100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスの山崎レモンサワーです。今日も複業メディア「ウィズパラ」で取り上げた「フリーランスはいくら稼げる?フリーランスが請け負うさまざまなジャンルの仕事のの報酬の相場を知ろう」というテーマで話していきます。(元記事:https://wizpara.com/1762/)
Web系のフリーランスになって、12年もたつと、Web業界の相場の変遷というものを目の当たりにしてきました。
独立当初、オーソドックスなWebサイトやオンラインショップの構築、SEOサービスの単価なども、今よりだいぶ高かった印象があります。
いまでは、よほど付加価値をつけられないと、以前のような高い単価で案件を請け負う事が難しくなっています。
今日は2021年6月現在、どのような案件がどのくらいの報酬単価なのかを調査してみました。
調査には大手クラウドソーシングプラットフォームのランサーズとクラウドワークスに掲載されている、各案件ジャンルの平均相場単価を参考にさせていただきました。
参考:
クラウドワークス発注相場一覧表(https://crowdworks.jp/pages/guides/employer/pricing)
ランサーズ制作物の種類・参考価格(https://www.lancers.jp/help/beginner/client/examples?ref=mypage)
ちなみに、下記の相場価格はあくまでも目安で、発注内容や諸条件、請け負う業者によって、金額は相場価格から大きな隔たりが生じる事があります。
Web制作・Webデザイン
ひとこと:
最近では、BASEやWix.comなどで、プロにWebサイトの制作を依頼せずとも、無料でWebサイトやECサイトを構築することができるようになってきました。
それにともなって、当然、プロに依頼する際の報酬単価も下落基調といえます。
Web制作系のフリーランスとしてはいかに、これからも仕事を得られるか、高い報酬を維持するか、が問われると思います。つねに最新のスキルを身につけて、最新のプラットフォームの情報も仕入れて素早く対応していく必要がありそうです。
システム開発・運用・アプリ制作
ひとこと:
Webシステムの開発は、いぜんとして需要が旺盛で、これからも豊富な案件数が期待されます。
システム開発案件、複数員での連携で、成果物を仕上げるというシーンが多いです。
また、一度、納品すると継続して保守などの仕事が得られやすい為、これからフリーランスを目指す方にはおススメのカテゴリです。
デザイン・イラスト
ひとこと:
非常にニーズがある分野ですが、なかなか単価が上がりにくいジャンルと言う印象があります。
ただ、ほかのデザイナーやイラストレーターと差別化し、唯一無二の作風・世界観を創出できて、SNSなどでうまくPRできれば、営業せずとも仕事が舞い込むようになり、報酬単価も上がっていきます。
ライティング・ネーミング
ひとこと:
これも、ライター・コピーライターとして実績、知名度がないと、なかなか報酬単価が上がらないジャンルです。
参入障壁が低い為、競争が激しいからという一面もありそうです。
いかに、特定ジャンルに特化したり、専門知識を身につけたりし、ライバルと差別化できるかがカギとなります。
写真・動画・ナレーション
ひとこと:
写真に関しては競争過多な状態ですが、動画の撮影・編集案件は、Youtube全盛の時代の風をうけて、非常に需要が旺盛です。
機材の初期投資や多くの手間やセンスが必要になってくる仕事です。向き不向きもありそうです。
ちなみに自らがYoutuberとしてマネタイズするというのは、すでに無理ゲーになってきています。
Webコンサル・Webマーケティング
ひとこと:
条件次第では、高めの報酬単価が期待できるジャンルです。
とくに広告費用が潤沢な業界を選ぶだけで、報酬単価は相当期待ができます。
ただ、それに比例して結果が求められ責任がともないますので、豊富な実績とリテラシーが不可欠です。
事務・タスク・作業・その他
ひとこと:
どうしても時間の切り売りになりがちで、報酬単価も上がりにくいジャンルです。
ただ副業はじめたてで実績がなく、なかなか仕事が得られない時や、時間を持て余しているときなどは、積極的に数をこなすのはありでしょう。
高速・機械的に作業をこなすことが出来る、事務処理能力が非常に高い人はまずまずの報酬単価をたたき出すこともできるでしょう。
翻訳・通訳サービス
ひとこと:
ニーズは非常に高いです。
案件を獲得する、さまざまなプラットフォームがあります。案件の獲得の仕方、アイディアしだいで無限の稼ぎ方があり、やはり多言語能力はどの業界・職種にも展開できる超汎用的スキルといえるでしょう。
まとめ
何年か前稼げていたジャンルが、全然稼げなくなったり、その逆に、早く参入できたらめちゃくちゃ高単価で稼げたり・・・変化の激しい時代なぁと改めて思い知らされます。
フリーランスで長く稼ぎ続けるには、結局のところ、変化し続けるしかないようです。
日々新しいプラットフォームやSNS・ソフトウェア・プログラムなどスキルを身につけるべく勉強したり、営業活動にいそしんだりと、不断の努力が必要みたいですね。・・・はやくFIREしたい。