<CEO 中村 正剛メッセージ>
私たちは既成概念にとらわれず、本質を追求しながら、やりがいを感じつつビジネスを通して人生を豊かにすることを大切にしています。単に日本食を提供するだけでなく、事業を通じて世界の文化と融合し、日本の良い点と現地の良い点を慣習に取り入れることで相乗効果を生み出し、「国境を超えた新しい価値ある未来を創造していくこと。」それこそがグローバル社会が目指すべき方向性だと考えています。
そのため、Aburi Groupは「現地化された日本ブランド」と言っても過言ではなく、私たちはそうあるべきだと考えてきました。私が日本と北米を行き来する中で、グローバルな視点から未来を見通すこと、視野を広げること、潜在的な日本の課題を発見できたことを確信しています。
日本の若者が必ずしも海外に出る必要はないと思いますが、少なくとも国際的な関わりを持つことで、人生がよりエキサイティングになることは間違いありません。
これから数回に分けて、Aburi Groupについてお伝えしていきたいと思います。今回は、「Aburi Groupのビジョン」と「行動指針」についてお話ししたいと思います。
< Aburi Group Vision(ビジョン)>
「伝統と革新性を有した日本食で世界を熱狂させる」
Aburi Groupは、日本発カナダに本社を構えるグローバル企業です。インバウンドの影響もあり、急速に広がりを見せる日本食をダイレクトに提供するだけでなく、各国の食文化に合わせた形に進化させ、現地の人々が求めるスタイルで世界の食のシーンを熱狂させます。
「ABURI SUSHI」業態を生み出した、Aburi Groupの代表的な商品「Aburi Salmon Oshi Sushi」は、Miku Vancouverの開業以来、16年で100万本を販売する大ヒット商品となりました。(※1下記、参照)
今ではバンクーバーに留まらず、アメリカでも”開業依頼”や模倣品の出現するほどの人気を博しています(※2下記参照)。このように、日本食を現地のニーズに合わせて新しいプロダクトや業態を生み出すことで、世界中の人々を魅了し、豊かな食文化の発展に寄与する中で、Aburi Brandを確立することを目指しています。
そしてAburi Groupは、ビジョン実現のために3つのことなる事業とビジョンを展開し、戦略構築の指針としています。
※1「Miku、Aburi Salmon Oshi Sushiをオープンから16年で100万本販売」
※2「テキサスAustinに、Aburi Oshi Sushi専門店が、9/20オープン!」
< 行動指針 >
― Think Global, Act Local
Aburi Groupは、ビジョン・経営戦略・業態ブランドを全社で共有しながら、現地の食文化やマーケットに合わせた商品開発、サービススタイル、店舗作り、マネジメント等を柔軟に展開し、「地域に根ざしたスタイル」を展開します。
― Innovative and Creative
「前例がないだからやる。」既存の日本食を新しいモデルへと再構築し、また現地の食材を活用して日本食を現地の食文化と融合させることで、「新しい価値を創造」し、革新的でクリエイティブな日本食シーンを生み出します。
― Connecting the dots
すべてのステークホルダーが思いと独自性でつながり、誰かの犠牲の上に成功を築くのではなく、各々が恩恵を享受できる経営スタイルを目指し、「持続可能な食のインフラを創造する」ことにコミットします。
まとめ
今回の記事では、Aburiの経営の目的について述べましたが、少々抽象的であり、これだけでは具体的なイメージを持つのは難しいかもしれません。
食は生きていく上で欠かせないものであり、「レストランは、人生を豊かにするための重要な存在」だと考えています。しかし食産業が、閉鎖的で魅力を失いつつあり、破壊的な変化に直面しこれまでの常識が通用しなくなる未来に向かっています。
私たちは、「新しい常識を打ち立て」、「未来のあるべき姿を創造し」、「業界を魅力的なものにしていきたい」ということです。
Aburi Groupは、ソリューションとして最新のテクノロジーを導入し、効率化を図りつつも最も大切なのは「人」であると考えています。もっと言うと、“人”のために導入していると言って過言ではありません。
AI時代だからこそ、”人とテクノロジーが共存する”ことで、労働ロスの削減、負担を軽減させることが可能となります。労働価値の最大化を実現させた結果、業界に携わる人の人生を豊かにすることができると確信しています。そのビジョンを国内外で実現させ、グローバルに繋がっていくことに情熱を注いでいます。
そして、Aburi Groupはそのビジョンを100%実現できるポジションにあると確信しています。
次号では、経営理念「NINGENMI」についてお話しします。そこでは具体的な方法を通じて、より鮮明なイメージを持っていただけると思います。
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