こんにちは、アイネの渡邊です。
株式会社アイネは、エンジニアのスキルアップを全面的に支援しています。
そこで、今回はアイネの資格支援制度とスキルアップ支援制度を紹介します。何れもユニークな制度となっておりますので、ぜひ最後までお読みください。
アイネの資格支援制度
全てのIT資格をカバー
資格支援制度とは、資格の受験料と合格祝い金を支給するというものです。
アイネの資格支援制度の大きな特長は、ほぼ全てのIT資格を対象としていることです。メジャーな資格だけでなく、マイナーな資格もカバーしています。直接仕事で必要でない資格でも構いません。資格試験に合格した場合、受験料も合格祝い金も支給されるのです。エンジニアとして興味があれば、何にでも積極的に挑戦できるようにしています。
エンジニア本人の挑戦したいという気持ちを最大限に尊重して支援する、それがアイネのエンジニア支援の考え方です。
先程、ほぼ全てのIT資格と書きましたが、対象となるIT資格は一応決まっていて、それはスキル標準ユーザー協会が公開している「ITSSキャリアフレームワークと認定試験・資格の関係」(*1)に記載されている資格です。こちらの資料ではIT資格のITSSレベル(*2)が分かるようになっており、ITSSレベルによってお祝い金が決まります。
*1)「ITSSキャリアフレームワークと認定試験・資格の関係」は現在Ver12.1が最新版になっており、一般的に知られているIT資格はほぼ全てが記載されており、新しいIT資格ができれば順次追加されていきます。情報処理技術者試験やベンダー系で人気のORACLE関連試験はもちろんのこと、最近ではAWS系、Azure系などクラウド関連の資格が追加されています。
下記URLから無料でダウンロードすることができます。なお、ダウンロードするに当たっては、所属、氏名等の入力が必要です。
https://www.ssug.jp/docs/req_doc-171.html
*2)ITSS(IT Skill Standard)
IT関連の業務に携わる人材の能力を評価する指標。IT領域を11種類の専門分野に分け、各7段階でレベルを設定するものです。IT資格で設定できるのは レベル1~4までであり、レベル5以上は資格試験では測ることのできないハイレベルになります。詳細はIPAのページを参照ください。
https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/plus-it-ui/itss/index.html
業務系資格も対象です
アイネは大企業の基幹システムの開発に携わっています。このため、ITスキルだけではなく、業務スキルも重要です。
そこで資格支援制度ではIT資格だけではなく、業務系として日商簿記検定、外務員試験も対象資格としており、業務知識のスキルアップを支援しています。また希望があれば、IT系、業務系を問わず、対象外資格の追加も可能です(業務に有用なことが前提です)。
高額な受験料も支給
資格支援制度のもう一つの特長は祝い金だけでなく、受験料も支給するということです。
情報処理技術者試験は比較的廉価な受験料(7,500円)になっていますが、ベンダー系資格は受験料が高額です。例えば、Oracle MASTER Bronze DBAは 34,300円です。挑戦意欲はあっても、これだけ高額だと思わず躊躇したくなるものです。そこでエンジニアが受験料の負担を気にすることなく、安心して資格挑戦できるようにしています。
アイネの資格についての考え方
ここでIT資格についてのアイネの考え方を示しておきます。ネット上にはIT資格不要論も流れていますが、アイネではスキルアップの一つの手段として有用であり、必要なものと位置付けています。私たちの考えを下記記事にまとめていますので、ご覧ください。
https://note.com/eine_note/n/n011134370007
「ITSSキャリアフレームワークと認定試験・資格の関係」について
資格支援制度を採用しているIT企業は多いかと思います。一方で対象資格や合格祝い金の設定にはかなり手間がかかります。また新しい資格も登場しますので、対象資格のメンテナンスも必要です。
アイネは当初、情報処理技術者試験中心の資格支援制度にしていましたが、エンジニア支援の資格としては不十分であり、何とかしたいと考えていました。そんな時、スキル標準ユーザー協会の「ITSSキャリアフレームワークと認定試験・資格の関係」という資料に出会いました。殆どのIT資格を網羅しており、レベル設定もされています。また随時更新(1~2年間隔)される資料です。この資料をベースにした資格支援制度の見直しを行い、現在に至っています。
アイネのスキルアップ支援制度
年間最大5万円まで支給
アイネのスキルアップ支援制度は、1人年間5万円を上限にエンジニアのスキルアップを費用支援するものです。
具体的には、書籍・雑誌(電子書籍可)、udemy等の有料動画サービス、講習会、eラーニング、通信教育など、スキルアップになるものであれば何でもOKです。またIT系だけでなく、簿記会計、金融証券などの業務知識、あるいはリーダー研修等のビジネスキルアップも支援します。講習会参加の場合、交通費も支給します。
年間5万円を月平均にすると約4,000円になりますので、IT系雑誌を定期購読し、残りを動画学習するのも良いかもしれません。あるいは、eラーニングでじっくりスキルアップするのも良いでしょう。
なお、利用に当たっては事前承認制を採用しています。多くの場合、問題ないのですが、業務との関連性が薄い場合は支給されない場合があります。
資格挑戦にも使えます!
例えば、基本情報技術者試験に挑戦したいと思った場合、テキスト、問題集の購入費用に使うことができます。udemyでの動画学習に使っても良いですし、通信教育の受講も良いでしょう。5万円の範囲内であれば、同時複数利用も可能です。
合格した場合は、資格支援制度により受験料が支給され、お祝い金も受け取ることができます。全くの個人負担なしでここまでできる制度になっているのです。
エンジニアのスキルアップ
アイネは楽しく仕事をすることをモットーにしています。仕事は苦行ではありません。嫌々ながら仕事をしていても、良いものは作れません。楽しく仕事しているからこそ、高品質のシステム開発ができます。だからこそ、楽しく仕事をすることを大切にしています。
そのためにも、エンジニアがスキルアップし、自信を持って楽しく仕事ができるよう全面的に支援しているのです。
エンジニアがスキルアップし、楽しく仕事をしていけば、自然と会社の業績もあがっていきます。会社とエンジニア、Win-Winの関係をアイネは大切にしています。