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大手ゲーム企業から転職して実感した圧倒的成長。エンジニアの技術的挑戦を支えるミスリルのカルチャーとは

こんにちは!
ミスリル株式会社の成岡です。

今回は現場で活躍している社員へインタビューを行い、
ミスリルでの仕事内容や、実際に働いてみて感じたことについて、たっぷりと語ってもらいました!

ミスリル入社後にはどのような成長や活躍が期待できるのか、応募時の参考にしてみてください!

エンジニア「加茂 雄吾」にインタビュー

成岡)本日はよろしくお願いします! 最初に、簡単な自己紹介をお願いします。

加茂)こんにちは! ミスリルでエンジニアとして働いている加茂です。
年齢は35歳で一児の父です。ミスリルに入社して5年目になります。よろしくお願いします。

成岡)ミスリルでは普段、どのような業務を行っていますか?

加茂)新規ゲーム開発プロジェクトで、フロントエンドのインゲームの実装から、サーバーでのデータベース設計・API実装、クラウドインフラの構築まで幅広く携わってきました。
ミスリルではリードエンジニアも自ら手を動かして実装するケースが比較的多いです。
会議の時間などは短めで、クリエイティブな仕事に費やせる時間が多く感じます。

成岡)専門性を一つに絞らず、フロントエンド・バックエンド・インフラと幅広くスキルセットを磨くこともできるんですね!
実際の現場では、どのような開発環境を使用しているのですか?

加茂)フロントエンドにUnity・バックエンドに.NET Coreを用いて、言語をC#に統一するのが主流のパターンです。2018年頃からこの構成を積極的に試してきたので社内にもかなり知見が溜まってきていますね。インフラにはGCPが採用されるケースが多く、Kubernetesを用いたスケーラブルな構成が選ばれています。
とはいえミスリルではプロジェクトごとに、その価値を最大化するための技術選定をしているため、チームによって開発環境は多様です。過去にはフロントがC++のプロジェクトや、フロント・バックエンドともにTypeScriptを採用していたプロジェクトもあります。インフラもGKEではなくCloudRunを採用したこともありますし、AWSを採用したこともあります。
時代に合わせた最適解を選べるのでモダンな技術に触れる機会が多く、業務を通じてスキルセットの幅が広がっていくのでやりがいを感じています。

成岡)全てのプロジェクトが盲目的に同じ環境を選ぶわけではなく、プロジェクトごとに、その価値を最大化するための技術選定が行われているのですね。より素晴らしいゲーム体験を実現するため、技術選定もこだわりを持って行っているのを感じます。

成岡)ミスリルに入社して、最初の数か月間はどのようなプロジェクトに取り組んだのですか?また、どのような役割を担当しましたか?

加茂)最初はスマートフォン向けの運用タイトルのチームに配属となりまして、フロントエンドのパフォーマンスチューニングなどを行っていました。API通信基盤やシーン遷移などの内部実装に潜る必要があったので良いキャッチアップになったと思います。

成岡)ゲーム開発において、特に印象に残ったプロジェクトはどのようなものですか?

加茂)新規のスマホ向けRPGタイトルのリードエンジニアを務めたのですが、インゲームの内容が既存のゲームに似たものがほとんど存在しないユニークな内容で、「このゲームの面白さとは何か」について深くチームメンバーと議論を重ねたことが印象に残っています。ベンチマークが無いゲームシステムなので、頭の中で動かしながら「このユーザー体験を作るためには何が必要か」という観点から過去に使用経験がない技術も積極的に導入したので、技術的にも大きな学びのあるプロジェクトでした。

成岡)プロジェクトのリードエンジニアという役割以外でも責任ある仕事を任されることはありますか?

加茂)はい、リードエンジニア以外に、チームリーダー(注1)を任された経験もあります。
それまでにチームリーダーの経験は無かったのですが、新規プロジェクトの発足時にリーダーとして抜擢していただきました。経験を積む中で「具体的なチーム目標の設定」と「チームを目標に集中させるための環境作り」の重要性を理解し、少しずつチームをリードできるようになってきたと思います。
協力的なチームメンバーが多かったので、リーダーとしてはとてもやりやすかったです。チームにリーダーシップを育ててもらったと感じています。

【注釈】
1) ミスリルでのチームリーダーはプロジェクトのゴール策定とその達成に責任を持つ役割です

【エンジニアとしての在り方と成長とは?】

成岡)チーム横断でエンジニアが協力して取り組んでいることはありますか?

加茂)ミスリルでは日頃からチーム横断でアーキテクチャについて議論したり、知見を共有する文化が根付いていると思います。
例えば「うちのプロジェクトでマイクロサービスアーキテクチャを採用して数ヶ月経ったがこういうメリットとデメリットがわかってきた」「クリーンアーキテクチャをUnityで実践する上での課題をこう解決しようとしている」など、日々開発を進める中で出てくる技術的課題などについて横串で共有・相談する場が設けられています。
単に形式的な報告の場ではなく、等身大の相談と解決方法を一緒に考える協力的な雰囲気があるという点が良いところだと思っています。

成岡)真摯に向き合ってくれる方ばかりで、相談しやすい雰囲気がありますよね。ミスリル全体として、日々の意見交換も活発に行われているように思います。
エンジニアとして働く上で、重要だと思うスキルや能力はどのようなものだと思いますか?

加茂)日進月歩で技術は進化していくので、新しく出た技術をまずはすぐに試してみるフットワークの軽さが大事だと思います。
またトレンドを追う一方で「基礎力」も磨き続けることが重要だと実感しています。ここでいう基礎力とは、データ構造・アルゴリズム・CPU・プログラムが動く仕組みなどのコンピューターサイエンスへの理解度を高めるという観点と、例えばデータベースなどの日々業務で使っているソフトウェアがどのように動いているのか、その動作原理を把握しようと務めることです。
ミスリルに入社するまでは正直目先の技術の使い方にばかり目が奪われがちで基礎を疎かにしていましたが、チーム横断の技術ディスカッションに参加する中で、良い技術判断の裏側には膨大な基礎知識と経験の積み重ねがあるということに気づき、認識を改めました

成岡)加茂さんは自身のスキルを向上させるために、どのようなことをしていますか?
何かおすすめの学習方法があれば教えてください。

加茂)技術を体系的に理解することが重要だと考え、技術書を読む習慣をつけています。あとはCourseraやedXなどのオンライン教育サービスを使って大学のコンピューターサイエンスの授業を定期的に受けています。また、CEDECやUnite Tokyo、gamescom、E3などの国内外のカンファレンスに参加することで知識やモチベーションを高めています。海外研修は最初はハードルが高いと感じましたが、会社からの費用面のサポートが大きな後押しになりました。
GDCにも行く予定で準備万端だったのですがコロナで行けなくなったことも今では良い思い出です。

成岡)ミスリルは「勉強会費用補助」としてCEDECなどのセミナー費用の全額補助や、「書籍購入補助」として業務で必要な書籍購入費用の全額補助があり、意欲的に学習をしていきたい人にとってとても良い環境ですよね。

【将来へ向けての展望】

成岡)次に取り組みたいプロジェクトや目標は何ですか?

加茂)AI技術を活用してゲーム開発のプロセスを改善していきたいと思っています。
初めてChatGPTやOpenAIのAPIに触れた時、AIを用いた開発の効率化や新しいゲームデザインの可能性を感じ、「業務へのAIの活用を模索する研究開発チームを立ち上げましょう」と経営陣に熱弁しました。その後予算がつきプロジェクト化されて、情報交換・検証報告・ツール作成が活発に行われるようになり、例えば直近だとGithub Copilotの効果検証をして、全社への導入を進めました。今後もこのAI活用プロジェクトを力強く推進していきたいと考えています。

成岡)数年後にどのようなポジションや役割を担っていたいと思いますか?

加茂)狭義の問題解決力はAIの進化に追いつけないと感じているので、解くべき問題を定義する「リーダーシップ」だったり、考えるだけでなくとにかくやってみる「実行力」を高めていきたいです。
なので今後はチームリーダーとしてボトムアップでどんどんプロジェクトを立ち上げて、会社のミッション達成に貢献していきたいと思います。

【ミスリルへの応募を考えている方へ】

成岡)「ミスリルで」エンジニアとして働く価値は何ですか?

加茂)モダンな開発環境で技術力が高いチームメンバーと働き、業務を通じて成長できることだと思います。また、キャリアについてCTOや同僚が良き相談相手になってくれるという点も魅力の一つです。私自身1on1でキャリアについて相談し、相手が真摯に話を聞いて壁打ちしてくれることで、自分のキャリアビジョンの言語化が進み自己認識の解像度が上がりました。

成岡)加茂さんはミスリルのエンジニアとして、どんな人に参画してほしいと思いますか?

加茂)新しい技術にチャレンジするのが好きな人、自分が作るゲームに誇りと愛着を持って仕事ができる人に参画してほしいです。

成岡)ありがとうございます。最後に、ミスリルへの応募を考えている方に、一言お願いします!

加茂)自分史上最高の一本をともに作りましょう!

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