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【社長インタビュー】2025年の目標と我々の勝ち筋を分解

新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

と言いたいところですが、我々のクライアントでもあるJeju航空の悲しい事故が韓国で起こってしまい、心の底からおめでとうと言えない状況です。

この事故により尊い命を失われた搭乗者の皆さま、そしてご遺族の皆さまに深い哀悼の意を申し上げます。

日々明日を迎えられることに感謝を抱き、2025年も大切に過ごしてまいります。

弊社の韓国法人のメンバーは幸いにもこの事故の関係者はおらず、家族も仲間も含め、無事仕事始めを迎えられたことにも感謝しており、我々CREATIPが世の中に貢献することで変えられる世界をこれからも創り続けたいとより一層身が引き締まる想いです。

では、2025年の我々の目標へと参ります。


新年早々に最高のエンターテイメントと感動をいただきました。ノノガ最高!

目次

  • ①組織拡大/オールラウンダー型シャチの群れへ

  • ②国内企業への韓国式マーケティング導入本格化

  • 1.インフルエンサーマーケティング×コンテンツノウハウ

  • 2.コンサル的アプローチとマーケティング支援が共存

  • 3.高速PDCA

  • ③各業界のCV直結施策創出

  • ④実商品を売る側になり新規事業ローンチ成功へ


①組織拡大/オールラウンダー型シャチの群れへ

昨年多くの仲間との出会いに恵まれ、チームの人数が増えることでできることの量と質を大きく変えられることを肌身を持って味わいました。ここまで仲間の存在は頼もしいのかと。

今年も多くのチャレンジをしていく計画がありますが、年始からありがたいことに提案書をどのチームも描き続けている状態で、ありがたいことにどんどんと新しいクライアントが入って来ております。今年はある程度各チームのカバー範囲が明確になり、今後の組織を20年30年と支えるカルチャーがそれぞれのリーダーにより形成されます。

各事業のリーダーも今年から気合いを入れている中で、各チームがどんな業界の新しいクライアントにもワクワク応えられるように、クオリティとスピードを一貫して維持し、提案や施策の内容の色は豊富に、各お客様に合わせたオリジナリティある分析/企画を徹底してまいります。

日本国内のマーケティングエージェンシーでは、業界上位にいけばいくほど分業制が進み、一人当たりの能力は限度があり、大人数が集まって進行するため、スピードは落ち、各領域の関連性を活かした施策が組みづらくなっています。

一方で規模が小さくなるほど、意思決定や決断のスピードは上がりますが、支援範囲を狭めて集中したり、マーケティング全体への理解が浅かったり、利益率の高い支援内容しかやらなかったり。

どうにか、広範囲をカバーしながらも一気通貫下したマーケティングファネルへのアプローチを提供し、スピード感を維持しながら、各顧客なりの成功を掴みにいけないだろうかと悩み続けてきました。

悩みのポイントは、アプローチ範囲を広くもスピードを維持するために必要な、メンバーそれぞれの思考量と最低限の能力の保証です。言葉にするとシンプルだが簡単なことではない。経験による熟練度は時間が解決してくれるでしょう。ただ、論理的思考力と実行力とクリエイティビティはそう簡単に身につくものではありません。これまでの人生の経験においてどれだけ自分の欲や目標に向き合い行動し、現在においても様々な好奇心を世に世界に向けているのか。そんな自分らしさというオリジナリティを大切に努力をしてきたメンバーが必要になります。そしてそんな才能ある方が伸び伸びと活躍できる環境を、広範囲をカバーしながらも一気通貫下したマーケティングファネルを管掌し、各顧客に向き合ってオリジナリティを生み出せることに見出しました。欲を持つ素晴らしい才能が多く集結する環境が整いつつあります。

シャチという動物をご存知でしょうか?個々の戦闘力と脳みその大きさから導かれる戦略性は地球上の生物の中でもトップレベルにも関わらず、個々が最強の生物が獲物狩りを群れで行い、確実な成果を手にする。本当なら個体でも十分に獲物を捕獲することができるかもしれない。それでも成果にコミットするために群れになる。

我々も同じように、素晴らしい才能が集まりオールラウンダーとなり、確実に結果にコミットメントするチームとなる。

我々だからこそできることがある。


②国内企業への韓国式マーケティング導入本格化

昨年までは韓国や海外から日本に参入する(している)企業の支援を多く取り扱い、徐々に日本企業の支援も多く増やして参りました。

中でも、我々は日本のマーケティングエージェンシーが展開するセオリーをあえて踏襲せず、韓国で我々が長年築いてきたノウハウを中心に支援して参りました。具体的には、インフルエンサーとSNSなどのコンテンツの考え方とリサーチの深さからの施策への反映のスピードが違ってきます。

マニュアルや選ぶだけの変わらないリスト、意味のない具体性のないフレームワーク資料などない。その都度世の中の動きやお客様の状況に合わせて施策を生み結果が出るまでやる。しんどいがそれを継続することが一番の近道です。

そのためには、小さくとも細かい試行錯誤とチャレンジを繰り返し続け、アップデートを続けなければいけません。

他社の真似や過去と同じ施策の繰り返しではユーザーは振り向いてくれません。

それぞれの企業やブランドやサービスが自分たちの届けたい先をよく理解し、向き合い続けなければいけません。

当たり前なことを当たり前にやる。韓国はそれが強い。大変だ。だがやり遂げる。

その当たり前を日本に反映させ、日本を世界に連れていく。

企業の大中小、知名度の有無は関係ない。どんなお客様でも寄り添い続ける。我々がいる。その事実が重要だ。

今年から日本国内の様々なマーケティング関連のエージェンシーや各業界のクライアント支援ビジネスを展開する皆様との提携を積極的に行っております。



よく皆様とお話しする際に出てくる、「他の広告代理店との差別化ポイントはなにか」というご質問に回答している内容をこちらにも共有します。

1.インフルエンサーマーケティング×コンテンツノウハウ

アジアで唯一インフルエンサーマーケティングのアワードをいただいた我々CREATIPの極意、それが約15万人の繋がりあるインフルエンサーの中から、コンテンツの質やフォロワーからの関心度が高いインフルエンサーを選定し、インフルエンサーに頼り切ったコンテンツではなく、ユーザーのインサイトをよく理解した企画内容とトレンドを取り入れたコンテンツ企画力です。

インフルエンサーを独自の指標で定量/定性で評価し選定し、過去の実績や事例がなくとも我々の企画で伸ばしていきます。

これらのクリエイティブさはコンサルや広告運用やSEOなど数字中心の運用支援を行うエージェンシーがなかなか持てない特性です。

2.コンサル的アプローチとマーケティング支援が共存

我々メンバーの出身業界では、コンサル出身者が比較的多く、一方で事業会社の事業推進/企画の経歴がほとんどです。

通常、海外のクライアントを相手にする際、知らない国の知らない文化や経済やトレンドを理解してもらうためには、それなりにハイクオリティな資料を準備しなければ、説明がつきません。

コンサル側にいた経験もある私やメンバーからしても、コンサル以上のインサイトを提供できるのがマーケティングもできるコンサルタントです。売ることも考えているコンサルタントです。

それらを武器に長年チャレンジしてきた我々だからこそ提供できるアウトプットがある。

左脳すぎてもいけない、右脳すぎてもいけない、両方を持ち合わせてこその最適解を探り続けるチームです。

我々に分解できない業界や課題はないという覚悟で、分析をもとにした戦略設計からマーケティングの具体施策まで落とし込みます。

そのため、これはできないということなく、これまで売上が1万円以下でも1億円以上でも関係なく、各お客様に合わせたご提案と手段を都度ご用意し、支援しております。

3.高速PDCA

韓国が持つ文化の特徴で、ハイスピード/即決断という日本人とは真逆に近しい感性があります。

そして、小さな失敗は当然あるもので、リサーチする時間がたっぷりあるくらいなら、その間に仮設を全て試してしまおうという意識。最高です。

どれだけ机上の空論でコンサルっぽく資料を作り会議しても、結局やらないと結果は見えない。

であれば、小さな失敗でダメージが小さく抑えられるくらいまで、リスクを回避し、すぐに試して学習し、次の仮説と実行に繋げる。

スタートアップでは当たり前のことかもしれません。

ただこれが大きな企業でもできる、それが韓国の素晴らしいところです。

(代わりにトレンドのスピードも早く、人気の飲食店が半年で消えることもざらにあるくらい激しい競争社会です)

生ぬるい日本の安定の中で育ってしまった我々にとってはハードルが高いかもしれないが、小さな失敗にできるまでリスクを回避し行動できるために分析を行い、まずは試してみる。

これは特にデジタルにおいて、失敗しやすい、何度も試せる環境が多く揃っています。例えば、SNSの投稿も効果が悪ければアーカイブにできてしまうし、Storyは24時間で消えてしまう。数はいくらでも打てます。

そのため、SNSへの注力が韓国では特に意識されており、それらを通したブランディングやPR、コンテンツマーケティングが、商品の未来を大きく変えます。日本も同じくでしょうが、コンテンツへの意識とクオリティは段違いです。

おかげさまで、我々も多くの海外企業の日本進出を行う中で、メディアのアワードも昨年同時にいただけたことが、何よりの証です。

細かな仮説を繰り返し、最小限のリスクでチャレンジの数を増やし、最大の学習と成果を得る。
そのカルチャーの元、各商品の最適解になる施策を常時探り、いち早く形にする。それが我々CREATIPです。

③各業界のCV直結施策創出

上記で様々なマーケティング施策がこの時代にあることは皆さんも重々ご認識いただいたでしょうが、最終的にはモノが売れなければ意味がないですよね。

ブランディングが上手い、広告の調整がうまい、LPがうまく作れる、適切なインフルエンサーが選べるなど、これら様々な施策が最終的には販売に繋がらなければいけない。

そしてその購買が 継続して”欲しい”と思ってもらえるような流れを準備しておかなければいけない。

各業界でこれだ、という売り方が定着していますが、時代やデジタル技術の進歩とともに、トレンドも流入経路も変わり、買われる流れをアップデートしていかなければいけない。

我々のメリットは、様々な業界のお客様をご支援する中で、様々なPDCAの中で施策を試しています。

手段は業界を問わずあらゆる形態に応用できるため、それらを担うのがエージェンシーの役割です。

業界の垣根を越え、各業界に他業界の売れる施策をローカライズしていくために、様々今年はチャレンジングな施策を行ってまいります。


④実商品を売る側になり新規事業ローンチ成功へ

昨年末からあるプロダクトを試験的に製造し、CREATIPの名前を出さずに販売し、製品のクオリティからこだわり、販売前後から取り組みたい施策を様々試してみます。我々が本物なら、売れるよねと。

有名コンサルタントであっても、いざ自身のビジネスとなるとうまくいかない、口がうまくそれっぽいだけって結果にはなりません。売れるまでやり続けるし、もっと売れるために様々なチャレンジをする。

もちろんたくさん皆さんのもとに届けたいと思っていますが、自分たちのプロダクトを持てるワクワク感が久しぶりで、未来が楽しみです。

絶賛、商品開発を進めており、数年後には公になるようなところまで持っていけるようになります。

常日頃あらゆるクライアントとご一緒する中で、実際に商品を持つ皆さんがどんな気持ちでやっているのかを、常に我々も肌身を持って感じていたい。

クライアントの商品がたくさん売れる施策を見るとワクワクと喜びが溢れる以上の感情が待っているでしょう。

以前の環境では自信を持って出せていないことから葛藤がありましたが、今回はこだわります。成功するまでやめません、なので辞めることは永遠にない覚悟です。


長々と書いてきましたが、最近は嬉しいことばかりで、2024年は無事に黒字化で、前年比4倍近くの成長を成し遂げ、営業利益率も想定以上に出すことができ、仲間に感謝です。いつもありがとう。

まだまだ私も現場でせかせかと動き回る日々ですが、この焦燥感や手触り感を永遠に味わっていたいと思う青春を味わえています。

それらは全て、愛する家族や仲間やご協力会社の皆様、そしてクライアントの皆様のおかげです。


今年も健康的な人生を最優先に、楽しみながら駆け抜けていきます。

少しチャレンジな目標も多いですが、越えます。


2025年の振り返りまでどうぞ温かく見守ってください。


株式会社CREATIP 代表取締役社長 蝦名将


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