こんにちは!ミスリル株式会社、採用担当の成岡です。
突然ですが、みなさんは10月にシンガポールで開催されるゲームショウをご存知でしょうか? それが、 gamescom asia ! 世界最大のゲームショウgames comのアジア版へ、ミスリル社員が視察に行ってきました。 業務としての視察ですので、飛行機代やホテル代は会社が負担しています。
選ばれたメンバーしか視察に行けない会社も多いとは思いますが、熱意ある人には学習の機会を多く設けたいという思いのもと、 ミスリルではなんと先着順にしています! 今回はいち早く手を挙げた、 代表の孟山、CTOの可児、プランナー5名、エンジニア1名の計8名 !中には入社2年目の若手や、中途入社したばかりのメンバーも参加しています。
それでは前置きはこのあたりにして、gamescom asiaの様子について、実際に視察した方の感想も交えながらお伝えしていきたいと思います!
こちらは入り口付近の写真。いざgamescom asia! ◆『gamescom asia』とは? ヨーロッパ最大規模のゲームショウといえば、ドイツの『gamescom』が有名です。 そのアジア版こそが、シンガポールで開催される『gamescom asia』となります! 会場は、以下のフロアで構成されていました。 ◇展示フロア:ゲームの試遊ブースや、開発者向けのミーティングスペースが所狭しと並びます。 小規模で、TGSに比べると広さは12分の1程度ですが、濃縮された熱量は会場中を沸かせます。 ◇カンファレンスフロア:ゲーム開発者向けに専門的な講演を実施。 常に大勢の聴講者がプレゼンターの言葉に耳を傾ける、知識吸収の場となっていました。
【参加者から見た、会場の特徴と 熱気あふれる 雰囲気】 今回は、実際にゲームショウに行かれた、プランナーの南雲さんに感想をお聞きしたいと思います!
成岡) 南雲さん、よろしくお願いいたします!
南雲) よろしくお願いいたします。
南雲卓也さん。入社4年目で、プランナーとして活躍されています。 市場価値のあるプランナーに成長するため、挑戦できる環境を求めてミスリル株式会社へ。 業務は大変ですが、プランナーとして自身が着々と成長できていることを感じているとのこと。 成岡) 他のゲームショウと比較して、今回のゲームショウの特徴は何でしたか?
南雲) 「ゲームの展示が少なく ビジネス要素が強い 」という部分ですね。インディーズの出展スペース以外では、一般の方でも楽しめるようなゲーム的な展示は少なく、『gamescom』との差別化もあるのかなと思いますが、ビジネス的な展示やカンファレンスのほうが充実していたように見えました。 ゲーム市場の成長が著しいアジアと国際的なパブリッシャーや開発者とがつながる社交場 として、アジアのゲーム会社やグラフィック制作会社がグローバルに進出するための関係値を構築するため、商談を行っている様子も見受けられました。
成岡) なるほど、ありがとうございます。規模感としてはどういった印象でしたか?
南雲) コロナ禍の前に行った韓国の『G-STAR』よりも小さく、今年参加した『BitSummit X-Roads』と同じぐらいでした。日本の大手開発会社が現地にスタッフを置くほどの市場規模でもないかもしれませんが、シンガポールでもゲームをエンターテインメントとして接してくれるプレイヤーがどんどん増えていることを感じています。実際、市街地を散歩しているときに、MOBAなどの対戦系のモバイルゲームをプレイしている人を何人も見かけましたし、地下鉄に乗りながらモバイルゲームをしている人もちらほらいて、日本の風景とそんなに変わらない感じでした。 そういったことを踏まえると、 「プレイヤー、クリエイター、全てをファンにする。」をミッションに掲げている弊社も、このような場所に出展してアジアをクリエイターやプレイヤーに認知してもらい、ファンを増やしていくことをやってみてもいいのかもしれないと思いました。
【新しい気づきと衝撃!アジア開催故の知見と、ゲームを作る上で必要だと感じたこと】 ここからは同じくプランナーの結城さんにも、一緒にお話を伺っていきたいと思います。
成岡) 結城さん、よろしくお願いいたします!
結城) よろしくお願いいたします。
結城知也さん。入社5年目で、プランナーやPMとして活躍されています。 代表の孟山に誘われて、チャレンジしてみたいと思いミスリル株式会社へ。 実際に働く中で、様々なことにチャレンジできる機会が非常に多いと実感しており、これからも挑戦し続けたいと感じているとのこと。 成岡) カンファレンスの様子も見学されたとのことですが、どういったお話をされていましたか?
結城) カンファレンスでは、BlizzardやWizards of the Coastといった欧米の老舗かつ有名なデベロッパーの講演もあり、刺激を受けました。 Wizards of the Coastの講演では、2042年の技術発展状況の予測をもとに、その時代のゲームにはどのような変化が起きるかの展望についても語られていました。Web3ゲーミング(ブロックチェーンゲーム)のインターオペラビリティという最先端トピックについてのお話も聴くことができ、興味深かったです。
カンファレンスのスライド写真。約20年後の技術発展に伴う変化について語られている。 成岡) ありがとうございます。これはアジアでの開催ならではだな!と感じたディスカッションはありましたでしょうか。
結城) そうですね、「どのように東南アジア文化のフレーバーをゲームに入れ込んでいくか」というテーマのパネルディスカッションがありました。 「グローバルに受け入れてもらえるようにする」という視点と、「ローカルな個性を出すことで独自の魅力を出して自分たちならではの表現を模索しよう」という視点のバランスをいかにとって制作を行うかということを、東南アジアのディベロッパーのみなさんは模索しているようでした。 ローカルな伝承をもとにした怪物の物語が、別の地域の伝承と似通っていて共感を得ることもあるという話があり、日本ならではの文化を取り込んだゲーム制作の際にもそのようなことは起きそうだなと興味深く話を聞きました。
カンファレンス参加者は、世界のデベロッパーやパブリッシャーなど60名以上の講演者が集まった。 成岡) 南雲さんは今回の視察を通して、プランナーとしてレベルアップする上で、今後どんなことを取り入れていきたいと思いましたか?
南雲) 僕自身は、プランナーとしては世界観やキャラ設定などのプランニングを強みとしたいと考えています。そのため 日本で育ったことで備わった価値観や知識、人生観などを個性としつつも、それをグローバルに受け入れてもらえるように世界観や表現が体験できるようなアウトプットをするセンスを身につける必要がある ことを再確認しました。それと同時に、カンファレンスで議論していた彼らほど深くは因数分解できてないなと痛感しました。
成岡) 新しい刺激を受けて、自分に足りないものと必要なものを再認識したということですね。
南雲) はい、そうですね…!今回参加した『gamescom asia』は、僕にとって「 目標と目標とのギャップを再確認する場 」になり、とても有意義な視察となりました。
成岡) 南雲さん、結城さん、ありがとうございます!ゲームショウの様子や感想をお聞きして、非常に充実していたことが伝わって来ました。今回の視察が、お二方がさらに活躍していく一助となることを感じます!
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◆余談:シンガポールにて、ゲームショウ以外での社員の過ごし方 視察後、食事をしている様子。カニ・エビ・カキの食べ放題に舌鼓を打ったそうです。 『gamescom asia』への参加は必須ですが、それ以外については各自で予定を立ててシンガポールを満喫していたようです。家族を連れてシンガポールに来ているメンバーがいたり、うまくやりくりして自費なしでシンガポールに行った人もいるとかいないとか。市街地を歩いたり、植物園や博物館に行ったりしながら、それぞれが思い思いにシンガポールを楽しんだようでした。
社員同士で海外へ視察にいくことにより普段とは異なる刺激を受け、仕事へのモチベーションが上がった社員も多いようです! (その他の支援について気になる方は以下も見てみてください!)
最後になりますが、ご興味持っていただけた方は、ぜひご応募ください! あなたと一緒に働けるかもしれない日を、私 成岡は楽しみにお待ちしております!