1
/
5

SaaS企業にいた僕が「フリーランスだらけの変わった会社」にやってきて気がついたこと

初めまして!UNIT BASE株式会社で運営事務局の責任者を務めている宇野です。

フリーランスだらけの変わった会社、UNIT BASEに転職してきてから1ヶ月半が経過しました。(2023/04/12 執筆時点)

あっという間に過ぎてしまったこの期間ですが…改めて文字に起こして振り返ることで、これからUNIT BASEに関心を持っていただく方に少しでも、内側から見たこの会社のことを知ってもらいたくてこのストーリーを書いてみました!

自己紹介

宇野蘭之介という変わった名前をしているので「蘭ちゃん」「うのらん」なんて呼び方をされることが多いです!

生まれ育ちは八王子の南大沢という場所で、つい数年前までその辺りに住んでいました。

緑も多いけど駅前は映画館やらアウトレットやらで程よく栄えている雰囲気が大好きです。

今は都心部で生活していますが、いつかまた緑に囲まれた環境で生活したいな…とぼんやり夢見ています。

僕が生まれ育った南大沢の街並み

趣味といえば高校を卒業してから、空手を8年ほど細々と続けています。高校では柔道をやっていたのですが、気がついたら空手をやっていました。

今は左手の小指が折れていますし、頻繁に怪我をするので自分でも何でやっているのかよくわからなくなる時がありますが、不思議と辞められないんです。押忍ですね。

※Wantedlyからのスパーリング申し込みも受け付けております(すごく弱い方限定

ちなみにもしWantedlyからご応募いただくことがあれば、最初のカジュアル面談は僕が対応させていただくケースが多いかと思います!

面接では聞きにくいようなお話もフランクに伝えられたらと思っていますので、お気軽に申し込みいただければ幸いです!

UNIT BASEに入社するまで

前職での経験

自分がUNIT BASEのメンバーとしてフルコミットし始めたのが23年の3月なので、今ようやく入社から1ヶ月少し経った所です。

実はつい1ヶ月前までは、上場を目前に控えるIT系のベンチャー企業に勤めていました。

前職の会社には、大学一年生でインターンとして入社して以来トータルで7年在籍したのですが、従業員数3人のボロい雑居ビルから始まり、メンバーが100人を越え上場目前というところまで成長する濃厚な時間を過ごさせていただきました。

学生時代僕は真面目に勉強してこなかったこともあり、2年の浪人期間を経てやっとこさ大学に入った経緯があったので…「さすがになにかマトモなことをしておかないとバチが当たるな」くらいの気持ちでインターンを探したのが前職と出会ったキッカケでした。

7年の在籍期間中で合計4つの事業(うち3つが新規事業)に携わる機会を得ましたが、特に印象深いのが、退職までの2年間所属した新規サービスの立ち上げです。

そのサービスは人事労務管理のクラウドシステムで、多くの企業が未だ利用し続ける老朽化したシステムに取って代わることで、あらゆる業界における人事データ管理に掛かるコストを引き下げていくことを目指していました。

僕は新規顧客開拓部署の立ち上げを担当していたのですが、数に限りがある各業界のトップ企業に特化した営業環境だったこともあり「狙った相手を仕留めにいく」ような感覚で取り組める業務で、自分の性に合っていたようです。

商材とタイミングに恵まれたこともあり、大企業の役員や決済者クラスの方を引っ張り出して受注するまでの流れを何度も見届けることができました。

 ↑ SaaS企業が集まる展示会にも度々出展していました


とまあカッコつけてみても、自分1人の力では絶対に見ることのできなかった光景です。

会社のプロダクト開発力ありきではありましたが、自分の仕事が成果に繋がった時は本当にゾクゾクしましたし、楽しかったです。

UNIT BASE創業者2人との出会い

では何故、7年も勤めた楽しい会社を辞めたのかというと、単純に「UNIT BASEに惚れてしまったから」です!

自分とUNIT BASEとの繋がりは、2016年まで遡ります。単純にこの会社の2人の創業者とは元々プライベートの友人だったんです。

特にそのうちの1人、泉とは20歳の頃からの長い付き合いで、学生時代に所属した訪問販売インターンの同期でした。

お互いパッとした成果は残せませんでしたし、何故仲良くなったのかすら覚えていませんが、泉はいつも「どうせ売るなら、自分で作った良いサービスを自信持って売りたい」と熱く語っていました。

泉とは毎週仕事で顔を合わせては宅飲みをする関係を繰り返し…半年ほど在籍した訪問販売インターンを卒業してからは、僕はTechouseに入り、当時から起業を目指していた泉は自分1人で事業を起こす道を模索し始めました。

それからしばらくした頃、泉に「留学から帰ってくる友達と会うから一緒にどうだ?」と誘われて、当時僕が在籍していた大学のキャンパスで待ち合わせてやってきたのが、UNIT BASEのもう1人の創業者である多田でした。それが僕と多田との初対面でした。

全員同い年という縁もあったのですが、泉と多田はその日をキッカケにUNIT BASEの前身となる会社を立ち上げ、あの日から今日に至るまで一緒にやっている訳です。なかなかの縁だなと思います。

そこから彼ら2人は、社会経験も知識も人脈も何一つないところから、WEBサービスを立ち上げてみたり、コールセンター事業をやってみたり、WEBやグラフィックの制作事業をやってみたり…様々な事業にトライしていきました。

何もわからないなりに明日の食い扶持を作るため、何でも思いついたら試してみては失敗し、時には大きな借金をこさえて、また新しいことを考えて始める…まさに七転び八起きです。

彼ら2人は友人としても経営者としても魅力的ですが、何といっても「いつか絶対うまくいく」と信じて、どんな苦境も乗り越えてきた精神的タフネスは圧倒的な強みだと思います。

※ちなみに、そんな彼らが2021年の5月に動画編集のオンラインスクールを立ち上げるに至るまでのストーリーはこちらのノートにまとめているので、もしよかったらご覧ください。


入社を決めたキッカケ

僕の会社員時代、週末に彼らと飲んでいると「サービスをより良くしていくために、どうアップデートしていくべきか」なんて話がいつも出てきました。

それはまさに、学生時代に泉が語っていた「自分で作った良いサービスを自信持って売りたい」という話の延長線上で現実化したような議論でした。

当時はUNIT BASE外部の人間として話に入りつつも、自分はそれまでのキャリアにおいて本当の意味で「作り手としてサービスを考える」ことができていない自負があったため、そういったスタンスで仕事ができる2人を正直羨ましく感じてしまったのです。

スクール事業の拡大に合わせて事業全体を俯瞰できる人材を探していることも知っていたので、いつの間にか「そこのポジション俺やりたいな」と思うように…

彼らとは違うキャリアを歩んできた自分だからこそ、UNIT BASEに新しい風を吹かせられるイメージもありました。

時が経つにつれてそんな気持ちが大きくなっていき、気がつけば考えも固まり2022年の年末頃には「いつ転職するか」という具体的なことを考えるようになっていったのです。

そこからの動きは早く、勤めていた前職の上司や社長にも退職の意向を伝えて、粛々と引き継ぎの準備を進めていきました。

自己都合での退職だったので正直「なんだよ辞めんのかよ」と同僚たちにも思われてしまうことを覚悟していましたが…T社の皆さんには本当に温かく送り出していただきました。


送別会での一コマ(慣れないインスタで画像編集をしたら不気味な写真になってしまいました笑)


学生インターンから新卒入社した会社からの「初めての転職」となりましたが、7年お世話になったご縁や、最後に背中を押していただいたご恩は、自分の中でこれからもずっと大切にしていきたいです。

UNIT BASEに入って気がついたこと

入社して取り組んでいる業務

そんな背景もあり気合い満々でUNIT BASEにジョインした僕ですが、1ヶ月半を過ごして、やっと少しずつ組織の空気や業務に馴染めてきたな…と思える部分が出てきました。

ちなみにどんな業務をしているのかというと
動画編集のオンラインスクール『デジハク』において、各チームの連携をとる「事務局」という部署の立ち上げや、受講生達の集まるコミュニティの運営など…社内外全体を見渡すポジションを担当しています。

※事務局:各チームの連携のハブになったり、スクール全体の状況を俯瞰するスタンスでの対応が求められる、人事や広報などの業務を集約した部署

全く違う業種に来てやること全てが初めてのことだらけなのですが、今の自分が持っている業務の中でも特に重要度が高く、かつ未経験ながら性格的にもマッチしていたなと思うのが「コミュニティの運営」です。

現在デジハクでは「サポート終了後も参加し続けられる」コミュニティの活性化に注力しており、Discordを活用して受講生同士で集まって交流するイベントなどを開催しています。

イベントでは毎回大勢の受講生と交流しています


多くの受講生とお話をしていて「もっとこんなイベントがあったら面白いかも!」といったご要望や、「教材のここが難しかった!」といったフィードバックなど、生の声をもらいやすいのがこのポジションの特徴で、個人的にとてもやりがいを感じている仕事です。

ちなみにデジハクがコミュニティに力を入れている背景には「サポート終了後も受講生に活躍し続けていって欲しい」という運営の想いがあったりします。

というのも、デジハクでは受講生に「動画編集の技術」だけを教えるのではなく、「身につけたスキルをお金に変えていく方法」を伝えていくことを大切にしています。

動画編集自体は短距離走で身につけられたとしても、そのスキルを使って仕事をし続けていく道のりは長距離走になります。

なのでサポート期間が終わったら「ハイお疲れさまでした」とお別れするのではなく、コミュニティを通じて受講生と長期に渡って関わっていきたいというのがデジハクとしての考えなんです。

デジハクはまだ創業から2年ほどしか経っていませんが、今後も受講生を輩出し続けていけば、フリーランスとして活躍するデジハク出身者も増えていくはずです。

そういった方たちが継続して参加してくれるコミュニティ運営ができていれば、同じ空間にいる後輩の受講生達への刺激にも繋がり、デジハク生が成長しやすいサイクルが出来ていきます。

そんなコミュニティの仕組みをデジハクに作っていくことが、僕の目標のひとつです。


社内を見渡して気づいたこと

そんな僕ですが、実は入社前からひとつ、UNIT BASEの会社組織について気になっていたことがありました。

泉と多田からはメンバーが活躍している様子なんかをよく聞いていたのですが、正直自分の中ではしっかりと腑に落ちていなかったのです。

というのもデジハクでは実践的なノウハウを授ける為に、受講生への指導に関わるメンバーのほとんどが現役フリーランサーという構成をとっています。

多くのメンバーは、フリーランスとして個人の仕事をするかたわらで、デジハクの業務も掛け持っています。

なので「UNIT BASE」と「フリーランスメンバー」の関係性は、その契約形態上「委託者」と「受託者」に過ぎず、二者間ではビジネス上のドライな利害関係しか築けないんじゃないか…?

しかし入社後に事務局の業務を通じて多くのメンバーとお話ししていくうちに、皆さんがそれぞれ目的を持って楽しんでデジハクで働いていることを知り、それまでの懸念が杞憂であったことに気が付きました。

フリーランサーは一般的に、仕事における意思決定を全て1人で遂行する為、いわゆる”同僚”のような存在がいないことに対して孤独を感じやすいと言われています。

ところがデジハクに所属するメンバー達は、個々人ではフリーランスとしての仕事を持ちつつ、デジハクの中では同僚ともいえるフリーランス仲間達とチームとして働くことになります。

そして各メンバーが「動画編集」「撮影」「Youtube運営」「マーケティング」「デザイン」などの強みを持っていることもあり、自分が苦手なジャンルのことを別のメンバーにフランクに相談し合う様子もよく見かけます。

チームとして仕事に取り組み、フリーランス同士の人脈を築けるデジハクには、普段1人で働くフリーランサーにとって「同業者コミュニティ」としての一面があることに気がつきました。



フルリモートでも気軽に会話できるよう、oViceという仮想オフィスツールを導入しています


そして、それは奇しくも、僕が業務で取り組む「受講生向けコミュニティ」で今後目指していきたい形に近いものでもありました。

UNIT BASE自体「フリーランスコミュニティ」だからこそ結束力が高い。そしてその強みを、お客さんに提供するサービスにも活かせそう!

今後デジハク内に「価値観の合うメンバー」を増やしていきながら、中長期的に受講生の満足度を高めていく為の、とても大切なヒントに気がつけた気がしています。


UNIT BASEでのこれから

ありがたいことにデジハクは設立以来ハイペースで受講生の数が増えてきており、それに合わせてメンバーも増員し続けています。

僕としては拡大する社内外の組織のバランスを取りながらデジハクの成長スピードを高めていくことが大切だと思っています。

そのために、わかりやすく社内外のコミュニティ基盤を固めていくことを自分にとっての当面の目標にしています。

【受講生コミュニティ】→受講生が卒業後も1人の動画編集者として戦い続けていく為に、気軽に情報収集したり仲間作りができるプラットフォームに進化させていきたい

【社内コミュニティ】→事業拡大に合わせて人も増え続けているが、「場所や時間に縛られず自由に生きたい」フリーランサーにとって働きやすい環境を提供し続けて、結束力を保って組織として成長していきたい

ここまで長文で色々と言ってきましたが、入って1ヶ月少しではまだまだ理解できていないことも多く、これからも色んなことに気がついたり、目指すことも変わっていくかもしれません!

しかしUNIT BASE自体が「会社としてもまだまだこれから!」というフェーズなので、個人的には新人だからと遠慮しすぎずに色んなことにチャレンジしていきたいなと思っています。

また数ヶ月おいて、その時点で何か思うことがあったら記事に書いてみます!

おわりに

長い文章になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

伸び盛りで荒削りな部分もあるUNIT BASEですが、下の内容に共感してもらえる方にはとてもやり甲斐のある職場環境だと思います。

  • 場所や時間に縛られず自由に働いていきたい!
  • チームとして大きな目標に取り組んでいきたい!
  • 気の合う仲間達と楽しく働いていきたい!

もしご興味をお持ちいただけたら、是非一度お気軽に話を聞きにきてください。


If this story triggered your interest, why don't you come and visit us?
フリーランス経験を活かせるオンラインスクールでのチャットサポート
UNIT BASE株式会社's job postings
15 Likes
15 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Rannosuke Uno's Story
Let Rannosuke Uno's company know you're interested in their content