こんにちは!
KEC Miriz プログラミング事業部 営業課の足立です。
今回は、プログラミング事業部 本部長・永持さんをご紹介します。
アパレル業界でキャリアをスタートし、現在はプログラミング教育事業の本部長として事業を牽引する永持さん。
一見すると順調に見えるキャリアですが、その道のりは決して一直線ではありませんでした。アパレル時代の挫折、教育業界への転職、人事キャリアから全く異なる領域への挑戦。
さまざまな選択と挑戦を重ねながら、現在のポジションへ。
今回は「挑戦」をテーマに、これまでのキャリアや仕事観、そして今後の展望についてお話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
最速で店長。しかしチームメンバーが一気に退職したアパレル時代
教育業界へ。「人」に惹かれてKECへ入社
キャリアの選択基準は「まだ見えていない道」
「正直、迷いました。」訪れた大きな転機
未経験からの部長スタート
「挑戦」とは
Mirizのこれから。どんなチームをつくりたいのか
インタビューを終えて
最速で店長。しかしチームメンバーが一気に退職したアパレル時代
ー まずはこれまでのキャリアについて教えてください。
永持:
社会人として最初に働いたのはアパレル業界でした。販売スタッフとして働き始めて、その後、店長になりました。しかも同期の中で最速で店長になりました。
当時は「結果を出せば評価される」という環境だったので、とにかく売上を追いかけていましたね。
ー かなり順調なキャリアですね。
永持:
そうですね。ただ、今振り返るとかなりワンマンだったと思います。
店長時代、お店の売り上げばかりを考えていて、チームのことをちゃんと見られていなかったんです。
その結果、お店の中心だったメンバーから「店長にはついていけません!」と言われ、退職。他のメンバーも後を追って退職していきました。残ったのは私含め3名のみ。
ー 3名だけですか…?
永持:
はい。かなりショックでした。
それまで「自分は結果を出している」と思っていたんですが、
実は周りの人たちを大切にできていなかったんですよね。
自分のことばかり考えていて、チームのことを全く考えることができていなかった。
それに気づいた瞬間でした。ただ、そこからは自分の考え方を180度変えました。
自分が輝くのではなく、周りが輝けるようにするにはどうしたら良いのか。チームとして成果を生むにはどうしたらいいのか。そこに向き合うようになったんです。
採用にも関わりながら新しいメンバーを迎え、メンバーの声に耳を傾け、それぞれが何のために仕事をしているのか、何に興味があるのか、強み、課題は何か。
とにかくコミュニケーションを多くとり、メンバーに応じた役割を与え、少しずつチームを立て直していきました。
そして、結果としては以前よりも売上も上がり、チームとして成果を出せるようになっていきました。チームで仕事するって、こんなにも楽しいことなんだなということを感じた瞬間でした。
今も大切にしている考え方ではありますが、「人と仕事には誠実に」という基盤ができたタイミングだったと思います。
教育業界へ。「人」に惹かれてKECへ入社
ー そこから教育業界に転職されたんですね。
永持:
はい。転職活動では教育業界を中心に見ていました。
前職で採用や育成に関わることが多くなり、その子の背景を知る上で、幼少期や小学生のときの教育が重要なことを知る機会があったんです。
だからそこの教育に寄与できる仕事につきたいなという想いが強くなっていきました。
ー その中でKECと出会ったんですね。
永持:
そうですね。いくつかの会社を見ていましたが、その中で印象に残ったのがKECでした。もちろん事業にも興味はありましたが、一番大きかったのは面接で出会った人たちです。
話していく中で
「強いビジョンと行動力をもったKECの人たちと一緒に働いたら面白そうだな」
「この人たちと一緒に働いたら自分も成長できそうだな」
そう思えたんです。
最終的には、人に惹かれて入社を決めました。
キャリアの選択基準は「まだ見えていない道」
ー 入社後はどんなキャリアからスタートされたんですか?
永持:
入社のタイミングで、2つの選択肢がありました。
ひとつは教室長(集団指導の先生)、もうひとつは新規事業です。
ー かなり違うキャリアですね。
永持:
そうなんです。しかも条件も結構違っていました。
当時、代表の小椋さんからはこう言われていました。
「集団指導の先生を選べば、今と同じくらいの年収で下がらないよ」
実は学生時代に塾講師のアルバイトをしていたこともあり、教育の現場自体は自分にとって全く未知というわけではありませんでした。
一方で、新規事業はまだ立ち上げたばかりで、資金も潤沢ではありませんでした。
そういった背景があったので、正直に
「新規事業を選ぶなら、これくらい年収は下がるよ」
と事前に伝えられていました。
ー 私なら集団指導の先生を選びそうです(笑)
永持:
そうですね(笑)
普通に考えたら、先生を選ぶ方が安定していますよね。
でもそのとき、ふと思ったんです。
「せっかくなら、まだ見えていない道を選んでみよう」って。
自分の中では、100m先まで見えている道よりも50m先が見えない道のほうがワクワクするタイプなんですよね。
未知へのワクワク感を選んで、新規事業の道に進むことを決めました。
「正直、迷いました。」訪れた大きな転機
ーその後、人事部に異動され、採用や組織づくりに関わられる中で、
人事部の部長になるご準備までされていたと聞いています。
Mirizのプログラミング事業部の本部長への打診、率直にどう思われましたか?
永持:
正直に言うと、最初は「嫌です」と思いました(笑)
当時は人事部副部長として、人事部部長になって、やりたいことがいっぱいあったんです。
「これから人事としてもっともっと【人が集まる】会社を創りたい。KECで働くことが誇りとなるような組織を作っていきたい。」と思い、人事部長の就任のための準備もしていたので…
だから、プログラミング教育事業の話をいただいたときは、「今は人事としてやりたいことがあるので続けたい」と感じていました。
ー最初は断られたんですね…!!
永持:
そうですね。ただ、考えていく中で2つの気持ちがありました。
ひとつは、会社としてプログラミング教育事業部が手がける「プロクラ」がとても重要な事業であるということ。もうひとつは、これは自分にとって大きな挑戦になるかもしれないという気持ちでした。
ここ数年で、自分の視野や思考が広がってきた実感もあり、「これはさらに成長できるチャンスかもしれない」と思うようになりました。
その場では即答できず、1週間ほど考えた上で、最終的に「やります」とお伝えさせていただきました。
ー不安はありませんでしたか?
永持:
不安はありましたが、それ以上にワクワクの方が大きかったですね。
Mirizという新しいフィールドで、この事業をどう成長させられるのか。
まるでなんでも書ける白地図の上に、新しい道や町を書いて、世界を作っていくような感覚でした。
未経験からの部長スタート
ー実際に異動してからはどうでしたか?
永持:
正直、大変なことはたくさんありましたね。
まず、何も分からないところからのスタートでした。
プログラミングはもちろんですが、Minecraftすらほとんど触ったことがなかったんです。だから最初は本当に覚えることばかりでした。
教材の内容を理解したり、授業の流れを知ったり、プロクラという事業がどのように運営されているのかを一つずつ学んでいきました。現場の先生に話を聞いたり、授業を見せてもらったりしながら、少しずつ事業の全体像をつかんでいった形ですね。
また、事業責任者として意思決定をしていく難しさもありました。
情報がまだ十分にない中で、「この方向で進めるべきか」「どうすれば事業を成長させられるのか」を考え続ける日々でした。
全体像を把握しながら、メンバーのことを知り、同時に事業の方向性を決めていく。
振り返ると、そこに一番、時間とエネルギーを使っていたと思います。
ーMirizのメンバーと働く中で感じたことはありましたか?
永持:
Mirizのメンバーは、本当に優秀だなと感じました。
仕事のスピードが速く、物事の進め方も非常にスピーディーだというのが第一印象でした。
また、良かった点として、もともと人事として採用に関わっていたこともあり、知っているメンバーが多かったんです。そのため、コミュニケーションの面で大きく苦労することはありませんでした。
むしろ、人の部分ではとてもスムーズにチームに入ることができたと感じています。
だからこそ、最初に一番苦労したのは「プロクラという事業そのものを理解すること」でした。
「挑戦」とは
ー 永持さんにとって「挑戦」とは何ですか?
永持:
挑戦は、自分のエネルギーだと思っています。
振り返ってみると、自分が成長してきたタイミングって、いつも挑戦しているときなんですよね。
最初から自信があったわけではありません。むしろ、不安なことの方が多かったと思います。
アパレルの店長のときもそうでしたし、KECに入社して新規事業を選んだときもそうです。人事の仕事に挑戦したときも、そして今のプログラミング教育事業もそうですね。
毎回「本当にできるのかな」と思いながら、一歩を踏み出してきました。
でも、不思議とその一歩を踏み出すことで、これまで見えなかった景色が見えるようになるんです。そうやって少しずつ、自分のキャリアを積み重ねてきました。
ー 仕事をする上で大切にしている考え方はありますか?
永持:
実は、よく息子にも伝えている言葉があるんです。
それが「自分で決めた道を正解にしろ」という言葉です。
正解の道を探すのではなく、自分が選んだ道を正解にしていく。
そのために、挑戦し続けることが大事なんじゃないかなと思っています。
Mirizのこれから。どんなチームをつくりたいのか
ー 今後の展望について教えてください。
永持:
事業部長として、「事業をもっとスケールしたい」「KEC Mirizを人が集まる会社にしたい」という目標があります。
その中で大切にしているのは、自分のあり方です。
誰かに貢献できる存在であり続けること。そして、時代が変わっても必要とされる人間であり続けること。
社会はどんどん変化していきますし、市場も常に変わっていきます。だからこそ、その変化に適応しながら、成長し続けられる人でありたいと思っています。
ー 組織としては、どんなチームを目指していますか?
永持:
外部から見ても「プロクラ本部(プログラミング教育事業部)のチームはすごい」と言ってもらえるような組織にしていきたいと思っています。
「プロクラ」にご加盟いただいているフランチャイズのオーナーの方々や関係者の方々から見ても、「本部のメンバーは本当に優秀だよね」と思ってもらえるようなチームですね。
そのためには、一人ひとりが輝ける場所がある組織にしたいと思っています。
仕事そのものが好きな人もいれば、仲間と働くことが好きな人もいる。
もっと大きな役割に挑戦したいと思っている人もいます。
それぞれ価値観は違うと思うんです。
だからこそ、
「この職場に来ることがエネルギーになる」
そんな場所にしていきたいですね。
仕事をすること自体が、生きる活力になるような組織にしていけたらと思っています。
ー では最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?
永持:
自分の軸を持っている人ですね。
必ずしも大きな夢や野心がある必要はないと思っています。
でも、「自分が何を大切にしているのか」「なぜここで働いているのか」を、自分の言葉で語れる人とは一緒に働きたいですね。
それから、自分の可能性を諦めない人。
「こういうことをやりたい」と自分の意思を持って発信できる人は、やっぱり強いと思います。
あとは、素直に学び続けられる人ですね。
難しい課題や高い目標に対しても、「どうすればできるか」を最後まで考え続けられる人。そういう人たちが集まると、組織はどんどん強くなると思っています。
そしてもう一つ大事なのは、仕事を楽しめる人ですね。
せっかく働くなら、仕事そのものを楽しめる人と一緒に挑戦していきたいと思っています。
インタビューを終えて
今回、改めて永持さんにインタビューをさせていただき、これまでのキャリアや挑戦の裏側についてお話を伺いました。
率直に感じたのは、「もっといろいろ聞きたい」ということでした。今回伺った一つひとつのエピソードが、それぞれ記事になるのではないかと思うほど、非常に濃い内容で、全てを皆さんにお伝えできず残念です。
実は私自身、現在永持さんと「一つやり切るための習慣作り」として、毎週土曜日に朝活を行う約束をしています。
朝、喫茶店に行って本を読み、その内容を永持さんに報告する、というルーティンにお付き合いいただいています。(何を食べたとか、食レポも勝手にしています笑)
本部長でありながら、新卒の私の習慣作りにも本気で向き合ってくださる優しさや距離感の近さ、の根底にある「価値観」に今回のインタビューで触れることができたように感じます。
特に印象的だったのは、永持さんが「やり切ること」や「挑戦し続けること」を徹底してきたからこそ、今のキャリアにつながっているという点です。
小さなことをきちんと積み重ねること、やり切ることを大切にされている永持さんのもとで学ばせていただいていること自体が、自分にとって大きな財産だと感じています。
今回、改めて、挑戦し続けることの価値、そして「やり切ること」の重要性を考える機会となりました。
永持さんはKEC Mirizの採用選考にも関わられているので、もしかしたらお話しいただける機会があるかもしれません…!今回のインタビューを通して、「こんなことを聞いてみたい」「一度話してみたい」と思っていただけたら嬉しいです。