡された項目をテストし、エラーがないか確認してエビデンスを提出する仕事です。
──前の現場から環境がガラリと変わったと思いますが、苦労した点はありますか。
技術面以外の「周辺環境」に慣れるのが一番大変でした。プロジェクトには30名ほどが関わっているのですが、人の名前を覚えるのはもちろん、連絡ツールが別のものに変わったり、資料の保管場所が違ったり。同じExcelやWordでも案件ごとに何個もフォーマットがあって、「どれを使えばいいの?」と最初は戸惑いましたね。
資格を持っていても、現場での経験や環境適応力がなければ意味がない。「まずは現場に慣れるしかない」と痛感しました。
──テスターという業務を通じて、どのような成長を実感していますか。
エラーの原因を調査する際、「なんとなくこういうエラーが起きそうだな」と、大まかな予測や仮説を立ててから作業を進められるようになりました。
また、言われたことをただこなすのではなく、「お客様が何を求めているのか」「なぜこの業務が発生しているのか」という背景や意図を理解した上で動けるようになったのは大きな成長だと思います。
──テスターでの泥臭い下積み経験は、将来プログラマーになった際にどう活きると感じますか?
業務の中で、親切に書かれている読みやすいコードと、そうでないコードに触れる機会がたくさんあります。それを見ていると、「自分が将来プログラムを作成する立場になったら、後の人が引き継ぎやすいように、こう書いてあげた方が絶対に良いな」という気づきが得られるんです。
プログラマーにとって「エラーのパターンを事前に想定できる力」や「良いコードと悪いコードの違いが分かる視点」は非常に重要です。今の環境ではそれが学べるので、確実にステップアップへの土台になっていると感じています。
「環境」は整っている。あとは自分自身がどう動くか
──最後に、ユニコーンテクノロジーの魅力と、IT未経験で挑戦を迷っている方へメッセージをお願いします。
ユニコーンテクノロジーの一番の魅力は「人の良さ」と「距離の近さ」です。エンジニア同士はもちろん、営業さんや上層部の方とも気兼ねなくチャットツールで話せたり、相談に乗ってもらえたりする環境があります。現場で不安なことがあっても、決して一人で抱え込まずに仕事に臨めるのはとても心強いです。
未経験からのスタートは、最初は知識不足で苦しむことも多いと思います。私も最初は自信がなく、「自分の知識が本当に合っているのか」と不安でした。でも、「まずはやってみる」「分からないことは意図を汲み取りながら素直に聞く」という姿勢を続けていけば、必ず効率よく仕事ができるようになります。
ユニコーンテクノロジーは成長するための最高の環境を用意してくれます。でも、そこから「どう知識を吸収し、どう動くか」は自分次第です。私の目標は、さらに経験を重ねて「どこの案件に行っても通用するプログラマー」になること。泥臭い下積みを恐れず、一緒に覚悟を持って挑戦してくれる方をお待ちしています!
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